2025年2回東京8日目

開催一覧
2025/06/29 (日)
福島 小倉 函館
2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
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東京 阪神 函館
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東京 阪神 函館
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2025/06/08 (日)
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2025/05/18 (日)
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2025/05/17 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/11 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/10 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/04 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/03 (土)
東京 京都 新潟
2025/04/27 (日)
東京 京都 福島
2025/04/26 (土)
東京 京都 福島
2025/04/20 (日)
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2025/04/19 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
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2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/16 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
中山 阪神 小倉
2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/08 (土)
東京 小倉
2025/02/02 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
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2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
中山 中京
2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
中山 中京
2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 2回東京は4週目まで終了しました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6からマイナス0秒5への変動、日曜がマイナス1秒6からマイナス1秒8への変動でした。まずは遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、6日目まではほとんどマイナス2秒台で推移していましたが、先週特に土曜は水準方向に動きました。
 東京は先週からBコース使用になりましたね。土曜は良馬場でスタートしたんですが、朝からの雨の影響で9R以降は「稍重」になりました。かなりね、激しく降る時間帯もあって、2000m換算でマイナス1秒6からスタートして、後半に向けてかなり時計が掛かって行きましたね。日曜は芝での最初のレースだった4R時点でマイナス1秒6。土曜のスタート時点に戻っていて、さらに「稍重」から良馬場に変更されたように、馬場が回復して終盤へ向けてマイナス方向に動きました。ただし、変動幅は土曜ほど大きくはなかったですね。そして、雨が降った影響なのか馬場の内側を避けて走る馬が多く見られましたね。脚質的には好位組と中団からの差し馬がそれぞれ7連対と活躍して、後方からの追い込み馬が連対したのは、ヴィクトリアマイルのアスコリピチェーノとクイーンズウォークだけでしたね。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒2からマイナス2秒6への変動、日曜がマイナス3秒0からマイナス2秒2への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響でここまでの開催は全て変動で、3日目以降はマイナス1秒を超えています。
 まず土曜1R時点の1600m換算の数値でマイナス1秒2でしたね。朝から雨が降り続いて終盤かなり速い時計の出るコンディションになりました。雨が止んで水が引いた日曜朝は土曜終盤よりもさらに速い時計の出る、もう「超」のつく高速馬場でしたよね。終盤は乾いて水準方向へ動いたんですが、それでもマイナス2秒台ですからね。高速馬場である事には変わりなかったですね。あと脚質的には好位組が11連対で最も活躍していました。逃げ馬も7連対と結果を残して、特に土曜は5連対と大活躍でしたね。一方、中団からの差し馬は3連対で、後方からの差しは1連対のみと不振でしたね。


