2014年11月10日放送

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2014/11/8(土)・11/9(日)開催

5回東京1日目・2日目

  • 東京芝 土:-1.4 日:-1.3 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス1秒3だった。連続開催ですので、まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。前開催8日目終盤から9日目を除くと全てマイナス1秒台で速い時計の出るコンディション。
 土曜日は前開催の開幕週に近いレベルの高速馬場だった。日曜日は午前中雨が降ったが、時計の出方としては土曜日とあまり変わらず、1日を通して同じ馬場差になっている。一方連対馬の脚質だが、大きな偏りはないが、日曜の方が中団・後方から差してくる馬が目立った。なお、今週もう1週Bコースが使用されて、後半2週はCコースが使用される。また、この開催は3週目が3日間競馬なので、トータル9日間の開催になる。

  • 東京ダ 土:+0.2 日:+0.2

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響で時計の出やすくなった前開催6日目・9日目を除けば、水準かそれに近いレベルで推移している。
 日曜の朝に雨が降ったが、芝同様に時計の出方に影響はなかった。前開催から通じて良馬場なら水準か水準より少し時計の掛かるコンディションで安定している。しかし先週は連対馬の脚質傾向が一変した。差し馬同士の決着はEランクとなった日曜の最終レースだけで、内を通る逃げ・先行馬の前残りが目立った。トラックバイアスがあったとは断言できないが、東京コースとしては異例の外差しが効かない週だった。

番組注目馬

  • 土曜東京06R 2着 ニーマルキング

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京02R 1着 パッショネイトラン
  • 土曜東京04R 1着 ドゥラメンテ
  • 土曜東京06R 1着 レレマーマ
  • 日曜東京04R 1着 スモーダリング
  • 日曜東京09R 1着 ルージュバック

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 土曜東京08R 2着 キミノナハセンター

※とにかくこの3歳の秋を迎えて馬が非常に大人になって、レースが上手になった。折り合いもつくし、自分でレースを作ると。これならコース・距離あまり関係ないと思いますし、能力的に1000万は次卒業してもらわないと困る。今後の成長株。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 土曜東京10R 9着 リベルタス

※確かに流れに乗れず、直線も前が壁になって力も出し切った訳ではないが、この馬は人気が先行して常に人気馬になって、その人気に堪えられない。特に前回不利があったが、やはりちょっと瞬発力勝負では常に取りこぼしがあるというのは改めて、認識した。


5回京都1日目・2日目

  • 京都芝 土:-1.6 日:-1.4→-0.8 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜はマイナス1秒4からマイナス0秒8へと変動した。連続開催ですのでまずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催8日目そして先週日曜後半を除けば、全てマイナス1秒台の数値で速い時計の出るコンディションとなっている。
 京都も連続開催の5週目。Bコースに替わって最初の日となった土曜日はマイナス1秒6の馬場差で高速馬場だった。日曜日にしても速い時計の出るレベルではあったが、終盤まで雨が降り続いて後半は前半と比較すると、やはり時計が掛かっていった。連対馬の脚質を見ると、コース替わり最初の週という事もあって、内めを通った方が有利ではあったが、差し馬あるいは、外を回った馬が届かないというほどではなかった。今週もう1週Bコースが使用され、後半2週はCコースが使用される。乾いた馬場なら速い時計の争いになると思う。なお、5回京都も3週目が3日間競馬で、トータル9日間の開催となる。

  • 京都ダ 土:+0.2 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催最終日、そして今開催の初日を除くとマイナス0秒5からマイナス0秒3の間での推移となっている。
 前開催はプラス0秒1だった9日目を除くと良馬場でも全てマイナスの数値だったが、先週の土曜日はプラス0秒2。つまり連続開催を通じて最も時計の掛かる日となった。一方日曜日だが、発表こそ1日中良だったが、雨の影響で少し脚抜きが良くなった。ただ、午後は小雨が降り続いていたが、馬場差は変動ではない。いずれにせよ、同じ良馬場でこれだけ馬場差に開きがあったという点は最大のチェックポイントになる。土曜日だが、京都ダートとは思えないくらい、追い込みが決まった。日曜日は通常の京都の様相で、これはコンディションが変わったと言うより、たまたま土曜日は展開的なものでそうなったと考えている。

番組注目馬

  • 土曜京都05R 3着 ビーチパラソル

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都05R 1着 エイシンカラット
  • 日曜京都05R 1着 シャイニングレイ


4回福島1日目・2日目

  • 福島芝 土:-1.2 日:-1.1→-0.5 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1からマイナス0秒5へと変動した。連続開催ですので、まずここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておく。雨の影響を受けた先週日曜の後半を除くと、全てマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションとなっている。
 先週からCコース。土曜は依然として速い時計の出るコンディションだったが、かと言って前開催の開幕週のレベルに戻るという程ではなかった。そして日曜は後半雨が降り、徐々に時計が掛かって馬場差は水準方向に近づいて行った。連対馬の脚質を見ると、雨が降って時計が掛かっていた日曜後半を除くと、前めにつけて内を立ち回った馬が優勢だった。4回福島は2週の開催で、最終週の今週は引き続きCコースとなる。乾いていれば、外差し馬場にはならないと思う。

  • 福島ダ 土:+0.4 日:+0.4

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒4だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、前開催は水準か水準前後の馬場だった。先週はこの秋の福島で初めて土日ともプラスの数値となった。
 ここまで3週馬場発表は別にして、土曜は全て雨の影響を受けていたので、土日で馬場差が違っていたが、先週は中間全く雨が降らなかったので、土曜日はその影響が無かった。日曜日は午後の小雨で芝は変動となったが、ダートは時計の出方に替わりはなかった。開催を通じて最も時計が掛かっていた事が関係しているかどうか、それはわからないが、先週は福島ダートにしては、中団・後方からの連対が目についた。

番組注目馬

  • 日曜福島01R 2着 リリーウイナー

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • カネヒキリとヴァーミリアン