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2016年5月23日放送

1,844 バイト追加, 2016年5月31日 (火) 10:05
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=馬券Summary=
* 牡牝の違い
 
 先週土曜の東京9RカーネーションCをクイーンズベストが勝ってワークフォース産駒初のJRA2勝馬が誕生した。そのカーネーションCは超スローの逃げで恵まれはしたものの上がり3Fは33.4だった。実はワークフォース産駒が上がり34秒を切って勝ったのはまだ3回目でその内2回はクイーンズベスト。もう一回はレッドエトワールでこれら2頭はどちらも牝馬。ワークフォース産駒の牡馬は1着時の上がりタイムが最高34.6で、速い上がりのレースでは苦戦している。<br /> そもそもワークフォース産駒は牡馬が11勝中7勝がダートなのに対し、牝馬では11勝中9勝が芝。デビュー前からワークフォース産駒は早熟タイプやスパッと切れる馬は少ないだろうと予想されていて、実際その通りになっているが、牝馬に限れば切れるタイプも出ているということ。<br /> エンパイアメーカー産駒も似た傾向で、牝馬は芝17勝でダート46勝に対して、牡馬は芝15勝でダート64勝でダート勝ちの比率のほうが高い。しかも牡馬の芝15勝中5勝はフェデラリストがあげたもので、牡馬の芝馬は非常に少ない。牝馬ではナムラアン/エテルナミノル/カイザーバルなど芝の速い上がりのレースでも好走している馬がいるが、牡馬で上がり34秒を切って勝ったのはフェデラリストだけ。<br /> 以上をまとめると切れ味に欠けてダートで勝つ産駒が多い種牡馬でも、牝馬には芝で切れる馬が結構出ると言うこと。よって血統を予想に取り入れる場合は牡馬と牝馬は区別して考えたほうがいい場合が結構ある。
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