2014年9月29日放送
2014/9/27(土)・9/28(日)開催
目次
3回新潟5日目・6日目
- 新潟芝 土:-0.4 日:-0.3 Aコース
- 直 土:---- 日:±0
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3。直線1000mは土曜はレースが行われず、日曜はプラスマイナスゼロだった。まずここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、終日良馬場発表だった日はほとんどマイナスの数値。先週は先々週と比較するとややマイナス方向に戻した形になる。なお、直線1000mはこの開催2日目を除くと水準か水準よりやや速いレベルとなっている。
理由としては先々週行わなかった芝刈りを先週は実施したという事が、速くなっている要因として挙げられるかもしれない。JRAの金曜発表があるが、この比較では野芝が先々週は12から14センチだったが、先週はおよそ11から13センチとちょっと短くなっていた。
時計の出方はマイナス方向に戻したとしても、インコースの状態はそれほど大きくは変わっていなかった。外回りでは4コーナーではインを通るが、徐々に外に出して直線半ばからは内から4・5頭分は使わないという競馬が目立った。内回りではただ4コーナーで外に出すとロスが大きすぎるという事か、4コーナーから直線までインコースを使う競馬となっている。オールカマーでも4コーナーからインを開けずになだれ込む競馬となったが、内から伸びた馬が2着に入っている。外回りでは差し馬の進出が目立つのに対して、内回りでは前めに位置した馬が粘っている。
- 新潟ダ 土:-0.4 日:-0.4
- 1200 土:-0.5 日:-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。まずはここまで12日間の馬場差を振り返っておく。1800mは前開催後半プラスの数値が続いたが、この開催に入って2日目からプラスマイナスゼロの馬場差が続き、先週はマイナスゾーンとなった。1200mは前開催11日目の12Rを除けばマイナスゾーンで、時計の出方は異なるものの、総じて速い時計の出るコンディション。
1800m対象の馬場差だが、先々週よりも速くなった原因は中間に降った雨の影響じゃないかと見ている。ただ、1200mについては大きな動きはなく、安定している。中団にいた馬同士の決着も何鞍か、今までよりも少し差しが決まっていた感じがする。ただ、後方からの連対がありませんので、基本前有利の傾向は変わっていないという事。
番組注目馬
- 土曜新潟05R 2着 ブルックデイル
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜新潟05R 1着 ステラスターライト
- 土曜新潟12R 1着 パシャドーラ
4回阪神5日目・6日目
- 阪神芝 土:-1.6 日:-1.6 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒6だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒台でかなり速い時計の出るコンディションが続いている。
開催3週目だが、水曜日に24ミリ、木曜日に55ミリもの雨が降ったが、発表は良に回復していた。さらに先週からBコースに変わった事で、今開催で最も速い時計の出るコンディションになった。Bコースになった事も影響しているのか1秒を超えるようなペース補正の入るレースはなかった。その結果タイムランクがSになったのも1つだけ。
- 阪神ダ 土:-1.2 日:-0.8
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、先週土曜以外はマイナス0秒8かマイナス0秒7。
水曜・木曜と降った雨の影響で土曜は速い時計の出るコンディションだった。それと比べれば日曜は乾いて、先々週のレベルに戻った。先々週後方や中団の馬の連対が目立ったが、先週は先行・好位勢が優勢となった。11レースあったので計22頭の連対馬の内、中団にいた馬が6頭。後方がゼロで、逃げが3頭、先行7頭、好位6頭と基本的には前につけないと勝負圏にはないというダートになった格好。
番組注目馬
- 日曜阪神06R 2着 ミッキーアップル
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神06R 1着 クロスクリーガー
- 日曜阪神09R 1着 フルーキー
市丸博司 次走推奨馬
- 土曜阪神02R 1着 クラリティスカイ
※残り600mから鋭い脚を使った。血統的にも非常に楽しみな馬なので、次走はぜひ買ってみたいと思う。
市丸博司 次走危険馬
- 日曜阪神10R 1着 エイシンヒカリ
※何しろEランクですし、逃げ一手というのもありますし、オープンで通用するかどうかはちょっと次走試金石というところもあるが、人気になるのは間違いないだけに、ここはちょっと嫌いたいと思う。
ワンポイントアドバイス
- 新潟の内回りと外回りの違いに改めて注意