2025年2回小倉8日目

開催一覧
2025/08/31 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/30 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/24 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/23 (土)
新潟 中京 札幌
2025/08/17 (日)
新潟 中京 札幌
2025/08/16 (土)
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2025/08/10 (日)
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2025/08/09 (土)
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2025/08/02 (土)
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2025/07/27 (日)
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2025/07/26 (土)
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2025/07/20 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/19 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/13 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/12 (土)
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2025/07/06 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/05 (土)
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2025/06/29 (日)
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2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
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2025/06/21 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/15 (日)
東京 阪神 函館
2025/06/14 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/08 (日)
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2025/06/07 (土)
東京 阪神
2025/06/01 (日)
東京 京都
2025/05/31 (土)
東京 京都
2025/05/25 (日)
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2025/05/24 (土)
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2025/05/18 (日)
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2025/05/17 (土)
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2025/05/11 (日)
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2025/05/10 (土)
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2025/05/04 (日)
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2025/05/03 (土)
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2025/04/27 (日)
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2025/04/26 (土)
東京 京都 福島
2025/04/20 (日)
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2025/04/19 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
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2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
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2025/03/22 (土)
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2025/03/16 (日)
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2025/03/15 (土)
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2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
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2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
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2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
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2025/02/08 (土)
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2025/02/02 (日)
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2025/02/01 (土)
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2025/01/26 (日)
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2025/01/25 (土)
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2025/01/19 (日)
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2025/01/18 (土)
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2025/01/13 (月)
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2025/01/12 (日)
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中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 2回小倉も先週で開催を終えました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒8からプラス1秒5への変動、日曜がプラス1秒4。1200m対象の数値は土曜がプラス0秒3からプラスマイナスゼロへの変動、日曜がマイナス0秒1でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、開幕週はマイナス1秒0でしたが、開催が進むにつれて、数値はプラス方向に動き、先週の2000m対象の馬場差は土日ともにプラス1秒台でした。なお、2週目以降は馬場の傷みもあり、距離によって時計の出方が比例しません。そのため、馬場差を分けて表示しています。
 先週は最終週だった上に金曜にまとまった雨が降って、土曜日はかなり時計の掛かるコンディションでした。後半は乾いては行ったんですけども、そもそも馬場が傷んでいますからね。時計の出方は大きく変わりませんでした。1200mは中距離ほどではないものの土曜はね、この開催では初めてプラスの数値でスタート。日曜は土曜と比べれば乾いたんですが、土曜終盤からは大きくは変わっていません。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒3への変動、日曜がマイナス0秒8からマイナス0秒6への変動。1000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒2からマイナス1秒0への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、開幕週はマイナスの数字でした。ダートも3日目以降時計の出方が比例せず、1700mと1000mで分けて表示しています。
 金曜日の雨が残って土曜はこの開催では最も時計の出やすいレベルでした。後半は乾いて行ったんですが、終始マイナス1秒台でしたね。日曜は乾いて水準方向に動いたんですが、2週目・3週目のような時計の掛かるコンディションではありません。1000mは土曜は1鞍だけ、日曜は土曜より乾いたんですが、マイナス1秒台でした。


  タイム分析
 2025/07/20 (日)  芝=+1.4 / 1200m=-0.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 ワインクーラー 牝3 未勝利 1:09.0 ±0 --- +0.1 -0.1 C C 7.33
4R T2000 サミダレナイツ 牡3 未勝利 2:03.2 +2.5 --- +1.1 +1.4 E C 6.75
5R T1800 ベレシート 牡2 新馬 1:52.5 +3.8 -0.8 +1.7 +1.3 SL C 4.00
7R T1800 キーウェーブ 牡4 1勝クラス 1:49.5 +2.4 --- +1.1 +1.3 E D 7.33
8R T1200 コウセキ 牡3 1勝クラス 1:08.8 +0.3 --- +0.4 -0.1 D D 7.71
9R T1800 ホルトバージ 牡4 不知火特(2勝) 1:48.4 +2.0 --- +0.7 +1.3 D C 5.20
11R T2000 イングランドアイズ 牝5 小倉記念H(G3) 1:59.9 +2.1 --- +0.7 +1.4 D D (16.00)
12R T1200 フリッカージャブ 牡3 耶馬渓特(2勝) 1:07.7 -0.4 --- -0.3 -0.1 B C 7.75
 2025/07/20 (日)  ダ=-0.8 → -0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1000 ローズカリス 牝2 未勝利 0:58.4 -0.9 --- +0.3 -1.2 D D 5.75
3R D1700 エイシンマールス 牡3 未勝利 1:46.1 ±0 --- +0.8 -0.8 D C 6.86
6R D1000 ペイシャヴァルツー 牝3 1勝クラス 0:57.4 -1.0 --- ±0 -1.0 C D 9.75
10R D1700 レアンダー 牡4 宮崎SH(3勝) 1:43.7 +0.1 --- +0.7 -0.6 D D (10.00)

