2025年4回東京4日目

開催一覧
2025/10/13 (月)
東京 京都
2025/10/12 (日)
東京 京都
2025/10/11 (土)
東京 京都
2025/10/05 (日)
東京 京都
2025/10/04 (土)
東京 京都
2025/09/28 (日)
中山 阪神
2025/09/27 (土)
中山 阪神
2025/09/21 (日)
中山 阪神
2025/09/20 (土)
中山 阪神
2025/09/15 (月)
中山 阪神
2025/09/14 (日)
中山 阪神
2025/09/13 (土)
中山 阪神
2025/09/07 (日)
中山 阪神 札幌
2025/09/06 (土)
中山 阪神 札幌
2025/08/31 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/30 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/24 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/23 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/17 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/16 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/10 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/09 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/03 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/02 (土)
新潟 中京 札幌
2025/07/27 (日)
新潟 中京 札幌
2025/07/26 (土)
新潟 中京 札幌
2025/07/20 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/19 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/13 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/12 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/06 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/05 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/29 (日)
福島 小倉 函館
2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
東京 阪神 函館
2025/06/21 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/15 (日)
東京 阪神 函館
2025/06/14 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/08 (日)
東京 阪神
2025/06/07 (土)
東京 阪神
2025/06/01 (日)
東京 京都
2025/05/31 (土)
東京 京都
2025/05/25 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/24 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/18 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/17 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/11 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/10 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/04 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/03 (土)
東京 京都 新潟
2025/04/27 (日)
東京 京都 福島
2025/04/26 (土)
東京 京都 福島
2025/04/20 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/19 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/16 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
中山 阪神 小倉
2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/08 (土)
東京 小倉
2025/02/02 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
中山 中京 小倉
2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
中山 中京
2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
中山 中京
2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 4回東京は2週目まで終了しました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒6からマイナス2秒3への変動、日曜・月曜がマイナス2秒7でした。遡って5日間の馬場差を確認しておきますと、いずれもマイナス2秒台で大きな動きはありません。
 土曜は雨が降り続きましたけれどもね、強い雨ではなくてそもそもが高速馬場ですから、終盤へ向けて少し時計が掛かって行った程度です。日曜は乾いてですね、開幕週の数値と同じになって月曜も同様でした。このように数値の動きは大きくなくて、見た目には1週目とコンディションも変わらないように思えたんですけれども、外の差し馬が優勢の傾向が強まっていましたね。そうは言っても追い込みを決めた馬の大半が出色の上り600mで、例えば月曜9R・月曜日11Rの勝ち馬はいずれも32秒台後半でした。換言しますとね、瞬発力があれば後方からでも差せる馬場だったという事ですね。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒5からマイナス1秒0への変動、日曜がマイナス0秒7からマイナス0秒4への変動、月曜がマイナス0秒1でした。遡って5日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値ですが、高速馬場というほどのレベルではありません。
 土曜は雨が降り続いて後のレースになるほど時計は出やすくなったんですが、一気に高速した訳ではありません。ただ、芝の変動幅と比較しますと、動きは少し大きかったですね。3日間を通じてタイムランクの優秀なレースはほとんどありませんでした。そのせいか、連対馬の脚質は逃げあり、追い込みありとバラエティーに富んでいました。この辺りはね、馬場やペースではなくレースレベルによるところが大きかったように思いますね。


  タイム分析
 2025/10/12 (日)  芝=-2.7  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 コズミックボックス 牝2 未勝利 1:34.0 -1.6 -0.3 +0.3 -2.2 C C --
3R T2000 チャリングクロス 牡2 未勝利 2:00.0 -1.9 -0.3 +0.5 -2.7 D D --
5R T2000 イクシード 牝2 新馬 2:00.2 -2.0 -0.7 ±0 -2.7 C C --
8R T2400 アロンズロッド 牡3 1勝クラス 2:24.9 -2.0 -0.8 +0.4 -3.2 C C --
9R T1600 アイサンサン 牝3 鷹巣山H(2勝) 1:32.0 -2.2 --- ±0 -2.2 C B --
11R T1800 ラヴァンダ 牝4 アイルラ(G2) 1:45.7 +0.1 -0.8 +1.7 -2.4 SL C --
 2025/10/12 (日)  ダ=-0.7 → -0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 サンダーヴィント 牡2 未勝利 1:38.7 -0.6 --- +0.1 -0.7 C C --
4R D1300 レイオブファイア 牡2 新馬 1:20.8 +1.3 --- +1.8 -0.5 E D --
6R D1400 モーニングマジック 牝3 1勝クラス・牝 1:25.0 +0.1 --- +0.5 -0.4 D C --
7R D1600 アデランテ セ4 1勝クラス 1:38.3 +0.3 --- +0.8 -0.5 D C --
10R D1400 ワイワイレジェンド 牡4 テレビ静(3勝) 1:23.9 +0.4 --- +0.8 -0.4 E D --
12R D1300 マーズオデッセイ 牡3 2勝クラス 1:17.7 -0.2 --- +0.1 -0.3 C C --

