2013年7月15日放送

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2013/7/13(土)・7/14(日)開催

2回福島5日目・6日目

  • 福島芝 土:-0.6→+0.1 日:+0.9→+0.3→+2.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6からプラス0秒1へと変動、日曜がプラス0秒9でスタートし、プラス0秒3そしてプラス2秒0へと変動した。まずここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週は速い時計の出るレベルだったが、3日目以降は雨の影響で時計が掛かる日もあり、さらに同じ日でも時間帯によって時計の出方が異なる事が目立った。
 先週からBコースに移ったが、その仮柵によっても3コーナーから4コーナーにかけての内側の馬場の傷みというのはカバーしきれなかったようだが、極端に内が悪いという訳ではない。その事よりも、先週に関しては雨の影響による馬場差の変動の方が重要なので、そちらを説明する。
 土曜は早朝から夕方まで断続的に雨が降っていて、馬場発表は終日良馬場だが、馬場差は変動だった。具体的には2Rがマイナス0秒6で、これはやはり変動だった3日目の最初のスタート時の馬場差と同じ。そして5Rから10Rまではマイナス0秒4、この時間帯は小雨だったり雨が止んでいたりで馬場差は変動していないが、その後に雨が強まって12Rはプラス0秒1となった。土曜の夜から日曜の早朝にかけても雨が降っていて、日曜は1Rの時点で稍重でプラス0秒9と時計の掛かる馬場だった。その後は乾いて5Rから良馬場となり徐々に水準方向に変動して9Rはプラス0秒3。ところが10Rのスタート前から大雨となって、11Rは稍重だがプラス2秒0とかなり時計の掛かる馬場となった。

  • 福島ダ 土:+0.2→-0.2 日:-0.5→±0→-1.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒2からマイナス0秒2へと変動、日曜はマイナス0秒5でスタートし、プラスマイナスゼロ、そしてマイナス1秒1へと変動した。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、1週目はやや時計の掛かる馬場だったが、2週目は雨の影響もあり、3日目は水準近くとなり、4日目はマイナスへ推移した。そして先週の日曜は、雨の影響で特に終盤は高速化した。
 まず先週の中間にコーナー内側の砂を入れ替えたという事だが、その先週に関して言うと、雨の影響が大きすぎて砂を入れ替えた事で何が変わったのかという事はよくわからなかった。複雑な変動だった馬場差についてだが、土曜は早朝から夕方まで断続的に雨が降っていたため、発表は終日良馬場だが、少しずつ高速化した。っと言っても1Rと3Rがプラス0秒2、6Rと8Rがプラスマイナスゼロ、11Rがマイナス0秒2という緩やかな変動だった。土曜の夜から日曜の早朝まで雨が降っていて、日曜は不良馬場でスタート。3Rの時点で馬場差はマイナス0秒5。その後は徐々に乾いて7Rは重馬場となって馬場差はプラスマイナスゼロとなったが、10Rのスタート前から大雨となって10Rはマイナス0秒3。さらに不良馬場に戻ってしまった12Rはマイナス1秒1とかなり高速化した。

注目馬

  • 土曜福島08R 3着 スギノハルバード

※レース間隔と調教過程には注意してください。

勝ち馬

  • 土曜福島10R 1着 エーシングングン

※特に内枠なら狙い目。


3回中京5日目・6日目

  • 中京芝 土:-1.4→-0.8→-1.2 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4でスタートし、マイナス0秒8、そしてマイナス1秒2へと変動、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、週によって時計の出方は異なる。
 まずは土曜の変動について2Rの馬場差はマイナス1秒4、これは先週からBコースに移った効果があって2週目より高速化した。2Rの後に雨が降って5Rからは稍重。5Rと6Rは馬場差マイナス0秒8、その後は乾いて徐々にマイナス方向に変動して、良馬場に戻った11Rと12Rはそれぞれ馬場差マイナス1秒1、マイナス1秒2と朝とほぼ同じレベルまで馬場差も戻った。日曜はマイナス1秒0で一定だった。土曜後半よりも少し時計が掛かっていたが、これはかなり内が荒れてきた影響だと思う。その先週だが、よほどのスロー、具体的に何がよほどのスローかと言うと、ペース補正が1秒以上入っている土曜の8Rとか日曜の8R、こういう超スローペースでなければ4コーナー先頭の馬は2着以内に入れなかった。そういうかなり差し有利な馬場になっているので、今週は先週以上の外差し傾向になると思われる。

  • 中京ダ 土:-1.4→-2.4→-1.9 日:-1.6→-1.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒4でスタートし、マイナス2秒4、マイナス1秒9へと変動、日曜がマイナス1秒6からマイナス1秒3へと変動した。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響の有無に関わらず全てマイナス1秒を超える数値が続いている。
 まず土曜だが、2Rと3Rの間に雨が降って3Rから稍重となり、以後は徐々に乾いたという馬場だった。1Rの馬場差はマイナス1秒4、3Rでマイナス2秒4と一気に高速化してその後7Rがマイナス2秒1、10Rがマイナス1秒9と徐々に水準方向に戻したが、いずれにしても3R以降はずっと超高速馬場だったという認識で良いと思う。
 日曜の前半は稍重のままで、2Rと3Rはマイナス1秒6。7R以降は良馬場になってその7Rがマイナス1秒4。そして11Rと12Rがマイナス1秒3で、結果的に土曜の1Rと日曜の後半というのはほぼ同じ馬場だった。

注目馬

  • 土曜中京02R 2着 メイショウホノボノ

勝ち馬

  • 土曜中京10R 1着 インカンテーション


2回函館3日目・4日目

  • 函館芝 土:-1.1 日:-1.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒4だった。まずここまで10日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナス1秒を超える数値だが、マイナス2秒台が続いた1回開催と比較すると2回開催は若干時計が掛かってきている。
 中間の雨の影響が残っていた土曜は日曜よりも時計が掛かり、なおかつ全体的に1週前よりは少し時計が掛かったとわかりやすい、シンプルな馬場差だった。今週からBコースに替わるが、先週の時点で内が傷んでいる訳でも時計が掛かっている訳でもありませんから、一気に高速化することは考えにくいが、ただしBコースに移って一気に高速化するというのは函館芝の恒例行事なので、もしかすると高速化する可能性もある。要するにやってみなければわからないという事なので、それは前回の放送で言った通り。

  • 函館ダ 土:-1.9 日:-1.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒0だった。まずはここまで10日間の馬場差を振り返っておくと、ダートも速い時計が出るコンディションが続いている。ただ、1回開催の2週目・3週目はマイナス1秒かそれに近いレベルで安定していたが、この開催に入ると同じ週でも土日で開きがあるパターンが続いている。
 中間に雨が降っていたが、その影響だけではないと思うが、土曜は馬場差がマイナス1秒9で、今年の函館では1回開催初日・2日目の前半に近いぐらい速い時計が出るレベルだった。日曜のマイナス1秒0は今年の函館の標準レベル。同じ週の土日、なおかつ土日とも良馬場発表でも土日で馬場差が1秒近く違うという事は注意したい。

注目馬

  • 日曜函館10R 3着 サンビスタ

勝ち馬

  • 土曜函館06R 1着 ケイリンチャンプ
  • 日曜函館10R 1着 ヒルノマドリード


ワンポイントアドバイス

  • 中京の芝は完全な差し馬場