2013年8月19日放送
2013/8/17(土)・8/18(日)開催
目次
2回新潟7日目・8日目
- 新潟芝 土:-0.5 日:-0.5
- 直・土:-0.1 直・日:-0.1 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともマイナス0秒5。直線1000mは土日ともマイナス0秒1だった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、2000m対象は全てマイナスの数値だが、マイナス1秒台になった日はない。直線1000mについては、マイナス0秒3からプラスマイナスゼロの間での推移。
この夏の新潟開催は雨の影響を受けた週が多いという事もあるが、いかにも夏の新潟という高速馬場にはなっていない。全体としては大きな変化はなくて、開催が進むにつれて徐々に時計が掛かるようになってはいる。6週のこの開催全てAコース使用なので、雨の影響を考慮しなければこの後もゆっくりと水準方向に近づくはず。
- 新潟ダ 土:-0.2 日:±0
- 1200・土:-0.6 1200・日:-0.6
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロ。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは4日目を除けば水準か水準前後の数値で推移しているが、1200mは4日目以降速い時計が出るコンディションが続いている。
先週は雨の影響もなくてこの開催の標準的な馬場だった。新潟にしては差し馬が上位に来ていたという印象があるが、全体の傾向としては前が有利。時計の出方についても脚質傾向についても要するに特に補足する事はないという事。
注目馬
- 日曜新潟06R 3着 クラウンマイスター
※中山の芝1600mに出走してきた時の自信度が一番高い
勝ち馬
- 土曜新潟09R 1着 ミッキーナチュラル
- 日曜新潟09R 1着 トーセンターキー
2回小倉7日目・8日目
- 小倉芝 土:-1.3 日:-1.2 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの馬場差で4日目を除けばマイナス1秒を超える速い時計の出るコンディション。なお、2回小倉も6週の開催。
Aコースが連続4週間でかなり差しが決まるようにはなっているが、馬場差はまだマイナス1秒台だった。今週と来週Bコース使用となるので、来週は馬場差が先週よりもマイナス方向に動きそうで、となると開催終了まで時計の掛かる外差し馬場というものにはなりそうにない。
- 小倉ダ 土:+0.4 日;+0.4
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒4だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒台にもプラス1秒台にもなる事はなく、マイナス0秒6からプラス0秒5の間で推移している。なお、週によってさらには開催日によって時計の出方は異なっていたが、同じ週の土日で馬場差が同じだったのは先週が初めてだった。
時計の出方が週毎にリセットされているという感じで、事前にこういう馬場だと決めつけない方が良いが、基本は先行有利。差し馬が届くのは主に1700mでラスト200mの時計が掛かって、最終的に全体のタイムランクがDやEになった場合。小倉のダートらしい傾向になっている。
注目馬
- 日曜小倉04R 2着 メイショウホノボノ
勝ち馬
- 土曜小倉01R 1着 マイネヴァリエンテ
4回函館1日目・2日目
- 函館芝 土:+2.1 日:設定不能 Cコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス2秒1、日曜が設定不能だった。まずここまで12日間の芝の馬場差を振り返っておく。2回開催はマイナス1秒台の速い時計が出るコンディションだったが、3回開催は雨の影響もあってプラスの馬場差となる日があった。そして4回開催1週目である先週は、雨のためにかなり時計が掛かり、日曜は設定不能となった。
トピックスでも出てきたが、17年ぶりの函館Cコースだった。函館のCコースというのは、直線部分はBコースよりも4m外で、Aコースよりは約7m外だが、実は函館の仮柵移動って幅が大きい。ちなみに曲線部分はAコースより8m外側というのがCコースの設定となる。さらに余談だが、以前のCコース、Bコースより全週に渡って4m外で、1800mは12頭、2000mは14頭というのがフルゲートだったが、今回久々のCコースで1m仮柵を内にずらした事で、フルゲートはBコースの時と同じとなった。で、17年ぶりという事で、Cコースは先行馬がより有利になるとか、いろいろ語られていたが、先週は雨の影響が大きすぎてCコースに移ったから何がどう変わったかという事が全く判別できなくなってしまった。特に馬場差設定不能となってしまった日曜は、極端に前有利という結果になっているが、これはここまで時計の掛かる馬場になると、要するにほとんど全ての馬がバテてしまうので、前に行っている馬がそのまま残ってしまうと。後半の9R・10R・11Rはみんな最後バラバラの入線になっていた。こういう芝の場合は、馬場適正が大きくものを言ってしまう。で、先週の函館芝で完全タイム差が優秀だったとしても、それは極端に時計の掛かる芝が得意であるという事の証明にはなるが、じゃぁ普通の芝でも好走できるのか?と言うと、これはまた別の話。この後残り2週もCコース使用となる。
- 函館ダ 土:-0.9 日:-1.2
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒2だった。こちらもまずはここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの馬場差でしかもほとんどはマイナス1秒台かマイナス2秒台の速い時計の出やすいコンディション。
先週末の函館は断続的に雨が降り続けており、芝はかなり時計の掛かる馬場となったが、ダートは超高速馬場とまでは行かず、マイナス1秒前後の馬場差でこれは今年の函館ダートの標準の馬場差。馬場差が函館の標準的なものなら脚質傾向も函館の標準的なもので、よほどの事がなければ、中団より後ろからの差し切り勝ちはなかった。なお、日曜は馬場発表が途中で変更になっているが、馬場差は1日を通してのもの。
注目馬
- 日曜函館12R 3着 スターソード
勝ち馬
- 土曜函館05R 1着 ペプチドスピカ
ワンポイントアドバイス
- 今が旬のヨハネスブルグ産駒