東京4R 2歳新馬 タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムでした。
東京5R 2歳新馬 注目
 勝ったイクシードについて。
1着:イクシード 勝ち馬注目
 これはイクイノックスの全妹のデビュー戦ということでね、その初陣を見事な瞬発力で飾りました。馬体重はね472キロで、均整の取れた良い体つきも目につきましたね。出遅れを除けば、これはもう言うことのない内容で、実際2番人気で2着のモンシークが内枠で、上手な立ち回りを。つまり勝ちパターンのレースをしているだけにね、直線外から上がり600m33秒4で差し切った脚は優秀です。兄と比較するのはね、まだかわいそうですけれどもペース補正が入ってCランクですから、これは連勝がね狙えるんではないでしょうか。
東京6R 3歳以上1勝クラス・牝 
6着:ルージュナリッシュ 解説推奨
 2走前からダートを使い出して、今回を含めて5着・3着・6着なんですが、3走全て戦法は違うんですね。今回は早めに動いて伸び切れなかった前走の内容を受けて、意識的にしっかり脚を溜めた節がありました。先行して踏ん張ったね、2着のセギレエルビエント、3着のサンタアニタも強いですからね。4コーナー13番手からでは届かなくても仕方ないんですが、勝ち馬と同じ上がり600m最速タイをマークした事で、今回与えた課題に対するね、成果あったように思います。これは必ずね、次走以降に繋がりますし、横山和生騎手の継続騎乗であればね、次走は期待できると思います。
東京9R 鷹巣山特別 注目
 上位2頭を取り上げます。
1着:アイサンサン 
 まず勝ったアイサンサン。この馬オークスとローズステークスの間に、タイムランクAで1勝クラスを勝っていました。今回は昇級戦で2勝クラスで、52キロのハンデはかなり楽だったとは言いましてもね。平均ペースを正攻法で押し切る強い内容でした。しかも、メンバーランクBの好カードです。全姉アカイイトは2021年エリザベス女王杯を勝っているんですが、こちらは今回の勝利で芝1600m3勝とマイラー色が濃いですね。昇級しても芝1600mなら通用しても良いです。
2着:マテンロウバローズ 
 それから2着のマテンロウバローズは2月の東京、芝1600mの3歳新馬戦でデビューして、2連勝後はですねスプリングステークス4着、青葉賞13着でした。夏場の休養で大幅に体が増えて良くなっていましたし、再びですね、2連勝した芝1600mを使って改めて1600mへの距離適性の高さを示しました。先行好位組が上位独占した中で、直線外から追い込んで2着は立派です。次走も上位候補としたいですね。
12着:キングノジョー 通信簿
 1番人気12着でした。この馬はね、重賞でも人気になった馬ですから昇級戦で1番人気になると見て危険馬としました。予想通り1番人気になったんですが、前走1勝クラスを勝った際のタイムランクDで、これはちょっと過剰人気だったんではないでしょうか。予想上は軽く扱いましたけれども、結果的に敗因はね、テンションが高くてスタートで煽ったことですから、私自身危険馬としましたが、結果オーライということ。ただそんだけだったということです。
東京10R テレビ静岡賞 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。
東京11R アイルランドT タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。タイムランクがSL・メンバーランクはCでした。まず内から抜けて行ったのがアドマイヤマツリでした。序盤の入りが遅いですよね。36秒4なんですよね、最初の600mが。それでもって前半の1000mが1分0秒8ということでね、相当なスローペースです。各馬、ですからねみんな手応えはある訳ですけれども、この時点でね私はもうこれ1枠2頭、1-1になるなっていう感じはしましたね。そういう馬場傾向でしたし、このペースですから、いくら何でも外からはなかなか追い込んで来れないと見るのがね、そういうレースの質になったと思うんです。ところが、結局外の3頭が上位に来て、内の2頭が2着と3着という事になる訳なんですけれどもね、ある意味ペースが遅すぎて。究極の瞬発力勝負になったっていう感じあると思うんです。5着のセフィロっていうのが、ちょっとスプリンター的要素のある馬ですから、この馬がこれだけ来たっていうことはね、そういうレースだったような気がします。先ほどTOPIXにね、上がってましたように、2歳未勝利戦で10秒9-10秒9ってラップが最後出てる訳で、そう考えるとこのレースSLだけれども、10秒台のラップが最後出てないんですよ。ちょっとレベル的にどうだったのかなっていう気はしますね。
1着:ラヴァンダ 
