東京02R |
未勝利 .ムーングレイル |
前走 |
| 1000m1分3秒7の超スローペース。内の3番手をなだめながら追走して、折り合いはクリアして見えましたし、手応えも残っていました。それが逃げ・2番手の直後に入ってしまって、前をふさがれます。しばらく待たされて、少し空いた隙を突こうとしたんですが、ここが再び閉まってしまいました。そうこうしているうちに、外と中から惰性をつけて追い込んだ1着馬と3着馬に抜き去られ、完全に脚を余した敗走です。ミッキーアイル産駒ですが、福島の1200mで出遅れて敗れ、新潟の1600mで巻き返して2着と少し大跳びだけに1600mが良い背景があるんですが、いろいろ考えると東京の1400mが一番適していると思います。今回の悔しさを東京でぶつけたい、そんな1頭です。
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東京08R |
1勝クラス .ジャサルディア 勝ち馬注目 |
前走 |
| ジャサルディアが単勝1.9倍の支持に応えて勝ちました。前走は出遅れましてね、さらに引っかかって2着でした。しかもタイムランクBのレースでしたからね、五分のスタートを切って、折り合って走れれば今回のパフォーマンスはむしろ必然。申し分ないレースだったと思いますね。父はキズナです。スタートに関してはね、まだ安心できませんけれども次走が新潟の芝1600mなら昇級即連勝も可能だと思います。
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東京09R |
tvk賞(2勝) .チューラワンサ 勝ち馬注目 |
前走 |
| 勝ったチューラワンサは大外枠でしたけれども、早めに内へ入れる事ができて、コースロスのない立ち回りができました。とは言いましても、2馬身半差ですから完勝です。3歳牝馬は負担重量のアドバンテージが大きいですから、昇級しても即通用するでしょう。
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東京10R |
赤富士S(3勝) .フルオール |
前走 |
| 出遅れていないんですけども、スピードに乗るまでに時間が掛かる馬で、いつも通りに後ろから。新潟ダート1800mではいかにも厳しいレース内容なんですが、上がり600m36秒4は断然の1位でした。先ほどいつも通りに後ろからと言いましたけども、4歳の2月までは先行する事も多かった馬です。ただですね、前につけて早めに抜け出すと気を抜いてしまうので、差しに構えるようになったという経緯があります。もちろん直線の長いコースがベストで、ダートなら東京か中京という事になるんですが、3勝クラスの1400mや1600mでは忙しく、かと言ってね、2100mもちょっと長い感じなんですよね。3勝クラスでの2着3回が全て中京のダート1800m・1900mなのは偶然ではなく、要するに直線の長いコースの1800mぐらいがベストという事ですね。展開によっては新潟や東京でも2着や3着に来るかもしれませんけどもね、軸にできるのは中京出走時なので、次が中京なら狙い目になります。
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東京10R |
赤富士S(3勝) .オウギノカナメ |
前走 |
| 勝ちタイムが1分44秒3でレースの後半800mが50秒9ですから、900m通過が53秒4、これは速いです。このペースでズッと外に張り付かれていたオウギノカナメが3コーナーでいっぱいになってしまったのも仕方ないですし、このペースなのに、前半は行きたがっていたスマートケープが残り200mを迎える前に失速したのも仕方ないですね。この2頭、どちらも3勝クラスで好走した事はないので、普通のペースで先行できれば巻き返せるという根拠は薄いんですけどもね、ここまで負ける馬ではないと思います。どちらも負ける時は大負けする事が多くて、その分一変するということも多いタイプなので、注意はしたいですね。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .ホウオウビスケッツ |
前走 |
| 7着同着シュトルーヴェ。4コーナーでモタモタしていて、そのまま下がっちゃうのかなと思ったら直線で伸びて来ましたね。これ、慣れの問題かもしれませんけども、今回に関しては2000mは忙しいという内容だったと思います。
同じく7着だったホウオウビスケッツ。1コーナーから2コーナーにかけて力んでいたんですが、向正面で落ち着いてはいました。しかし、3コーナーから手応えが怪しくなって、4コーナーでは逆手前になって外に膨れてもいましたね。今回の組み合わせのように、先行馬が多い時に1番人気になって信頼できるタイプではないんだと思います。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .シリウスコルト |
前走 |
