2013年12月24日放送

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2013/12/21(土)・12/22(日)・12/23(月)開催

5回中山7日目・8日目・9日目

  • 中山芝 土:+0.9 日:+0.5 月:+0.5 Aコース

 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒9、日曜と月曜がプラス0秒5だった。まずはここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週はマイナス0秒4だったが、その後2週は水準レベルで推移。そして最終週は時計が掛かり、特に7日目はプラス0秒9の馬場差だった。そもそも今年は開幕週にしてもマイナスゾーンとは言え、高速馬場ではなかった。例年とは違うなと思っていたら、その後もマイナス方向に戻る事はなくて、先週は雨の影響も残って時計の掛かるコンディションだった。なお3日間の推移だけで言えば、土曜よりは日曜と月曜の方が馬場は乾いて、いくらか時計は出やすくなった。あと年明けの1回開催は全てCコースが使用される。
 外を回って追い込んで差しきる馬がいる一方で、日曜11Rのように内めを回った2頭で決着したレースもあった。外差しが顕著になったという程ではなかった。
 月曜について、時計の出方は日曜と同レベルだった。傾向も日曜と同じで、内あり外ありで、年明けはCコースに変わることも考慮すれば、一気に外優勢とはならないのかもしれない。

  • 中山ダ 土:-2.4 日:-0.9→-0.5 月:-0.3
  • 1200・土:-1.3 1200・日:-0.8 1200・月:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒4、日曜がマイナス0秒9からマイナス0秒5へと変動、月曜日がマイナス0秒3。1200m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス0秒8、月曜がマイナス0秒5だった。まずはここまで9日間の馬場差を振り返っておく。1800mは3週目までプラスの数値だったが、最終週は雨の影響を受け、特に7日目は一気に高速化。その後は乾いて水準に近づいて行った。1200mは3週目までは水準かそれに近いレベルでの推移だったが、こちらも最終週は雨の影響で特に7日目は速い時計の出るコンディションになった。
 中・長距離、1200m戦とも雨の影響で土曜は脚抜きが良くて、速い時計の出るコンディションだった。日曜も雨の影響が残っていたが、土曜ほどの高速馬場ではなかった。中でも1800mは1日の中でも前半より後半は乾いて、馬場差も水準に近づき変動した。1200mは1800m・2500mほどに数値の開きは大きくないが、推移としては同じだった。脚質的には土曜前半の段階では極端に時計の出方が速かった影響か、前残りの傾向が目立って、その状態がそのまましばらく続くのかなと思われたが、徐々に馬場が乾いて行くにつれ、差しも届くようになった。日曜については、差し馬の連対が目立った。
 改め月曜ダートの馬場差1800mはマイナス0秒3、1200mはマイナス0秒5だった。1800m・1200mとも馬場差は日曜と比べてさらに水準に近づいたが、それでも3週目までと比べれば時計の出やすいレベルにはあった。

注目馬

  • 月曜中山11R 1着 ジェベルムーサ

勝ち馬

  • 日曜中山04R 1着 アデイインザライフ

※距離延長だと少し割引

  • 月曜中山01R 1着 サンデンバー


5回阪神7日目・8日目・9日目

  • 阪神芝 土:-0.2→+0.6 日:+0.5 月:+0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2からプラス0秒6へと変動、日曜と月曜はプラス0秒5だった。ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週はマイナス1秒台と速い時計の出るコンディションだったが、後半2週は7日目の5Rまで以外はプラスゾーンだった。
 前半2週が結局高速馬場だったのに対して、後半は雨の影響が残ったり当日雨が降ったりで、時計が掛かった。
 土曜からBコースに替わって、本来ならもっと時計が出やすいレベルだったのかもしれないが、雨の影響が残っていた上に当日も雨が降って前半よりも後半は時計が掛かった。問題なのは脚質傾向で、土曜は一瞬差しがバンバン決まるかと思わせたが、その後レースに使われる毎に馬場そのものの傷みが顕著になって、結局どこを通っても同じ感じで、脚質による有利不利はなくなって行った。
 改めて月曜芝の馬場差プラス0秒5だった。時計の出方は日曜と同じレベル。馬場自体は乾いたが、3日連続開催の最終日で馬場が荒れてきた分、日曜と同じ馬場差。どこを通っても同じというようになって、月曜はコースロスのない内を逃げた馬が2頭連絡みした点がちょっと違った。

  • 阪神ダ 土:-1.2→-1.7 日:-1.3→-0.9 月:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒2からマイナス1秒7へと変動、日曜がマイナス1秒3からマイナス0秒9へと変動、月曜がマイナス0秒4だった。ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、3週目までは水準に近いとは言え、プラスゾーンだったが先週は雨の影響で3日ともにマイナスの数値。特に土曜日曜は速い時計の出るコンディションだった。
 雨の影響が残ってそもそも脚抜きの良いコンディションだった上に、土曜は雨が降って後半はさらに時計が出やすくなった。日曜も時計の出やすいレベルではあったが、土曜とは逆に後半いくらか馬場が乾いて水準方向に近づいて行った。脚質的には雨が降って馬場がしまった影響か、先行・好位組が大活躍していた。中団より前につけた馬の台頭が顕著だった。あと、先行・差し混在だった先々週までの傾向は全くあてはまらなかった。
 改めて月曜ダートの馬場差1800m対象の数値はマイナス0秒4だった。土曜日曜と比較すれば、水準にかなり近づいた。ただ、それでも3週目までと比較すれば、時計は出やすくて雨の影響は残っていた。なお、重馬場でスタートして、6Rから稍重に変更されたが馬場差は1日を通した数値。

注目馬

  • 土曜阪神06R 2着 ダラニ
  • 日曜阪神09R 3着 エキマエ
  • 月曜阪神06R 2着 エイシンライアン

勝ち馬

  • 土曜阪神05R 1着 ワイレアワヒネ

※タイム分析では取り上げなかったが、勝ちっぷり鮮やかでしたし自身の上がり34秒3も速い。

  • 日曜阪神02R 1着 リーゼントロック

※タイム分析では取り上げなかったが、4馬身差の楽勝だった。時計は平凡でもまだまだ短縮は可能。

  • 日曜阪神03R 1着 サトノルパン
  • 月曜阪神05R 1着 アドミラルシップ


ワンポイントアドバイス

  • 夏競馬にヒント有り