2013年2月11日放送

提供: 先週の結果分析
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2013/2/9(土)・2/10(日)開催

1回東京5日目・6日目

  • 東京芝 土:-0.8 日:-0.8 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、開催が進むにつれ少しずつだが馬場差はマイナス方向に大きくなっている。
 6日の水曜日に雪から雨に変わって多少の水分を含んだ様だが、これで多少なりともクッションの効きやすいコンディションになった。あるいは、比較的日中の気温が高めになってきたせいなのか、3週目にしてさらにマイナスの方向へ推移したという事。連対馬脚質も前めに位置した先行・好位組の占有率が上がり、青色でいつも示している後方の馬というのはゼロだった。基本的には直線の坂を上がってからの切れ味勝負の馬場だが、所謂切れ味が居ない組み合わせになると流れを味方にした先行勢が追い出しを我慢して、坂を上がってからもキレイにまとめてゴールというパターンも目についた。

  • 東京ダ 土:+0.1 日:+0.3

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てプラスの数値だが先週は前半2週と比べれば、水準方向に近づいた。
 6日水曜の雪・雨の影響がダートの方には多少残ったという事。土曜3Rまでが稍重だったが、ただし見た目には朝から良に近いコンディションで、馬場差も終日ひとくくりとなっている。水準方向に推移した事に伴って、1週目・2週目よりは中団・後方に位置した馬の連対占有率が下がっていたが、要所要所で1頭だけ例えば末脚強烈に飛んで来るとかという馬がいたりして、いかにも東京向きの上がりの脚力がしっかりした馬も馬券には絡んでいたという事。

注目馬

  • 土曜東京01R 3着 トミケンプレミオ
  • 土曜東京06R 2着 ガイヤースヴェルト

勝ち馬

  • 土曜東京01R 1着 クロムレック
  • 土曜東京06R 1着 ベストウォーリア
  • 日曜東京09R 1着 ブリッジクライム
  • 日曜東京11R 1着 メイケイペガスター


2回京都5日目・6日目

  • 京都芝 土:+0.5 日:+0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てプラスの数値だが、プラス1秒を超える日はない。2回開催になり、時計が掛かるなりに大きな動きはない。なお、3日目は雨の影響が残ったため、他の日より時計が掛かっている。
 ダートが金曜正午発表時で重馬場だったのに対して、芝は良馬場発表だったという事からもわかる通り、芝の方が雪・雨の影響が残っておらず、時計の出方も変わらなかったということ。なお、先週は4コーナーで内を開けて直線に入るジョッキーが多く内側が荒れて来たという事は当然判断できる。とは言え、という事になるが前の馬が馬場の4分どころとか5分どころを回って来ると、後続ではそれをさらに外を回らなければならいない事になる。こうなると外を通るロスがより大きくなる。また、連続開催の終盤になって外も荒れてきたんだと思う。日曜の後半を見ても、京都記念の様に外の馬同士で決まったレースもあるが、例えば10Rの様に内を突いたミルドリームが勝ったレースもあった。最終週の今週、ちょっとどうなるかわからないところが正直なところだが、あまり枠とかコースを気にしすぎず、予想を組み立てる時点では能力重視といきたい。

  • 京都ダ 土:+0.1 日:+0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒4だった。ここまでの馬場差を振り返ると、2回開催に入ってから、全てプラスの数値で1週目が最も時計の掛かるコンディションだった。その後の2週は大きくは変わっていない。
 ダートは土曜の方が雨・雪の影響が残って、日曜と比べれば時計が出やすかった。っと言ってもどちらもプラスゾーンの上の話。特に大きく変わった訳ではない。あくまで、日曜と比べればということ。

注目馬

  • 土曜京都03R 2着 アドマイヤスパーズ

勝ち馬

  • 土曜京都03R 1着 キタサンイナズマ


1回小倉1日目・2日目

  • 小倉芝 土:-0.6 日:-0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。
 開幕の1週前辺りから気温が高めだったらしくて、洋芝が青々と茂った見た目には絶好のコンディションだった。ゲートの係員の足下なんか見てもらうとわかるが、大げさに言えば膝近くまで隠れるぐらいのフカフカとした状態だったと思う。マイナス0秒6という数値はそんなもんかと思われるかもしれないが、例えば昨年の開幕週2000m対象の数値はマイナス0秒2だった。というのも、小倉では一昨年暮れに開催があり、昨年の1回開催開幕週は中2週という事だった。一方今年の場合は、昨年の2回開催から5ヶ月ぶりだったという事で、コンディションは異なった。前残り、インコース有利は当然だが、特に1800m以上では後方待機馬もよく連に絡んでおり、落ち着いた流れの団子状態になると、逆に外からの一気の脚というのが炸裂していたという状況だった。また、1200mについてだが、こちらで流れが緩いと、今度はインコースが渋滞になりやすかった。ですから、それらを逆手に見るような視点での復習が効果的という事になる。

  • 小倉ダ 土:-0.9 日:-0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒3だった。
 7日の木曜日に凍結防止剤をまいた後に、金曜日に雪が降った。ドロッとした重いダートになるのかなと思ったが、初日の土曜は時計の出やすいコンディションだった。要するに極端に冷え込むような気温ではなかったというところが一つポイントなのかもしれないが、単純に軽い馬場となったという事。土日で数値の開きがあるという事と同時に、逃げ・先行馬の連対確率にも違いがあった事をセットにして覚えておきたい。

注目馬

  • 日曜小倉09R 5着 サトノフローラ

※リスク承知だが、引き続き小倉滞在で芝に出走なら。

勝ち馬

  • 日曜小倉11R 1着 ジョヴァンニ


ワンポイントアドバイス

  • 先週の固め打ちジョッキー