東京06R |
1勝クラス・牝 .メモリアカフェ 番組注目馬 |
前走 |
| 1番人気メモリアカフェの圧勝でした。メモリアカフェはですね、東京1400mの新馬戦では直線で一旦前と離れてから残り200mから鋭く伸びていたんですが、1800mに延びた今回は4番手からコーナーで徐々に上がって行き、早め先頭から独走。新馬戦の直線で一旦前と離れた原因は、砂を被った事なので、その点は気になりますけども、1勝クラスでも砂を被らない競馬をして今回と同じぐらい走れば、勝てるというレベルですね。
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東京06R |
1勝クラス・牝 .パースウェイド |
前走 |
| 6月の東京開催でデビュー。ダート1400mの新馬戦で出遅れて後方、直線だけで上がり最速の末脚で2着していました。能力が高いのはわかっていましたが、中山1800mで距離が伸びるのと、器用な立ち回りができるかどうかが心配でした。それでもスタートを決めて中団を追走。ハイペースで折り合いがついて、4コーナー手前からの勢いが違っての楽勝でした。タイム面は少し平凡なんですが、まだまだ良くなる印象を持ちました。父は新種牡馬でほぼ万能型のナダル。母の父ゴールドアリュール、この名前がダートで上級クラスへ出世する核になってくると思います。牝馬でもパワータイプと判断して良いと思います。
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東京08R |
1勝クラス .フォルラニーニ |
前走 |
| デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスの8着以外は全て馬券対象内の堅実派です。とっくに上に行っていなければならない、そういった器なのに2着・3着が多くて、要は詰めが甘いんですが、アドマイヤマツリにクビ差2着もあり、今回は勝たなければいけないような鞍でした。外枠から外外を回って勝ちに行き、ゴール前で甘くなった内容からは、勝ち馬と道中内・外の差はあったものの、2000mが長くも感じました。母は芝6勝のリナーテ、サトノダイヤモンドの半妹でしたが、1600mで新馬戦を勝った後は短距離にシフトして活躍しました。エピファネイア産駒でも適性は中距離よりも短めの方が良いと思います。距離を短縮すれば楽勝まであると思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .クリスマスパレード |
前走 |
| その後1番人気クリスマスパレード3着でした。少し離れた2番手で楽なペースだったと思うんですけども、逃げたペイシャフラワーを交わすのに手間取り、先頭に立った時には外の2頭が既に勢い良く伸びてきていて抵抗できませんでした。これまでの3勝は全て中山なんですけども、その3勝は2000mと2200mでした。超ハイペースで逃げて0秒4差の4着に粘った中山金杯も2000mですから、この1800mで落ち着いた流れになるよりも2000m以上で他の馬のスタミナをね、削ってしまうようなレースの方が合っているのだと思われます。あとは今回初めて56キロ背負ったんですけども、その影響も多少はあったかと思われます。今後も2000m以上なら要注目としておきます。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .シランケド |
前走 |
| 接戦を制したシランケド、重賞初制覇です。逃げ・差し自在というタイプですけどもね、差しに構えた場合コーナーで手応え良く上がって行けるのがこの馬の長所だと思います。今回も中団から4コーナーで外を回って手応え良く上がり、直線に入る時には前のホーエリートを手応えの良さで大きく上回っていました。それでいてホーエリートとはアタマ差の接戦ですから、切れ味があるとは言えないんですけども、特にコーナーが4つの1800m・2000mでは、位置取りがどうなっても確実に上位に来るという安定感があります。直線が長いコースのG1ではどうかなと思いますけども、向いている舞台のG2やG3では今後も好走を続けそうですね。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .シングザットソング |
前走 |
| 2着争いは接戦でしたが、内を伸びたシングザットソングが2着でした。中団の内で脚を溜めていまして、超ハイペースで先行馬の多くが早めに失速した事で、直線でも内に進路があり、そこを通れました。この馬が勝ったフィリーズレビューがそうだったように、この馬もハイペースの1400mがベストだと思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .ステレンボッシュ |
前走 |
| それから3番人気でしたステレンボッシュは13着でした。秋華賞までは仕方がないんでしょうが、桜花賞馬が2000m以上を使い続けている事、内回り向きではない事、能力で三角は打ったんですが、馬券的には気がありませんでした。モレイラ騎手をもってしても…と言った所だと思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .ワイドラトゥール |
前走 |
| 10番人気のワイドラトゥール豪快に突き抜けました。差しが決まる流れの1400mというのは、この馬にとってはベストですよね。という事で、1400mはこの馬にとってベストであるという事はもう覚えておきたいんですけども、ここまで展開が向く事がこの後何回あるかがポイントだと思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .アルジーヌ |
