2013年10月7日放送

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2013/10/5(土)・10/6(日)開催

4回東京1日目・2日目

  • 東京芝 土:+0.1 日:-0.5→-1.1

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がマイナス0秒5からマイナス1秒1へと変動した。
 まずこの開催の前の馬場整備だが、夏の新潟とか秋の中山で行われていた開催の3週前にバーチドレインという、芝に穴を開ける作業を今開催行っていない。それによって、何が違うかと言うとこの東京開催の方が夏の新潟・秋の中山よりも馬場が固い。その夏の新潟・秋の中山は開幕当初に馬場が柔らかかくて、最初から超高速馬場ではなく、そして極端に内が有利という訳でもなかったが、しかし開催が進行するにつれて、馬場の内側の方が特に踏み固められて開催後半に速い時計が出たり、内が有利になったりしたという馬場だった。つまり、以前の常識が通用しなかったが、この秋の東京開催に関しては、以前の常識通りの馬場の変化になると思う。で、先週に関してはスローが多かったという事もあるが、外を回ると届かないケースが多かった。特に馬場が徐々に乾いて行った日曜は内有利というのが顕著だった。日曜の変動についてだが、2000mに換算した馬場差は、2Rと3Rがマイナス0秒5、5Rがマイナス0秒7、8R・9Rがマイナス0秒9で、11Rがマイナス1秒1だった。今週が3日間開催になって、4回東京はトータル9日間開催があるが、開催3週目となる来週までAコースが使用される。

  • 東京ダ 土:-0.9→-1.4 日:-2.4→-1.4

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス1秒4へと変動、日曜がマイナス2秒4からマイナス1秒4へと変動した。
 土曜の馬場差だが、1Rがマイナス0秒9、その後雨が降り続いて5Rの時点でマイナス1秒2だが、脚抜きが良いのを通り越した不良馬場になっていたので、一気に高速化したという訳ではない。7Rも5Rと同じマイナス1秒2、そして11Rと12Rはマイナス1秒4だった。そして日曜、こちらはずっと馬場発表重だったが、馬場差は変動で1Rがマイナス2秒4、そこから徐々に水準方向に近づいて、12Rはマイナス1秒4だった。馬場発表が重から不良に変化している土曜よりも1日中ずっと重だった日曜の方が変動の幅は大きいというのがポイントになる。そして土曜の勝ち馬の5頭中4頭が4コーナー10番手以降からの差し・追い込みだった。日曜の勝ち馬は先行・好位付けが多く、土日で傾向が異なるように見えるが、実は土日とも人気薄の前残りというのはなくて、人気薄の差し・追い込みが届いたという事は何頭かいる。全体としては、差せる馬場だったんだと思う。

注目馬

  • 日曜東京06R 4着 タガノトネール
  • 日曜東京08R 4着 アールデュラン

勝ち馬

  • 日曜東京01R 1着 ボンジュールキラリ
  • 日曜東京08R 1着 キングロンシャープ


4回京都1日目・2日目

  • 京都芝 土:-2.2 日:-2.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒2だった。
 東京と同様に京都も開幕3週前の芝の穴開け作業をしていないが、なおかつ京都は雨の影響がほとんどなかったので、京都では久しぶりに見るマイナス2秒台の超高速馬場だった。なおかつ、今回1回京都以来のAコース使用なので、内が有利だった。懐かしい感じすらする典型的な開幕週だった。4回京都も9日間の開催で、全てAコースが使用される。

  • 京都ダ 土:+0.1 日:+0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3だった。
 馬場差はほぼ水準レベル。そして土曜は前残りが目立って、日曜は差し・追い込み勝ちが京都にしてはかなり多かった。その差し・追い込み勝ちが決まった日曜の6R・7R・10R・12Rだが、いずれも上がりタイムが掛かったために全体の時計が遅くなって、タイムランクがDとかEになったレースだった。要するに前が粘って良いペースなのに、粘れなくて時計が全体的に掛かったので、後ろが届いたというものだった。

注目馬

  • 日曜京都03R 2着 インヴォーク

勝ち馬

  • 土曜京都11R 1着 ホウライアキコ
  • 日曜京都01R 1着 メイショウイチオシ


3回新潟1日目・2日目

  • 新潟芝 土:-0.3 日:-0.2
  • 土・直:±0 日・直:±0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2。直線1000mの数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。なお、3回新潟は今週は開催がなく、来週が2週目、再来週が最終週でトータル3週での開催。
 夏の開催終了から1ヶ月しか経っていませんし、夏と同じAコース使用。しかも夏の最終日が雨の中の開催だったので、夏より速い時計が出ない馬場である事は予想通りだった。また、先週レースの進行につれてわかりやすく外が伸びるようになって行った。今週開催がないことがどう影響するかちょっとポイントだが、今開催ずっとAコース使用なので、最終週の頃には外からの差しが決まりやすくなっていると推測する。

  • 新潟ダ 土:+0.6 日:+0.7
  • 土・1200:±0 日・1200:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒1だった。
 1800mも1200mも夏の開催より時計が掛かる馬場だったが、実は今年の夏の新潟はほとんど毎週雨の影響があったので、乾いていればこのぐらいの馬場なのかもしれない。そして先週、新潟のダートにしては差しが決まっていたという印象だが、 しかも人気薄の差しが決まっていた。それが夏より時計の掛かる馬場だったからなのかどうかはちょっとわからないが、結果としてそういう風になっていた。

注目馬

  • なし

※オメガセニョリーナとカナルナニ今回取り上げて、次走条件が合えば狙いたいが、500万なのでどこに出てくるかちょっとわからなくて、番組注目馬にするのは怖い。

勝ち馬

  • 土曜新潟04R 1着 ゲンパチメジャー


ワンポイントアドバイス

  • 函館→東京の藤沢和雄厩舎