2013年12月2日放送

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2013/11/30(土)・12/1(日)開催

5回中山1日目・2日目

  • 中山芝 土:-0.4 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4だった。
 馬場差やペースを考慮しないタイム差だけを見れば、もっと時計の時計の掛かるコンディションだったのではないかと思われるかもしれないが、ただ超のつくスローペースはないものの、微妙にペースが遅いレースが多かったように、それが影響していると思う。本来なら2ヶ月間隔開いての開幕週という事を考えれば、もっと速い時計が出るコンディションになっても良いはずだが、実際にはマイナスの馬場差ではあるものの、高速馬場というまでには行かなかった。また、芝の草丈次第では、今週以降開幕週より時計の出るコンディションになる可能性もあると見ている。馬場コンディションも影響してなのかもしれないが、外を回って追い上げてくる差し・追い込み馬が目についた。土曜5R1着のアカノジュウハチ、11R2着のユニバーサルバンク、日曜3R1着のムードスウィングス、10R2着のセイコーライコウがそうだった。そもそも地力があったという事もあるが、内が有利という事もない。この開催は最終週は3日間開催でトータル9日間の開催になる。その全てでAコースが使用される。

  • 中山ダ 土:+0.4 日:+0.4
  • 1200・土:-0.2 1200・日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒4、1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。
 中山ダートはほんと相変わらず1200mと1800mとで時計の出方が比例しないが、1800mについて先週はかなり時計が掛かるというほどではなかった。1200mでは逃げ馬が4勝していたように、勝つためには好位以内につける必要があった。逆に1800mは逃げ馬の連対がゼロで、ほとんどのレースで中団以降にいた馬が連対していた。脚質的な傾向としては、1200mと1800mでは対照的な結果となった。

注目馬

  • 土曜中山06R 1着 ワンダーロード

勝ち馬

  • 土曜中山09R 1着 キングズオブザサン


5回阪神1日目・2日目

  • 阪神芝 土:-1.3 日:-1.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。
 4回開催から2ヶ月間隔が開いての開幕週で、今回は天候に恵まれた事もあって、予想通り時計の出やすい馬場だった。脚質的には逃げ馬が残るレースがある一方で、差し馬同士の決着になるレースもあって、毎度毎度話をしているが、阪神の芝は開幕週だからと言って、前残りの傾向にはならない。かと言って、開催が進んで差し一辺倒になるかと言うと、そうでもないのが特徴。なお、5回阪神も最終週は3日間開催で、トータル9日の開催。あと2週はこのままAコースが使用されるが、最終週はBコース使用となる。

  • 阪神ダ 土:+0.3 日:+0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。
 プラスゾーンはプラスゾーンだが、水準に近いレベルだった。ただ、4回開催の後半、良馬場でマイナス0秒3の日がほとんどだったので、それと比べれば、やや掛かっていた事になる。脚質的には一言で言えば、京都より差しが届いているという事。いわゆる、行った行ったの競馬は少なくて、仮に前めの馬が勝ったとしても2着は差し馬というレースが多かった。細かい内容については、後ほど取り上げる。

注目馬

  • 日曜阪神04R 2着 シーサイドバウンド

勝ち馬

  • 土曜阪神07R 1着 サングレアル
  • 日曜阪神04R 1着 ガリバルディ
  • 日曜阪神05R 1着 ミッキーデータ
  • 日曜阪神11R 1着 ベルシャザール


4回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-1.3 日:-1.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。
 中京は3回開催から4ヶ月以上開いていますから、速い時計の出るレベルだった。ただ、脚質的には開幕週から外差しが届いているのが印象的だった。この後冬から春にかけて中京開催は数多くありますし、早めに傾向をつかんでおきたいところだが、今回早速差しが決まるという事は、これで3週間やって年明けまた2週間あるが、2週間の最初の土曜日の午前中だけ先行馬が残るとか、先行馬が残る期間が開催進む毎にどんどん短くなっていくと思う。ですから、1月とまた春にもあるが、だんだん差しが早く決まり出す傾向が今後も続いてくると思う。なお4回中京は3週の開催で全てAコースが使用される。

  • 中京ダ 土:-0.5 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。
 確かにマイナスゾーンではあったが、8日間全てマイナス1秒を超える馬場差だった3回開催と比べると、随分水準寄りになった。脚質的には前めの馬同士で決まるレースもあれば、逆に前めの馬と差し・追い込み馬という組み合わせで決まるパターンもありましたし、様々な脚質があって、目立った傾向は見られなかった。

注目馬

  • 土曜中京12R 3着 ケイアイユニコーン

※この馬の場合このレース不利を受けた馬が多かったが、不利を受けた馬(このケイアイユニコーンも受けたが)は交わせなかった。ですから、次もケイアイユニコーンが先着すると見て、この馬を選んだ。

勝ち馬

  • 土曜中京02R 1着 スランジバール


ワンポイントアドバイス

  • 京都ダートで不発→阪神ダートで炸裂