 まずは勝ったラヴァンダ。ラヴァンダがあの位置から差し切ったっていうのは、凄い事ですね。そういうレースの質ではなかった訳ですからね。ただ、何しろ状態は良かったですね。パドックも返し馬も文句なしという感じでありました。ただ、この馬の使った上りが32秒台で、実は去年までアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスという名前で行われてますけども、32秒台で勝った馬っていうのは、昨年のねブレイディヴェーグ、これが32秒8。それから2018年のディアドラが32秒3なんですよ。ですからね、それに次ぐというか。過去10年で3頭目でこのブレイディヴェーグにしてもディアドラにしてもG1を勝っていた馬ですからね、それに匹敵する脚を使ったという事です。ただね、ディアドラもブレイディヴェーグも1分44秒7走破なんです。今年はSLとは言え、1分45秒7でしょ。だからやっぱりSLでもちょっとレースレベルがどうだったかっていうのは、私はそういう風に思うわけですね。
2着:アンゴラブラック 
 2着はアンゴラブラックでした。この馬はね、牝馬限定の重賞なら十分に通用するポテンシャルは持ってましたし、エリートらしい戦績でここまで上がって来ました。ただ、イメージ的にはねこういう瞬発力勝負は合わないなっていう風に思ってたんですけれども、カナテープの1回内でね、体制が若干劣勢になりながら盛り返してますし、これだけ速い上がりの競馬に対応したという事は、非常に今後に向けて自信に繋がるというかな、収穫あったと思います。
3着:カナテープ 
 その後3着がカナテープでした。マイナス14キロという体でしたけれどもね、という事は美浦にいた時より約20kgぐらい減ってた事になりますが、細くはなかったし、馬は落ち着いてましたし、一応コンディションは悪くなかったと思います。ただ、やっぱりアンゴラブラックにあの体勢からもうひと伸びされた辺り、ちょっとやっぱり脚の使い所っていうか、競馬的にはね完璧な立ち回りできたような気がしますよ。最初のポジション取りも良かったし。ただ、結果的にはひと脚しか使えなかったっていう事なので、今後もやっぱり脚の使い所っていうのがポイントになってきそうですね。
4着:ライラック 
 その後ね、差がなかったですね4着ライラックでした。これはね石川裕紀人騎手が、今までは自分が乗った中では一番状態が良かったという事ですから、本当にこの馬の力を最大限に出す、そういう騎乗をしましたよね。そしてやっぱり馬の状態の良さが着順に結びついたと。元々力のある馬ですからね、ただコンスタントに走って来れないというか、そういう所がありましたからね、力は見せたというところでしょう。
7着:アドマイヤマツリ 
 さぁその後ですね、2番人気のアドマイヤマツリ7着でした。ちょっとペースを落としすぎたかなっていう感じあります。基本的にはやっぱりそんなに逃げて速い上がりでまとめられるタイプではなくて、そういった点であと1秒前半の1000mが速ければ、もう少し頑張れたと思いますが、やっぱり4着から後ろちょっと離されたんで、やっぱりちょっと休み明けの分本来のパフォーマンスが出なかったかなという気がします。
9着:ボンドガール 
 それから1番人気のボンドガール9着でした。1800mでこのスローペースの中、折り合いという課題はクリアしてますから。何で伸びなかったの?って事になるわけです。で、全然伸びてません。という事はちょっとわからない。折り合ったのに弾けなかったっていうことで。だって8着から後ろって1馬身4分の1じゃないですか。これはもう決定的な着差で、理由はわからないけどパフォーマンスが出なかったということです。
10着:セキトバイースト 
 もう1頭、3番人気セキトバイースト10着でした。この馬は春の府中牝馬ステークスを勝った馬ですけれども、当時が平均ペースで前半の1000mが58秒9でした。ですからこの馬自身上がり35秒2で押し切れたわけです。ところが今回はSLで、前回58秒9に対して、今回が1分0秒8ですからね、この馬自身33秒8で上がってるけれども、まずこういう競馬はこの馬には合いません。平均ペースで力で押す先行馬、私はそういうふうに思っています。
東京12R 3歳以上2勝クラス 注目
 勝ったマーズオデッセイについて。
1着:マーズオデッセイ 
 勝ったマーズオデッセイについて。この馬、昨年7月の福島芝1800mの2歳新馬戦を勝ってはいたんですが、ちょっとこのごっつい体つきとね、前さばきの硬さから、いずれはねダートを使うとは思っていたんですけれども、まさかね短距離馬に育つというのは思ってもみませんでした。今年の春はね、ダート1400mでも引っかかっていたぐらいで、さらに距離を縮めて、折り合いをマスターしたことでダートの短距離の差し馬として完成形に近づいたと思います。それでもね、走りのバランスに課題があると三浦騎手はコメントしていますから、それで3馬身差ですからね、これ恐れ入りましたというところではないでしょうか。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)

No tweets found for the hashtag #Victory_Road.


当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai
since 2001.06.26 -