2013年2月4日放送

提供: 先週の結果分析
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2013/2/2(土)・2/23(日)開催

1回東京3日目・4日目

  • 東京芝 土:-0.6 日:-0.6 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。ここまで4日間マイナス0秒5マイナス0秒6の馬場差で大きな動きはない。
 金曜の夜から土曜の朝に多少の雨がパラついたが、馬場差は開幕週より速く、良好なコンディションだった。連対馬の脚質については、開幕週と大きく変わらず、昨年の傾向と比べても中団や後方の占有率が若干高めだった。そして、芝9鞍のウチ8鞍でペース補正が入ったように、先週はほとんどのレースが速い上がりでの瞬発力勝負になった。つまり、位置取りよりは切れ味がものを言う馬場になっていて、なるべくはインコースを捌いた方が有利にも映った。

  • 東京ダ 土:+0.5 日:+0.5

 先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。ダートはここまでプラス0秒4かプラス0秒5の馬場差で、こちらも大きな動きがないという点では芝と同じ。
 芝と同様だが、開幕週とコンディションはほぼ変わらず、また脚質的な偏りもほぼ変わらなかった。ただ、理想は好位から4コーナーで3・4番手以内のポジションにつけておく形であって、中団とか後方同士で決まったというのは、土曜の11Rと12R、それから日曜3R。これらははっきりハイペースだったか、もしくはやや低調な2100m戦だった。

注目馬

  • 土曜東京09R 4着 ヒラボクディープ
  • 土曜東京11R 6着 サミットストーン

勝ち馬

  • なし


2回京都3日目・4日目

  • 京都芝 土:+0.7 日:+0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒5だった。ここまで9日間の馬場差を振り返ると、前開催5日目が雨の影響でかなり時計が掛かり、そのあともプラスの数値が続いている。
 土曜の方が雨の影響が残っていた。ただ、乾いた日曜にしても先々週より若干時計が掛かっていた。開催が進んで順当にと言うべきか、プラスゾーンで推移している。
 先週の番組でも言ったが、外差し傾向が顕著になって来た。馬場の真ん中から外寄りにかけて、差し切る馬がほとんどだった。残り2週もこの傾向が続くんじゃないだろうか。

  • 京都ダ 土:+0.1 日:+0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。ダートは2回開催に入って、プラスの馬場差が続いているが、1週目と比較すると先週は水準レベルに近づいて、時計が出やすくなった。
 1週目よりも時計が出やすくなったのは、雨の影響が残っていたため。先々週より時計が出やすくなったが、連対馬の脚質傾向はこれまでと変わらず、先行有利が続いている。特に逃げ馬の連対が目につく。先々週は土日で7鞍、そして先週は8鞍連対していた。

注目馬

  • 土曜京都03R 2着 マノワール
  • 土曜京都06R 2着 タイセイバスター

勝ち馬

  • 土曜京都03R 1着 アーバンレジェンド


1回中京5日目・6日目

  • 中京芝 土:+0.6 日:+0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒6だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、開幕週と時計の出やすいレベルだったが、2週目・3週目と週を追う毎に時計が掛かって行った。
 大きく天候が変わったという程ではないので、週毎にかなり掛かって来たという事になる。ただ、その一方同一週、つまり同じ週の土日ではほぼ同レベルだったという事も推移表を見るとわかると思う。コース取りについては、前回の放送で、2週目の馬場については馬場差は大きくプラス方向へ推移したものの、まだ外差し馬場ではないと説明しておいたが、最終週の馬場というのは土曜の5R、つまり最初のレースからいきなり外差し馬場をアピールする様な、上位馬のコース取りで始まった。その後も最後の直線ではインよりも中とか外の方が伸びる決着がほとんどで、中団と後方に位置した馬の連対占有率が5割を超えた、そしてまたしても馬場差の推移とは連動しない形だったが、やはり週毎にコンディションの変化というのが如実に出て来て終わった。

  • 中京ダ 土:-0.4 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒1だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておく。1週目は速めの時計が出るレベル。2週目は水準レベルだった。この様に1・2週目は週単位では時計の出方は異なったものの、同じ週では馬場差は土日で変化しなかったのだが、先週は土日で開きがあった。
 土曜は午前9時25分に小雨から曇りに天候が変わったと発表されているが、そのぐずついた天気の中京というのはダートの方が雨の影響が残っていたという事だろう。土曜は見た目にも脚抜きが良さそうなコンディションだった。ですから、速い脚が活きると言うか、直線でも上位馬同士であっても、その差があっと言う間に開くという決着が結構目についた。そして水分が抜けた日曜日だが、こちらは程度の差こそあれど、全てがハイペースの競馬だったというところが、ちょっと注意かなと思う。結局と言う事になるが、どう転んでも先行馬を無視できないのが中京コースであるという事が、この表、特に土日の差からも見てわかると思う。

注目馬

  • なし

勝ち馬

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 調教欄も大事