小倉3R 3歳未勝利 
小倉4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
小倉5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
小倉6R 3歳以上1勝クラス 
1着:ペイシャヴァルツー 解説推奨
 見ての通りね、とにかく出脚が抜群な馬で、気性も非常にね前向きですし馬任せで楽に先手が取れるこのスピードが魅力です。今回もね、序盤からグングンとスピードに乗って行って、そのまま後続をね寄せ付けずに押し切る横綱相撲でした。新馬戦では今回と同じくね、逃げて2着馬に9馬身差をつける楽勝も飾っていて、自身の力を出し切れた際には非常に強い競馬をするタイプだと思います。勝った2戦はともにタイムランクCですが、いずれもノーステッキでの押し切りであることを思うと、高ランク帯というのもね、十分視野に入る快走と評価して良さそうです。負けた2戦というのがね、5ヶ月ぶりで息が切れた前走と、そもそも行き切れなかった2走前の大敗ですから、そこは割り切って考えても良いんじゃないかなというふうに思いますね。ここ2戦の抜群のダッシュ力を見る限り、2勝クラスでも楽にハナを切れるだろうとの見立てで、負担重量の恩恵がもらえるうちに次走を迎えてくれれば、強気に狙ってみたい1頭ですね。
小倉7R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
小倉11R 小倉記念 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにDでした。グラティアスが出ムチを入れて先手を取るというね、ちょっと意外な展開で一頭で飛ばして行って、600m通過が35秒0。1000m通過58秒7、その後中盤にもねラップを緩める事なく飛ばしていたので、追いかける各馬の消耗というのも自然と高くなりました。道中はやや縦長だった馬群もね、一気に詰まって残り400mからは後続が押し寄せていくハンデ戦らしい攻防で、直線は横に広がって追い比べになり、一旦シェイクユアハートがね、外から抜け出したんですけども、その内からイングランドアイズが脚を伸ばして、最後は突き抜けてゴールでした。1馬身3/4差の2着にシェイクユアハートが踏ん張り切って、3着には大外からねタイトに回って内に進路を取ったディープモンスターが伸びました。
1着:イングランドアイズ 
 51キロの軽量でしたイングランドアイズ、快勝でした。ここまで小倉の芝2000mで3戦2連対と、確かな馬場適性があって、しかもロスなく回れる最内枠。格上挑戦の身でハンデが51キロの最軽量。さらにはね、レースの上がり600mが37秒4と消耗度が高いレースになったので、他馬とのハンデ差というのは間違いなくプラスに作用したと思います。遡れば新馬戦で後のオークス2着馬ハーパーを負かして、続くクイーンカップ・フローラステークスをそれぞれ4着に好走していた馬ではあるんですが、それも2年以上前の戦歴ですからね。ちょっとここでピックアップするというのは難しいところもありました。ただ、今回に関してやっぱり枠・ハンデ・展開、その辺りがね諸々噛み合っての勝利なのは間違いないと思いますので、次走以降にどういったパフォーマンスを見せるかは注目したいですね。
2着:シェイクユアハート 
 2着はシェイクユアハートでした。道中は中団から運んで勝負所から徐々にポジションを上げて行って、直線入口で先頭と。レースぶりはほぼ完璧だったと思うんですが、より状況がね噛み合った勝ち馬に出し抜かれたという結果だと思います。実際に定量戦だった前走の垂水ステークスでは今回の勝ち馬を負かしている訳ですから、今回の敗因は枠やハンデに求めても良いんじゃないかなと思います。3歳のきさらぎ賞以来の重賞挑戦でね、こういった勝ちに行く正攻法で2着した辺りは立派な内容と評価してあげたいです。今回を含めた24戦で2・3着が13回ある堅実派ですし、常に警戒が必要な馬だというのはね、引き続き覚えておきたいです。
