2013年2月25日放送

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2013/2/23(土)・2/24(日)開催

2回中山1日目・2日目

  • 中山芝 土:-0.6 日:+0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がプラス0秒3だった。
 土曜はまずまず速めの時計が出るレベルでスタートしたが、日曜は風の影響が強くて土曜と比較すると時計が掛かった。風の影響がなくて、雨も降らなければ今週以降初日のレベルで推移していくのではないかと思われる。追い込み馬同士での決着はなかったが、逃げ・先行馬は土日を通して0勝だった。脚質的に有利・不利のない馬場だった。なお、この開催は全てAコースが使用される。

  • 中山ダ 土:+0.9 日:+2.5
  • 1200土:±0 1200日:+0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は、土曜がプラス0秒9、日曜がプラス2秒5。1200m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒4だった。
 1800mは土曜でプラス0秒9と既に時計が掛かっていたのに、日曜は風の影響で相当に時計が掛かった。向かい風でここまで時計が掛かると非力な馬には相当苦しくて、またタイム比較の精度も落ちるので、この日の1800mに走った同士の馬が次走普通の馬場差でレースが行われると仮定した場合に、単純なタイム比較をするのは危険かなと思う。それだけ特殊な日であったと認識しておくのが重要。タイム表でもわかる通り、逃げ馬の赤は2連対と少なかったが、その他は実にカラフル。黄色の好位組がやや優勢だったが、緑・青の中団・後方組の活躍も目立った。中山のダートにしては、差し馬の占有率が高かったと言える。

注目馬

  • 日曜中山05R 2着 クラウンマイスター

勝ち馬

  • なし


1回阪神1日目・2日目

  • 阪神芝 土:-0.4 日:+0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒4だった。
 土曜はマイナスゾーンだったが、速い時計が出るという程のレベルではなかった。さらに夕方から夜にかけて雨が降って、日曜は風の影響もあって時計が掛かった。脚質的には圧倒的に前残りの競馬が多かった。以前から阪神は開幕週イコール前残りではないという事をずっと言い続けてきているが、今回はそうじゃなかった。その理由は馬場と言うよりはペースが問題。芝のレースはほとんどがスローペースの競馬でしたし、しかも超がつく程のレースが多かった。所謂ハイペースと呼ばれるレースは1つも無かった。なお、この開催は全てAコースが使用される。

  • 阪神ダ 土:±0 日:+0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒4だった。
 土曜の夜の雨で水分を含んで日曜のダートは稍重でスタートした。途中良馬場に変更したが、1日を通じてのものという事になる。それなら本来なら土曜より脚抜きが良くなって時計が速くなると思われるところだが、実際は日曜の方が時計が掛かっている事に注意。これはやはり風の影響がかなりあったためだと考えて良い。乾いた馬場ならば、芝と同じか芝以上に土日で開きがあったと見るが、ダートでは日曜の方が水分を含んでいた分、芝ほど開きがなかった。脚質的には前めにつけた馬同士、あるいは逃げ・先行馬が勝って2着に差し馬というレースが多かった。強風の日曜は先行馬もバテているけれども、差し馬も伸びて来ないといったレースが大半だった。

注目馬

  • 土曜阪神01R 2着 ロレーヌクロス
  • 日曜阪神10R 2着 エアハリファ

勝ち馬

  • 土曜阪神11R 1着 コパノリチャード
  • 日曜阪神10R 1着 フレイムオブピース
  • 日曜阪神11R 1着 ロードカナロア


1回小倉5日目・6日目

  • 小倉芝 土:-0.8 日:-0.7 Bコース

 先週の芝の2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。そして先週は前半2週よりも時計が出やすくなった。
 コースが替わった事でやはり時計は出やすくなった。また、芝については中山・阪神の様に日曜に時計が掛かる事もなかった。脚質的には開幕週こと案外差しが届くなという印象を持ったが、先々週とそしてBコースに替わった先週も、内を通った馬も普通に連絡みしてましたから、開催が進んで外差し有利とはなっていない点は注意。現段階では外をぶん回すぐらいなら内を通った方が有利かなといった感じ。実は先週末小倉に出張だった。見た目の印象では、芝もかなり剥げあがっているが、でも草丈が短く馬場そのものが固い分、結局どこを通っても一緒といった状況になっていた。ただ、内側の根本的な痛みは進んでいますから、レース当日雨が降る様であれば、一気に外差し有利に変貌する可能性もある。結局外差し祭りになるのは、突然始まって一瞬で終わってしまうので、小倉のレースは逐一チェックしておいた方が良い。

  • 小倉ダ 土:-0.3 日:+0.8

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラス0秒8だった。まずは、ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、5日目まではマイナスの数値だが、日によって時計の出方が異なった。さらに6日目、つまり先週日曜はこの開催で初めてプラスの数値になった。
 金曜に降った雨の影響を受けて、土曜は時計の出方が速かったが、馬場が乾いた日曜は一気に鈍った。ただ、脚質傾向は土日に大きく変わらずで、先行・差し混在で目立った特徴はなかった。

注目馬

  • 土曜小倉08R 3着 エーブフウジン
  • 日曜小倉11R 1着 アロマティコ

勝ち馬

  • 日曜小倉10R 1着 ラブイズブーシェ


ワンポイントアドバイス

  • スローペースの競馬がつまらなく感じる理由