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2018年1月15日放送

340 バイト除去, 2018年2月5日 (月) 05:46
馬券Summary
* 中山ダート1200mはなぜ外枠有利なのか
※ 中山ダート1200mと言えば、外枠有利。
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これは数字にもハッキリ出ているが、よく言われる「外枠の方がスタート直後の芝の部分を長く走れるから有利」というのはちょっとはあるのだろうが、根拠としては正しくないと思う。ちなみに、同じ芝スタートのダート、例えば京都ダート1400mは外枠不利でもないが、外枠有利でもない。この一般論としてスタートから最初のコーナーまでの距離が長いほど外枠有利になりやすく、その後のコーナーの半径が小さいほど外枠有利になりやすいという事がある。スタートから最初のコーナーまでが長いと最初のコーナーに入るまでに馬群が縦長になりやすく、外枠でもその後極端に外を回る必要もなく、距離損が少ない。そしてコーナー半径が小さいと内ピッタリを回った場合に窮屈になりやすく、外で伸び伸びと走っている事のアドバンテージが大きいという事。
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中山のコース図。中山ダート1200mというのは、スタートから最初のコーナーつまり、3コーナーまでおよそ500mある。なおかつ、コーナーの半径というのが、小回りコースと言われている札幌よりも小さい。外枠有利になる要素が2つ揃っているだけであって、芝を長く走れるかどうかはあまり関係ない。また、中山ダート1200m、スタートからずーっと下り坂が続く。なので、前半のペースが速くなりやすく、従って3コーナーでは縦長になっている確率が高い。外を回る不利が非常に小さい上に、内の先行馬が急激にバテて下がってくる事も多く、内の好位にいると特に不利を受けやすいという事。<br /> ちょっと話が京都に飛ぶが、京都ダート1400m。こちらはスタートから3コーナーまでおよそ600mとかなり長いが、その前半部分が登り坂でペースが上がりにくくてなおかつその後3コーナー・4コーナーが大きい。そのため外枠有利と言うほどではなくなっている。話を中山ダート1200mに戻すと外枠有利なのは、このコースの形によるものであって、スタート地点の芝はそれほど関係ない。内の好位にいると、先行した馬がバテて来た、下がってきた時に不利を受けやすいが、内から先行してなおかつバテないだけの力がある馬なら、それは関係ないという事。近年は中山ダート1200mですら、超ハイペースが減っているので、内枠の先行馬を内枠だからという理由で嫌うのは得策ではないと思う。

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