2014年2月25日放送

提供: 先週の結果分析
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2014/2/22(土)・2/23(日)・2/23(日)開催

1回東京7日目・8日目・6日目

  • 東京芝 土:-0.5 日:-0.5 月:-0.5 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日月全てマイナス0秒5だった。まず、8日間の馬場差を振り返っておく。開幕週はマイナス0秒6と速めの時計が出るコンディションでスタートしたが2週目・3週目は雪の影響を受け、開幕週よりも時計が掛かった。ただし、水準レベルですので、大きく時計を要した訳ではない。そして4週目は3日間全て良馬場で開幕週に近い馬場差に戻った。
 金曜正午のJRA発表によると芝は良だったが、ダートは稍重だった。つまり、良馬場と言っても乾ききったコンディションではなかったということ。その後少しずつ乾いて行った分と、3日間の開催で荒れていった分が相殺されて全て同じ馬場差になったんだと考えている。ちなみに、3日間全て芝は5鞍ずつあったが、連対馬の脚質を見ると中団・後方からの差し馬が土曜日は3頭、日曜日は4頭、月曜日は5頭と増えて行っている。たまたまかもしれないが、流石に最終週の3日間開催ですから、ジワジワと荒れて差しが効きやすくなっていたという可能性はある。

  • 東京ダ 土:+0.5 日:+0.5 月:+0.5

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日月ともにプラス0秒5だった。まずは8日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週はやや時計の掛かるレベルでスタート、2週目・3週目は雪の影響でマイナスゾーンに入り、特に3週目はかなり脚抜き良いコンディションだったが、先週は開幕週とほぼ同じレベルに戻った。
 1週目と4週目はほぼ同じ馬場差でやや時計が掛かっていた。逆に3週目は超高速馬場。1日のみの開催だった2週目はほぼ水準から速い馬場へと変動した。この点は今後時計比較の際には注意してください。
 先週の連対馬の脚質だが、逃げあり追い込みありで多彩で、いかにも東京らしい結果になった。開催を通して馬場差は大きく変化したが、連対馬の脚質傾向については、ほとんど変わりがなかった。この点は記憶しておきたい。

番組注目馬

  • 日曜東京04R 2着 サンマルホウセキ

※まだまだ上積みはあると思う。体が増えて行けば良いなと思う。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 月曜東京05R 1着 レッドソレイユ
  • 月曜東京06R 1着 サトノルパン

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 日曜東京04R 3着 アースプレイ

※左回りの方が良いと思うが、今回より距離を縮める手があると思う。たぶん、左回りで芝1400m辺りがベスト条件だと思うので、そこを使ってくれないかなと期待を込めている。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 土曜東京01R 2着 アンジュシュエット

※これでタイムランクEのレースで連続2着。前走が1分28秒8、今回が1分28秒6とほぼ同じタイムでしか走っていない。この後中山のダートになると1200mと1800mの選択になるので、これもちょっと微妙な距離なので、ちょっと次中山では手を出しづらいタイプじゃないかなと思う。


2回京都7日目・8日目

  • 京都芝 土:-0.2 日:-0.2 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、Bコースに替わった今開催1週目はマイナスの数値だったが、その後2週は雨や雪の影響で時計が掛かった。しかし先週はマイナスゾーンに戻った。
 先週はこの開催2週目・3週目のように水分を含んだコンディションではなく、連続開催の最終週とは言え、マイナス方向に戻した格好。つまり高速馬場という事ではないが、2週目・3週目よりは時計が出やすくなっていた。脚質・コース取りについては、内を立ち回った馬や内を突いた馬の上位進出が目についた。外を通ると全く伸びない訳ではない。追い上げてはいるが、やはり内の馬が止まらなかったという感じがする。

  • 京都ダ 土:+0.1 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、3週目まではマイナスゾーンだったが、先週はプラスの数値だった。
 プラスの数値とは言え、水準に近いレベルだが、この開催3週目までと比較すると時計が掛かっていた。土曜から日曜の前半にかけては京都らしい前有利の競馬が続いたが、日曜の午後になって突然追い込みが決まりはじめた。もちろん、この日は馬場が変動している訳ではありませんから、たまたまと考えるのが自然だと思う。

番組注目馬

  • 土曜京都12R 2着 ビービートレイター

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都05R 1着 サウンズオブアース
  • 日曜京都02R 1着 モズスター

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 土曜京都05R 1着 サウンズオブアース

※今回はリフレッシュ放牧明けで、ポン勝ちを決めた。まだまだ上積みがありますし、昇級即通用。それぐらいの能力はあると思っている。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 日曜京都10R 4着 カフェシュプリーム

※楽な逃げに持ち込めたように見えたが、ラスト200mがいばらの道でゴール寸前で差されて4着。わずかか0秒2差でしかないが、昨年も冬場4着・3着・3着と来て3月以降11着・10着。そろそろ使い込んで来たツケが回ってくるのではないだろうか。


1回小倉5日目・6日目

  • 小倉芝 土:-0.6 日:-0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、前半2週は雨や雪の影響を受けて、マイナスの数値の日がなく特に3日目はプラス1秒台だった。しかし、先週は一転してマイナスゾーンに入った。
 前半2週と比べて乾いたコンディションで行われた事と、さらに先週からBコースに替わった事もあって、3週目にしてこの開催では最も時計が出やすいレベルになった。そもそも生えそろった芝を見れば、前回も言ったが天候が良ければ前半2週より時計が出るという事は予想ができた。今週も先週のような天候なら大きく時計を要する事はないと思う。あと脚質、インコースで先行した馬、内を突いて差して来た馬の活躍が目についた。

  • 小倉ダ 土:+0.5 日;+0.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。こちらもまずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週はマイナス1秒台の速い時計の出るコンディションだったが、先週はプラスの数値だった。
 馬場発表自体前半2週は良馬場の日がなかったのに対して、先週は土日ともに良馬場で、乾いたコンディションになった。やや時計の掛かるレベル。前半2週との比較では、コンディションは一変した。Eランクで完全タイム差がプラス2秒4という日曜1Rは論外としても、後方からがダメという訳ではないが、やはり先行・好位組が有利だった。先々週もそうだったが、後方から上位に来ていたのは、向正面ぐらいから早めに動けるタイプが多かった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 土曜小倉11R 1着 ポイントブランク

※ひとまず次走推奨馬の方で挙げるが、実はこの馬は次走推奨馬にも危険馬にもなり得る存在。今回ダート1700mで勝ったが、1600万のダート1700mはクラス再編成まで組まれていない。とすると、休養しない限りは、今回と異なる距離に出走する事になる。この馬スピードがあって、前向きすぎる気性。この気性は昇級して1600万下だとダートの1800mでは距離が長く、失速する危険性がある。逆にダート1400mなら位置取り不問で折り合って弾けるイメージがわく。つまり、昇級してダート1400mに出走すれば買いたい。逆にダート1800mなら消したいという馬。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 土曜小倉10R 4着 ゲットアテープ

※コメント特になし。


ワンポイントアドバイス

  • ジョッキー・田辺論