3着:ディープモンスター 
 その後3着が2番人気のディープモンスターでした。大外枠からのスタートでもね上手に立ち回れていて、道中は勝ち馬のすぐ後ろの位置にいました。直線追い出すまでもね、非常にスムーズに運べていたんですが、58キロのトップハンデと、前にいたのがね最軽量のハンデ馬というところで、流石に反応面での差は出てしまったかなというところです。内容自体はねケチをつけるところはなくて、シェイクユアハート同様により噛み合った馬に先着された印象が強くて、力は見せた一戦かなと思いますね。昨年、中京で行われた小倉記念でもトップハンデ58.5キロで3着と、前走の目黒記念も4着。G2辺りでもね通用するだけの実力はありますので、7歳高齢馬なんですけども引き続き侮れない馬だと思います。
4着:ラスカンブレス 
 その3着馬に差がない4着がラスカンブレスでした。最後の最後に後方から大外を突っ込んできた末脚はね、かなり目につきました。馬力は十分にある馬ですし、上がりを要する馬場と差し馬向きのね速い流れも向いたと思うんですが、如何せん小回りコースでの距離2000m、これがちょっとね不向きだったかなという印象ですね。見ての通り、ようやくエンジンがかかったところがゴールという感じで、より適性がハマるような条件であれば、重賞でも十分に戦える手応えというのはね、一応つかめたのかなとは思います。
9着:メリオーレム 
 そして1番人気のメリオーレムが9着に敗れました。昨年のプリンシパルステークスでの2着の実績や近走の充実度から人気していたんですけども、ちょっと見せ場もなく9着でした。川田ジョッキーからはね「暑さの影響」とのコメントもあったようなんですが、近走で結果を出していたのがね、東京で速い時計、好時計の決着で、今回とはかなりレースの質が違うものだったので、もし体調がしっかり整っていたとしてもどうだったのかなという疑念は残る要素です。ちょっとね、恐らくコメントからは一息入れると思いますので、その一息入れた秋の東京あたりで、その辺りで見直したいですね。
小倉12R 耶馬渓特別 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:フリッカージャブ 勝ち馬注目
 フリッカージャブが小倉芝1200mで連勝です。前走と同じく先手を取って行ったフリッカージャブが2馬身半差で危なげなく押し切ったという競馬。前走の前半600m通過ラップが33秒5で、今回は32秒9。クラスが上がって頭数も増えたので、ペースが上がるのも当然と言えば当然ではあるんですが、前走よりも時計の掛かるコンディションの中、同じく馬なりでねラップを速めた上で押し切ってしまうのですから、このクラスでも他馬とのね純粋なスピード値が違うという結果だと思います。これで2戦続けてタイムランクBでの圧勝です。今回もまだねノーステッキだった事からすると、これからさらに上を目指せる素材とを評価して問題ないと思いますね。ちなみに、この小倉開催での芝1200m戦における開催一番時計と2番時計がこの馬が連勝でマークした1分7秒5と今回の1分7秒7です。秋へ向けたね、夏の超新星になる可能性も十分にありそうですね。
2着:インブロリオ 
 勝負所で押し上げて勝ち馬に挑む形で跳ね返された2着インブロリオですが、これは相手が悪かったに尽きると思います。1月のリステッド競走、紅梅ステークスの2着や3月のG2フィリーズレビューでの4着など、これまでの戦歴からね実力は確かな馬で現級卒業というのは時間の問題じゃないかなと思います。
4着:サンドロナイト 
 あと他で目立ったのは先行勢が止まらない中、4コーナー14番手から上がり600m2位の脚で伸びて来た4着のサンドロナイト。この馬、南半球産馬ですからね。実質まだ3歳馬という事を考えると、今後の伸びしろは十分にありそうです。

解説者:久光匡治(優馬)

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