前走 |
| ハナ差2着アルジーヌでした。急きょ乗り替わりの幸騎手が、ベテランらしく対応。内枠を生かしました。差し馬で、枠順に恵まれた面はあったにせよ、前走のターコイズステークスそして今回と競馬が上手いです。さらに馬体重が増加。どっしりと見せるようになってきました。今なら東京のG1にも対応可能。距離的には2000mに延びても問題ないかもしれません。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .ボンドガール |
前走 |
| そして1番人気で5着だったのがボンドガール。栗東入厩での調整です。細くは見えないんですが、ソフト仕上げての体重減は気になりました。敗因はスローペースに尽きるんですが、1600mが短い印象も若干ですが感じました。クイーンステークス・紫苑ステークス・秋華賞の2着・3着・2着はいずれも1800m以上です。脚を使えるだけの隙間が、展開距離によって生まれた気がするんです。東京ならマイルでも大丈夫だと思うんですが、1勝馬の歯がゆさというモノはついて回っています。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .サフィラ |
前走 |
| ゴール前の混戦を捌いて見事勝利、サフィラでした。1着サフィラは、G1馬サリオスの全妹です。またG1 2着馬サラキアの半妹にも当たります。阪神ジュベナイルフィリーズ4着の実績もあるんですが、3歳時は体質が弱かったです。古馬になって体重がひと回り増加。また、落ち着きも出てレースで力を発揮できるようになったのが大きいと思います。さらにスタートセンスの良さも、格上挑戦の重賞制覇に繋がっています。今回は展開の利が大なんですが、前につけられてしぶといんで、これからも注意は必要だと思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .アドマイヤマツリ |
前走 |
| 勝ったのは1番人気アドマイヤマツリでした。新馬戦7着後は8戦5勝・2着3回。完璧な脚取りで昇級戦を重賞制覇で飾りました。内枠が味方した面はあるんですが、それを踏まえても抜け出す脚が速くて、0秒4差の完勝です。出走権を獲得したヴィクトリアマイルに向けては消耗度の少ない勝ち方で、乗り切ったのが良いと思います。中3週も今回と同じ課程になります。課題は初めてとなる1600mでしょう。東京は得意で、力も足りると思うんですが、マイルの瞬発力勝負は若干の心配もあります。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .クイーンズウォーク |
前走 |
| 勝ったのはクイーンズウォーク。4コーナーでホウオウビスケッツが動いた時に待った事で、最後ゴール前の伸びが違って来たという面もあるんですけども、やはり左回りだと直線よく伸びる馬ですね。タイムランクはEなんですけども、デシエルトの大逃げで超ハイペースになり、ペース補正が入らなかったためです。離れた2番手以降はもうペース補正が入るレベルのラップだったので、タイムが遅い事は気にしなくしなくて良いと思います。クイーンカップを勝っているとは言え、今は1600mが合うのかどうかちょっと不明ですけどもね。ヴィクトリアマイルは東京で行われるという点で合っていると思います。2000m付近の春のG1というのは右回りばかりなので、中距離路線に進むとなると右回りが課題になると思います。
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東京11R |
ヴィクト(G1) .ミアネーロ |
前走 |
| そして2番人気ミアネーロは8着でした。この馬のフラワーカップ1着も紫苑ステークス2着もですね、じっとしていて直線で一瞬の脚を使わせるという乗り方でした。今回も同じ乗り方をするとするならば、この1番枠というのは絶好枠で、実際に内でジッとしていて直線で伸びそうではありました。しかし前が狭くなってブレーキをかける事になりましたね。という事で、直線での不利が直接の敗因だと思いますが、どうしても不利を受ける危険性が大きい乗り方をしないと、その一瞬の切れ味を引き出せない・持ち味を出せないタイプなので仕方ないとは思います。
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東京12R |
BSイレ(3勝) .ライジン 番組注目馬 |
前走 |
| 前走もね、痛恨という感じで出遅れたんですけどもね、今回もスタートが遅くて後ろからになりました。で、もうなんと4コーナーでは最後方になってしまっていましたが、そこからは流石という伸びで4着まで来ています。これで2回続けてスタートが遅かった訳ですから、スタートを決めて本来の先行策なら勝てるとはちょっと言いにくいんですけどもね、今回に関しては出遅れたというよりですね、ゲートの中で体制が良くない時にゲートが開いて、上手く出る事ができなかったというモノですね。出遅れが癖になっているとはちょっと思えないので、あえて言います。普通のスタートを切り、本来の先行策なら勝てると。ただですね、前走が出遅れて11着だったのに今回も1番人気でしたから、4着まで追い込んで来た今回を踏まえると、次も1番人気だと思いますね。
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