  タイム分析
 2025/05/18 (日)  芝=-1.6 → -1.8  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T1800 フェンスブレイカー 牡3 未勝利 1:47.8 -0.6 -1.1 -0.3 -1.4 C D 6.63
5R T2400 ビリングス 牡3 未勝利 2:28.0 +0.1 -1.1 +0.9 -1.9 D C 6.67
7R T1600 ラブリージャブリー 牝3 1勝クラス 1:33.2 -1.6 -0.1 -0.3 -1.4 C D 7.75
8R T1800 フォルラニーニ 牡4 1勝クラス 1:47.5 -0.2 -0.9 +0.4 -1.5 D C 7.17
9R T1600 ボーモンド 牡4 テレ玉杯(2勝) 1:33.5 -0.7 -0.7 ±0 -1.4 C D 7.00
11R T1600 アスコリピチェーノ 牝4 ヴィクト(G1) 1:32.1 -0.6 --- +0.8 -1.4 D C 10.67
 2025/05/18 (日)  ダ=-3.0 → -2.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ブリックンクリック セ3 未勝利 1:24.9 -0.8 --- +1.8 -2.6 E D 7.30
2R D1600 ラヴアンドライク 牝3 未勝利・牝 1:37.2 -1.8 --- +1.1 -2.9 E D 7.42
3R D2100 ユイノレクター 牡3 未勝利 2:11.0 -2.5 -0.5 +0.7 -3.7 D D 9.00
6R D1600 メモリアカフェ 牝3 1勝クラス・牝 1:34.7 -3.4 --- -0.8 -2.6 B D 2.60
10R D1600 オウギノカナメ 牡5 青梅特H(2勝) 1:34.8 -2.4 --- ±0 -2.4 C D 8.29
12R D1400 サンライズパスカル 牡5 BSイレ(3勝) 1:22.8 -0.7 --- +1.2 -1.9 E C (8.00)

東京1R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムでした。
11着:タイヨウノキセツ 通信簿
 1番人気11着でした。これね、すごい恥ずかしい結果になってるんですけど、芝で僕取り上げて狙い馬にしたんですけど、まさかダートに使って来たんですよね。一言で言えば折り合いも欠いたんですが、適性がなかったんだと思いますし、もう1回芝に戻って来たら見直したいなと思います。
東京2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
東京6R 3歳1勝クラス・牝 タイムB
 基準より0秒8速い勝ちタイムでした。
1着:メモリアカフェ 勝ち馬注目
 番組注目馬となっていたメモリアカフェが昇級戦を勝って連勝です。メモリアカフェは中団の馬群でレースを進めて、最後の直線に向いて進路を確保するとしっかりと伸びて抜け出しました。最後は加速ラップでゴールインしていますね。前走はAランクの時計で未勝利戦を勝ち上がって、今回はBランクで連勝しました。しかもあと0秒1速ければAランクでしたね。まだ手前の替え方にスムーズさを欠く面はあるんですが、今回馬群を気にせず競馬ができた点は大きな収穫でしたね。半姉のカフェニクスは今年2月に3勝目をマークして、この馬も今後の更なる成長が期待できますね。
2着:パイシャオピン 番組注目馬
 2着パイシャオピンは後方から勝ち馬より速い上がりを駆使してよく追い上げました。今回は相手が強かったですね。ゲートを五分に出たのは収穫で、次走も上位争いになります。
3着:アンズアメ 
 3着アンズアメは前目につけてよく粘って、4着馬には4馬身の差をつけてるんですよね。レースぶりは安定していますし、次走もメンバー次第でしょうね。
東京7R 3歳1勝クラス 注目
 タイムランクはCだったんですがあと0秒1速ければBランクになっていたレースですね。上位2頭には見所がありました。
1着:ラブリージャブリー 
 勝ったラブリージャブリーはスタートで出遅れたんですが、その後ジッとして最後の直線に賭ける競馬でした。そしてジョッキーがゴーサインを出すと長く良い脚を使って、差し切りましたね。デビュー戦の前走は経験馬相手に勝って、今回はCランクの時計で差し切り勝ちでした。まだ気性面も含めて、幼さの残る現状ではあるんですが、それでいて連勝したのは能力の高さだと思いますね。今後が楽しみな馬です。
2着:モティスフォント 
 2着モティスフォントは出負けしながらも前に行って勝ちパターンに持ち込んだんですが、もう勝った馬が強かったですね。まだ折り合いに不安があるので、次走ね1400m辺りに使ってきたら、スッと勝ちそうな感じはありますね。
東京8R 4歳以上1勝クラス 注目
 勝ったフォルラニーニについて。
1着:フォルラニーニ 
 道中、脚を溜めて最後の直線に向くと、馬なりで先行勢に並びかけて鞍上が追い出すとスッと伸びて先頭に立って、最後はねもう流すぐらいの余裕がありましたよね。タイムランクはDなんですが、ペース補正が0秒9入ってるようにペースは緩かったですし、まだまだ手応えには余力がありましたね。この馬、2走前はタイムランクBのレースでクビ差2着。そして3走前はタイムランクはCだったんですが、先週のヴィクトリアマイルに出走したアドマイヤマツリとクビ差の接戦を演じてるんですよね。とにかくもう相手とか展開に関係なく、堅実なので昇級しても相手なりに走ってくれそうですね。