| そして3番人気のシリウスコルトは8着でした。すんなりと好位が取れていましたし、レース運びとしては申し分なかったと思うんですが、4コーナーから直線にかけてドゥラドーレスが押し上げて来た時、ちょっと脚色の差というのは歴然だったかなと思います。直線で抵抗する余力というのはもう既になかったですね。ちょっと馬場状態が上がりを要するような感じで、その辺りで58.5キロのトップハンデ、やっぱり字面以上にキツかったかなという結果です。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .シルトホルン |
前走 |
| 4着はシルトホルンでした。道中のポジションは良かったですし、あとは伸びるだけという感じだったんですが、追い出してからねちょっと内にもたれてラチにへばりつくような感じ。57キロのハンデというねのもあったかもしれませんが、それなりには走ったんですけどもちょっとね、2000mも微妙に長いのかなというところで、いろいろハンデとか距離、その辺の外的要素がかみ合わなかったかなという感じはあります。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .レーベンスティール |
前走 |
| 2番人気で7着のレーベンスティール。59キロでしたけれども、昨年のエプソムカップでは59キロを背負って勝っています。初めての1600mに対応できたのは、スローペースだったという事もあったかもしれませんけれども、その割には弾けなかったですよね。まだ体調が整っていなかったのか、こんなにパフォーマンスが出せないはずはないと思いますんで、残念ですけど次回に期待したいと思います。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .チェルヴィニア |
前走 |
| 2着は1番人気チェルヴィニアでした。牝馬で57キロで、この馬自身初めて背負う負担重要だった訳ですけれどもね。難なく2着は確保しました。ただ、上がり600m33秒9というのはレースの上がりと同じなんですね。ですから、この記録から言える事はスローの1600m向きではないという事。やはり、平均に速い流れの地力勝負というところでこそね、この馬の強さが発揮されると思います。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .サトノシャイニング |
前走 |
| その後サトノシャイニングが4着でした。普通に逃げてればね、ひょっとしたらっていう事はあったかもしれないんですけれども、2番手に控えた所で、やっぱりちょっと折り合いの難しさって言うか、若干リズムの狂いがあったと思います。で、まぁ離れた2番手以降、この馬自身が逃げているのと同じ形ですから、まぁその後はこの馬のレースができたと思いますが、流石に早めにクロワデュノールにね、交わされてしまいましたから現時点では私は折り合いの課題はまだ残っているけれども、まぁまぁ及第のレースはできたという評価です。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .ディマイザキッド |
前走 |
| その後4着でした1番人気ディマイザキッド。この馬はどちらかと言えばスローのヨーイドンの方が良いタイプだと思いますね。いつも通りの競馬に徹して、最後もそれなりに伸びて来てはいるんですが、後半ずっとラップで速いような、今回のような持久力型の展開にはちょっと向かなかったかなと。瞬発力勝負のような展開でね、改めて見直したいなとは思います。
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東京11R |
毎日王冠(G2) .エルトンバローズ |
前走 |
| そして1番人気エルトンバローズは8着でした。これがちょっと問題なんですけどもね。勝ったマピュースのすぐ後ろにいて全く伸びなかったですね。こうなると状態が良くなかったとしか思えません。
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東京12R |
2勝クラス .ファリーザ 勝ち馬注目 |
前走 |
| 完全タイム差はマイナス0秒3で、あと0秒1速ければBランクでした。0秒1の短縮は恐らく可能という内容。それだとギリギリのBランクという事なので、昇級してすぐに通用するとまでは言えないんですけども、レースのラスト200mのラップが12秒2。この馬は残り200m地点では先頭ではなかったので、推定12秒1ですね。ダートに転じてから2着・1着・1着なんですけども、1800mは芝も含めて今回が初めてで、平坦コースとは言え、ダートで後で最後にこれだけ伸びるのは素晴らしいと思います。全体のタイムとしては昇級してすぐに通用するかどうか半信半疑ですけども、勝ちっぷりからは通用可能と見ます。
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