2014年5月5日放送

提供: 先週の結果分析
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2014/5/3(土)・5/4(日)開催

2回東京3日目・4日目

  • 東京芝 土:-0.9 日:-0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週がマイナス1秒0、先週がマイナス0秒9で、大きな動きはない。
 馬場差は1週目とほぼ同じで、なおかつ傾向も1週目とほぼ同じだった。スローペースが多いので、前が残る事も少なくはないが、スローでなければ差し馬が届く。仮にスローであっても、切れる差し馬なら差しきれるというレースが多かった。流れが向かずに不発というケースはあるが、馬場そのものの影響で差し届かないという事はない。今週までAコースが使用されて、その後Bコースに移る。

  • 東京ダ 土:-0.1 日:+0.2

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、先週土曜だけはマイナスゾーンだったが、大きく動いた訳ではなく水準に近いレベルだった。
 雨の影響が少し残っていた土曜はちょっと時計がやや速くなって、そのため土日で馬場差に違いがあるが、1週目に引き続いてほぼ標準の馬場だったと言える。土曜は逃げた馬が4勝して日曜は差し馬の活躍が目立つが、土日で馬場の傾向が違ったとまでは言えないと思う。力があれば逃げ切りも差しきりも可能だったという事。

番組注目馬

  • 土曜東京06R 2着 リッカルド

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜東京02R 1着 トーセンハリケーン
  • 日曜東京04R 1着 アンプラグド

※今回初の東京コースだったが、スローペースを後ろから差しきって楽勝だった。次走が東京芝500万なら連勝も可能ではないかと思う。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜東京08R 1着 エポワス

※タイム分析で触れたレースだが、超スローペースで前残りで、かなり恵まれた逃げ切りだった。次走昇級戦となるので、全然人気にならなかったらごめんなさいだが、まだキャリア7戦で3勝という戦績なので、1000万下でもそこそこ人気になるだろうと判断した。


3回京都3日目・4日目

  • 京都芝 土:-1.9 日:-1.9 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒9だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておく。開幕週はマイナス2秒台、先週はそこまでではないにしても、マイナス1秒9ですからかなり速い時計の出るコンディションだった。
 馬場差は1週目よりは水準後方に動いたが、相変わらずの超高速馬場。しかし圧倒的に前が有利という程ではなくて、特に外周りではそこそこ差しが決まっている。1週目に好走が多かったディープインパクト産駒は先週京都の芝で2勝だった。しかも天皇賞で1番人気のキズナが4着に終わったが、そもそも1週目に比べて出走数が少なかった。という事で、速い時計は出るけれども差しも効くというディープインパクトに向いた仕様の馬場であることは間違いない。今週もレース当日が雨でなければ、先週と比べていきなり時計が掛かるようになるという事はないので、特に外回りはディープインパクト産駒を軸に予想を組み立てるのが基本線となる。今週もう1週Cコースが使用されて、その後Dコースに替わる。

  • 京都ダ 土:+0.5 日:+0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開催初日がプラス0秒4、2日目以降はプラス0秒5で、やや時計が掛かるレベルで安定している。
 馬場差は2日目と同じだった。で、京都にしては差し馬が多く好走しているというのも1週目と同じだが、土曜は7レース中4レースで逃げた馬が2着以内に入っている。基本的にはだいたい先行有利というのが、京都ダートのパターン。

番組注目馬

  • 土曜京都02R 2着 リノリオ

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


1回新潟1日目・2日目

  • 新潟芝 土:+0.3 日:+0.3 Bコース
  • 直1000 土:+0.4 日:+0.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒3。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒2だった。
 新潟の1週目に良馬場なのにプラスの馬場差という珍しい事になった。この開催の前にエアレーション作業を行って、馬場が固くない事と、野芝がまだ生育途上の時期という事で、やや時計が掛かった原因はハッキリしている。で、エアレーション作業した馬場というのは、開催が進むにつれて踏み固められて、固くなっていく場合がある事。そして野芝がこれから生育する事を考慮すると、2週目以降に先週より速い時計が出る馬場になって行く可能性があるので、注意してください。先週は開幕週なのに、前が残りにくくスローでも差し馬が好走した。これは昨年夏の新潟でも見られた事で、これもエアレーション作業の影響と思われる。なお、直線1000mの馬場差が土日で異なるが、これは土曜の方が直線の向かい風が強かったため。そして、この開催は全てBコース使用となる。

  • 新潟ダ 土:+1.1 日:+1.1
  • 1200 土:+0.2 日:+0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス1秒1。1200m対象の数値は土日ともにプラス0秒2だった。
 昨年春の1週目はかなり強い風が吹いていて、その影響もあって1800m対象の馬場差はプラス2秒6だった。それに比べれば馬場差プラス1秒1の先週は時計の掛かる馬場という程ではないが、力のいる馬場で下級条件のレースが多く行われるので、1800mでは直線でバテる馬がたくさん出て、結果的に差し馬が届くという事が多かった。1200mもプラスの馬場差ではあるが、1800mほどではなくて、こちらは新潟の1200mらしく、前めにつけた馬の好走が多かった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟01R 1着 タイセイマジック

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜新潟01R 1着 タイセイマジック

※気性に若さが残る事も考慮すると番組注目馬にするのはちょっと怖いが、所詮私1人の責任で済むならと推奨できる。新潟芝1600mで勝てるダイワメジャー産駒は上のクラスで通用するというのは、大体私の個人的な理論でもあるので、私個人の推奨馬とさせていただく。


ワンポイントアドバイス

  • 前走も東京