2013年7月29日放送

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2013/7/27(土)・7/28(日)開催

2回新潟1日目・2日目

  • 新潟芝 土:-0.6 日:-0.4
  • 直・土:-0.3 直・日:-0.2 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4。直線1000mは土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。
 新潟開幕週の芝と言えば、だいたいマイナス1秒ぐらいの馬場差というのは普通だが、先週は水曜から金曜まで雨が降って、さらに土曜の夕方から夜にかけても雨が降った。という事で土日とも発表は良だが、いわゆるパンパンの良馬場ではなくて、開幕週にしては少し時計が掛かったという事。少し時計が掛かったとは言っても、新潟でマイナスの馬場差なら他のコースとの比較で言うとやはり高速馬場で、特に外周りは速い上がりに対応できるかどうかというのが問われたレースが多かった。この2回新潟は6週の開催で全てAコースが使用される。

  • 新潟ダ 土:+0.2 日:+0.1
  • 1200・土:+0.1 1200・日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒1。1200m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がマイナス0秒3だった。
 水曜から金曜にかけて雨が降って、さらに土曜の夕方から夜も雨で、土日とも稍重だった。1800m対象の数値は土日ともプラスだが、これでも春開催より速い時計が出る馬場だった。その春開催は強い風の影響を受けた日が多かったが、それを差し引いても春より時計が出やすい馬場だった。1200m対象の数値も水準レベルで、要するに稍重だったが、高速馬場ではなかったという事。勝ち馬の9頭中5頭は4コーナー先頭だった。他も4頭中3頭は4コーナー2番手か3番手。4コーナー9番手からの差し切りが決まった土曜の8Rにしても、逃げた5番人気馬が2着だった。稍重でこういう結果になると、脚抜きの良い馬場で前が止まらずーと言われがちだが、特に高速馬場ではなくて、なおつかつ新潟のダートというのは、だいたいこのぐらい前が有利という結果になるが普通。

注目馬

  • 日曜新潟08R 2着 トーセンターキー

勝ち馬

  • 土曜新潟06R 1着 モルダバイト
  • 日曜新潟08R 1着 アロヒラニ
  • 日曜新潟09R 1着 カフェシュプリーム


2回小倉1日目・2日目

  • 小倉芝 土:-2.1 日:-2.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒1だった。
 金曜に雨が降ったが、土日とも良馬場で昨年夏の開幕週、馬場差マイナス2秒0だったが、これとほぼ同じ超高速だった。ただし、超高速馬場だからと言って、何でもかんでも前残りかと言うと、そうではなかったが、高速馬場への適正の高さが問われた様なレースが多かったかなと思った。2回小倉、これも新潟と同様に6週の開催だが、こちらは8日目まではAコースで9日目からの2週はBコースが使用される。

  • 小倉ダ 土:-0.6 日:+0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がプラス0秒3だった。
 金曜に雨が降っても土日とも良馬場だったが、ただし土日で差し引き0秒9も馬場差が違うというのがポイント。土曜は金曜の雨の影響が残っていて、日曜はそれが乾いたという事。日曜は差し切り勝ちが目立つが、1000mの12Rはこれは後で触れるがかなりのハイペースだった。1700mの3鞍だが、これで伝わるかどうかわからないが、20世紀の小倉ダート1700mという感じで、最後に坂がある訳ではないのに、残り200mから失速とそういうラップが多かった。なぜそういうラップになったかと言うと、要するにペースアップの地点が残り800mとかその辺になって、ペースアップ地点が速かったためで、馬場状態が差し馬に向いていたという訳ではないと思う。

注目馬

  • 日曜小倉01R 2着 フェブノヘア

勝ち馬

  • 日曜小倉01R 1着 ホープタウン


3回函館1日目・2日目

  • 函館芝 土:-0.2 日:+0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラス0秒6だった。連続開催ですので、まずはここまで12日間の芝の馬場差を振り返っておくと、マイナス2秒台からマイナス1秒台の速い時計の出るコンディションが続いていたが、先週は土曜がマイナス0秒2と水準に近いレベルとなり、日曜は初めてプラスゾーンになった。
 先週木曜日に大雨が降って、さらに土曜の夜から日曜の朝にかけても雨が降った。土日とも良馬場発表だが、まず土日で差し引き0秒8も馬場差が異なる。さらに1週前までよりもかなり時計が掛かった。例えばだが、2回函館の6日目と先週日曜では1週違うだけで同じBコース、さらに同じ良馬場であるのに差し引き1秒7も違うということ。時計が掛かるようになったから差しが決まるようになったかと言えば、そんな事はない。これで好走馬の父を見ると、ますます函館っぽくなって来たなぁという感じ。まず、クイーンSがファルブラヴ産駒のワンツー。ネオユニヴァース産駒がたくさん好走していて、リンカーン産駒が2勝。そんな中ディープインパクト産駒は1番人気馬が3着と5着。2番人気馬が4着と人気を裏切っていた。

  • 函館ダ 土:-2.2 日:-2.2

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス2秒2だった。こちらもまずはここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。さらに1回開催の2日目3R以降マイナス1秒台だったが、先週はマイナス2秒台と一層速い時計の出るコンディションになっていた。
 繰り返しになるが、木曜に大雨が降って土曜の夜から日曜の朝にかけても雨だった。その影響でダートは土日とも稍重で、マイナス2秒台の超高速馬場。超高速馬場なので、パッと見好タイムというのが多い。見ての通りタイムランクAもBもない。こんな事は言わずもがなだが、見た目の好タイムには騙されないようにしてください。ちなみに土曜の7Rがレコードだが、それでもタイムランクCにすぎない。多くのレースが先行馬同士の1着・2着だが、実は人気薄の先行馬が好走したという例はあまりなかった。結果的に前残りばかりだが、前に行った事で馬場の恩恵を受けて好走した、そういうパターンではない。

注目馬

  • 日曜函館09R 3着 ハンサムザムライ

勝ち馬

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 新潟芝のディープインパクト産駒