2013年1月22日放送

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2013/1/19(土)・1/20(日)・1/21(月)開催

1回中山6日目・7日目・5日目

  • 中山芝 土:+0.2 日:+0.2 月:+0.2 Cコース

 中山については、14日の5日目が雪のため5R以降中止となったため、出馬投票をやり直して21日月曜日に5日目の代替競馬として行われた。その先週の芝の馬場差だが、2000m対象の数値は土曜・日曜・月曜全てプラス0秒2だった。まずはここまでの芝の馬場差を振り返っておく。なお、雪で4Rまでしか行われなかった14日は芝のレースがなかった。1回中山は4日目まではマイナスゾーンだったが、6日目以降はプラス0秒2と時計の出方が2つに分かれる。
 14日月曜日の大雪の後に木曜日まで雪がそのままになっていたという事で、金曜正午の時点で重だった。土曜のレースは稍重で行われ、馬場差はプラスゾーン。1週前の良馬場と比べると、2000mでおよそ1秒時計が掛かる馬場となった。注意したいのは、良馬場になった日曜日も馬場差は土曜と同じという点。含水率は下がったが、開催進行による芝の傷みと相殺されたという形。内有利とか外有利といった偏りがないのは2週目までと同じだった。
 月曜の2000m対象の馬場差はプラス0秒2だった。馬場差も馬場状態も日曜と同じだった。

  • 中山ダ 土:-0.6 日:-0.1 月:+0.4
  • 1200 土:-0.6 日:-0.3 月:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒1、月曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒3、月曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまでの馬場差を振り返っておく。1回中山の1800mは4日目まで時計の掛かるコンディション。5日目は雨と雪の影響で変動。先週については土・日・月と進むにつれ時計が掛かって行った。1200mも5日目の雨・雪で時計が出やすくなったが、先週は徐々に時計が掛かり、マイナスの馬場差から水準になった。
 経緯は14日月曜日の大雪の後に木曜まで除雪しなかったという事で、金曜の正午の時点で不良馬場だった。土曜は重馬場で、これが見るからに走りやすそうな脚抜きの良い馬場で、1800mそして1200mともに速い時計が出る状態だった。日曜も重だが、土曜よりは乾いていて、見た目からして土曜とは違っていて、土曜よりは時計の掛かる馬場だったが、それでもマイナスゾーンのまま。土日とも1200mも1800mも特に古馬のレースでは差し馬の好走が目立った。こういう湿った速い時計の出るダートは先行有利という古い常識があるが、それはちょっと間違いですよという事を示す結果。
 月曜のダート、1800m対象の馬場差はプラス0秒4、1200m対象の馬場差はプラスマイナスゼロだった。日曜日よりもさらに乾いて稍重で、1800m以上で水準より少し時計の掛かる馬場。1200mは水準の馬場となった。古馬のレースでは差し馬も好走しているが、土日ほどではなかった。

注目馬

  • 土曜中山04R 2着 アビリティラヴ
  • 土曜中山12R 3着 ラヴィアンクレール

勝ち馬

  • 土曜中山04R 1着 メイショウユキチ
  • 土曜中山05R 1着 サトノフェアリー


1回京都6日目・7日目

  • 京都芝 土:+0.8 日:+0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒8、日曜がプラス0秒9だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、4日目までは全てマイナス0秒1と水準レベルで安定していたが、5日目は雨の影響を強く受け、かなり時計が掛かった。そして持ち直したとは言え、先週もプラスの数値だった。
 5日目に道悪の競馬が行われて、その影響が注目点だったが、やはり影響はあって芝が傷み、良馬場発表だが土曜がプラス0秒8、日曜がプラス0秒9という馬場差で時計の掛かる状態になっていた。道悪競馬の後で内のグリーンベルトが消滅するかどうかも注目点だったが、土曜の前半は明らかに内有利のまま。ただし、土曜の後半は外も伸びなくはないという馬場で、日曜の前半はやや内有利に戻って、日曜の後半9Rと10Rは内も外も同じような状態になっていた。露骨に内が有利だった4日目までとは違いましたし、なおかつ同じ日でも前半と後半では違ったので、今週からBコースに替わるがそういう週だったという事はよく覚えておきたい。

  • 京都ダ 土:-0.6→-0.1 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6からマイナス0秒1へと変動、日曜はプラスマイナスゼロだった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた日はマイナスゾーンだが、終日良馬場発表だった日は水準か水準より少し時計の掛かるレベルだった。
 金曜正午の時点で稍重だった。さらに金曜日に凍結防止剤が散布されたので、その水分が保持されて土曜の前半は稍重。そこから徐々に含水率が下がって、最終的には良馬場となり、そのため馬場差は変動だがマイナス0秒6からマイナス0秒1という緩やかな変動だった。なおかつ、気温が上がらずに急速には乾いていない前半の1Rから3Rまでは一定だったという点に注意。日曜日は終日良馬場だが、一気に乾いたという訳ではなくて、馬場差は土曜の後半と大きな違いはなかった。開催を通して見ると、普通の良馬場ならほぼ水準の馬場差で、いわゆる冬場の時計の掛かるダートというやつは出現しなかった。先週、逃げた馬とかあるいは2番手で進めた馬の連対率が高いが、これはいつもの京都ではだいたいこんな感じで多い。先週が極端に前有利な馬場だった訳ではない。

注目馬

  • 土曜京都02R 2着 ダイシンプロト

勝ち馬

  • 土曜京都02R 1着 ゲームフェイス
  • 土曜京都03R 1着 スマートレパード
  • 土曜京都12R 1着 オーシャンフリート


1回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-0.8 日:-0.7 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。
 Aコースを使用した昨年12月開催の1週目、これはマイナス2秒近い馬場差だったが、Bコース使用の今開催はマイナス1秒まで行かなかった。1週前の月曜日の雨の後に乾ききっていなかったという可能性もあるが、昨年12月の開催からそれほど間が開いていないので、回復していないのだと思う。内と外どこが伸びるという事はなくて、フラットのままだった。この後もBコース使用だが、3週だけの開催なので、いきなり外しか伸びない馬場に変貌すると言った劇的な変化はないはず。

  • 中京ダ 土:-0.6 日:-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。先週の火曜以降は降水量がゼロで、それでいて金曜の正午に稍重だったという事は、木曜の時点でも良ではなかったという事だが、その木曜日に凍結防止剤が散布されたので、そこから乾きにくくなったという状態だった。土日とも良馬場で行われたが、稍重に近い良馬場で、馬場差はマイナスになったという事。今週雨が降らなければ、もう少し水準方向に動く可能性がある。

注目馬

  • 日曜中京04R 5着 スノークラフト
  • 日曜中京09R 5着 クローチェ

勝ち馬

  • 土曜中京08R 1着 ウイングザムーン
  • 日曜中京03R 1着 スズカルーセント


ワンポイントアドバイス

  • 中京芝2000mのラップ