2015年11月2日放送
2015/10/31(土)・11/1(日)開催
目次
4回東京8日目・9日目
東京芝 土:-1.1 日:-1.1 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒1だった。4回東京は開幕週が3日間開催だったので、ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた4日目以外はマイナス1秒前後で推移している。
3週目までは4日目を除くと大まかに徐々に時計が掛かって行ったが、先週はBコースに替わって、先々週よりも時計は出やすくなった。逃げて連対した馬は土日で4頭いるが、全体としては中団・後方からの差し馬が優勢だった。ただし、内を突いて来た馬もいますし、外を伸びてきた馬もいた。なお、開催は替わるが、今週と来週はそのままBコースが使用され、そして後半の2週はCコースが使用される。
東京ダート 土:+0.2 日:+0.3
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3だった。さかのぼって9日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた2日目・4日目・5日目を除けば水準レベルの数値で推移していたが、先週は今開催で初めてプラスになった。
水曜日に1ミリの雨が記録されたが、 ※ 水準か水準前後で推移していて、大きく変わった訳ではない。連対馬の脚質を見ると、土曜は逃げ・先行の粘り込みが目についたが、差しが効かなかった訳ではない。日曜日は偏りは見られなかった。
番組注目馬
- 土曜東京12R 9着 ミッキージョイ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜東京12R 1着 ウインオリファン
- 日曜東京10R 1着 ダッシングブレイズ
吉岡哲哉 次走推奨馬
- 日曜東京11R 5着 アンビシャス
※引っかかった。あれだけ引っかかって4コーナー大外。押さえきれない。そこからまた伸びて0秒2差ですからちょっと凄いなと思った。毎日杯3着の時も引っかかっていたが、ホント今回は半端じゃなく。もちろんこれで折り合い面に課題は残ったが、これをクリアできればホント来年は大きい所を狙える馬になると思う。次走がどのレースになるかちょっと読みづらいが、距離を伸ばすという事はもう無いと思うので、どこを使っても重い印を打てると思っている。
4回京都8日目・9日目
京都芝 土:-1.2 日:-1.0 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒0だった。4回京都も開幕週は3日間開催だったので、ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒台だったが、開催の進行と共に徐々に時計は掛かってきている。
京都については先週までAコースだったので、徐々に時計が掛かって来るというわかりやすい推移。先週の土日で比較しても、日曜の方が掛かっていた。ただ、京都も連続開催で、今週からの5回開催では前半2週がBコース、後半2週はCコースが使用される。コースが替わるので、マイナス方向に戻すかもしれない。なお、先週の連対馬についてだが、差し馬がやや優勢だったが、前へ行った馬が不振という程ではなかった。
京都ダート 土:-0.3 日:-0.4
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒4だった。さかのぼって9日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス0秒8からマイナス0秒3の間で推移しており、それほど大きな動きではない。
開催を通じて良馬場という事もあったのだろうが、馬場コンディションには大きな変化はなく、時計の出方もほとんどマイナス0秒5前後で推移している事になる。次に連対馬の脚質についてだが、目立った偏りはないものの、前へ行った馬がやや優勢だった。
番組注目馬
- 土曜京都07R 2着 エイシンアロンジー
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜京都07R 1着 シュヴァルグラン
3回福島1日目・2日目
福島芝 土:-1.1 日:-1.1 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日共にマイナス1秒1だった。
昨年の秋の福島は3回・4回が連続開催で、3回開催初日はマイナス1秒9でスタートした。それほどには高速馬場ではなかった訳だが、先週も速い時計の出るレベルだった。連対馬だが、日曜は前へ行った馬の粘り込みが多かったが、土日を通して見ると偏りはなかった。3回福島は3週の開催で、今週もう1週Aコースが使用され、最終週はBコースが使用される。
福島ダート 土:-0.3 日:-0.3
先週の馬場差1700m対象の数値は土日共にマイナス0秒3だった。
ダートはマイナスの数値だったが、水準に近いレベル。土曜の序盤は逃げ・先行の決着が続いたが、土日トータルで見ると目立った偏りはなかった。後方からの追い込みはないが、これは特筆するような事ではないかと思う。
番組注目馬
- 土曜福島01R 5着 ビップフウマ
※敗因は出遅れに尽きるが、追い上げにも脚を使いましたし、直線4番手に上がったところで流石に力尽きて5着に下がった。ただ、5着で着順による優先出走権を確保できましたので、この後中2週ぐらい間隔を開けて使ってくれば、元々勝ち負けレベルの馬ですからスタートさえ決まれば行けると思う。
勝ち馬の内次走上位候補
- なし
吉岡哲哉 次走危険馬
- 日曜福島11R 3着 ノボバカラ
※連闘使いで格上挑戦、それでいて見せ場たっぷりの3着ですから、次走自己条件を使えば上位人気に支持される事は確実。しかし、安易に飛びついて良いのかなという気がしている。早めに先頭に立って、かなり厳しいレースで本当にこのレースは中身が濃い。しかし、元々ゲート内の中立が良くなかった馬ですし、次走万が一出遅れたりすると後方で折り合いを欠いてしまうという不安がありますし、中身は濃いが次につながるレースだったとは思えない。
ワンポイントアドバイス
- 今なお使える日野特別