東京11R ヴィクトリアマイル 重賞
 タイムランクが・DメンバーランクはCでした。まずスタート、逃げるかと思われていたクリスマスパレードが1馬身ほどね、出遅れる形になりましたよね。隊列はなかなか決まらなかったですね。お互い探り合うような形の中、途中からアリスヴェリテが加速がついて、この辺りからスッとハナに立つんですが、前半の600m33秒9。まぁまぁ速いんですけど2番手以下は平均ペースかなという流れになりましたね。人気両馬は後方でしたね。アスコリピチェーノほぼ最後方に近い位置取りで競馬になって、4コーナーはアリスヴェリテが先頭で、2番手アドマイヤマツリという隊列で最後の直線に向かいましたね。アリスヴェリテは直線で大きなリードを取って直線でした。一瞬残るかというような所もあって、今度はもう内・外別れてのすごい追い比べになったんですよね。アスコリピチェーノとクイーンズウォークは外ですね。一方、シランケドは真ん中突いて来て、アルジーヌもその辺りを突いて伸びて来て、ここでもう一気に差し脚勝負になるんですよね。これもう、実況されてた方は大変だと思うんですけど、最後は外の2頭が伸びてきてアスコリピチェーノが1着になりました。
1着:アスコリピチェーノ 
 接戦を制して勝ったのが、1番人気のアスコリピチェーノでした。パドック気配はね、決して悪かったとは思わないんですけども、序盤から進みが悪くて位置取りが後ろになって、4コーナーもまだ15番手のポジションだったんですよね。そして追ってからの反応も速くなくて、加速がついてからも何度も手前を変えてたんですよね。それでいて最後差し切った訳ですから、もう地力と根性以外の何物でもないなという形ですね。やっぱり海外遠征帰りで調整が難しい中、何とかここに向けてしっかりと仕上げて、外枠も克服して勝ちましたしね。着差はわずかなんですけども、力がやっぱりここでは圧倒的に上だったんじゃないかなと思わせるような、ラストの伸び脚でしたね。
2着:クイーンズウォーク 
 そしてその後2着がクイーンズウォークでした。久しぶりのマイル戦だったんですけど前半からスムーズに流れに乗って、全く問題なかったですよね。アスコリピチェーノより前で競馬をして、4コーナーを回って一瞬ねそのアスコリピチェーノを突き放したんですよね。ただ残り100mぐらいのところですね、アルジーヌと軽く接触するような事があって、少し勢い鈍ったのが残念でしたよね。着差が着差だけに、ちょっと勿体なかったなという感じはするんですが、ただやっぱりマイルにも対応しましたし、改めて能力の高さを確認しましたね。
3着:シランケド 
 その後3着がシランケドですが、あの馬群の中をよく割って来ましたね。後方で折り合ってレースを進めて、4コーナーでまだ最後方だったんですよね。その後アスコリピチェーノが外に進路を取ったのに対して、こちら馬群の中に入って行って、進路を探しながらよく伸びて来ましたよね。ゴール前の勢いはね、前の3頭の中では一番良かったと思うんですよね。ベストはもう少し長い距離だとは思うんですが、それでもマイルに対応してこの競馬ですからね。秋が本当に楽しみになりましたよね。
4着:アルジーヌ 
 その後4着がアルジーヌも見せ場たっぷりでした。中団から進出して、もう4コーナーでは4番手だったんですよね。馬場の良い外めに進路を取って長く良い脚を使いました。クイーンズウォークと接触する場面はあったんですが、その後も勢いは衰えなかったですよね。1800mで4勝している馬ですから、そのスタミナが今回のようなタフな競馬で生かせたなと思います。
5着:アリスヴェリテ 
 アリスヴェリテになりましたがアリスヴェリテもよく粘りました。なかなか良い競馬でしたよね。内の馬が主張してくるようなら控えるプランもあったらしいんですけども、他に何も上がってこなかったので、じわーっとハナに立つというベテラン騎手らしい騎乗だったと思うんですよね。ラップを落とさずに逃げて見せ場十分でした。元々ね、マイルより長い距離に適性がある馬が、今回これ2着から5着に入ったんですよね。そういう馬場傾向になったなっていうのを上手く捉えた騎乗でしたし、馬もそれに応えたと思います。
8着:ステレンボッシュ 
 さぁ一方3番人気ステレンボッシュは8着でした。久しぶりのマイル戦、そこはちょっと心配された部分だったんですが、流れには上手く対応できてたと思うんですよね。そして4コーナー回ってからもスムーズに進路を確保して、でも伸びなかったという形なんですよね。やっぱりねパドック段階からねちょっと気配が薄いなっていう、脚捌きも硬かったですし、シルエットもちょっとほっそりしすぎてる感じがしたので、まだ本来の出来に戻りきってないのかなというレース運びでしたね。
16着:ボンドガール 
 そしてもう1頭、2番人気のボンドガール16着でした。ゲートを出るタイミングでちょっとバランス崩したんですよね。その後、頭を上げて折り合いを欠く場面が続きました。その辺りを克服した結果、ここ頭角を現してきた馬なんですが、今回はちょっとこの馬にとっては悪いところが出た感じなので、今後も折り合えば良い脚は使えるので、立ち直ってきてほしいなと思いますね。
東京12R BSイレブン賞 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
7着:ライジン 通信簿
 5番人気7着でした。今回スタートを決めてね、スムーズに先行して手応えも良かったんですが残り200mで失速したんですよね。1400mが少し長かったかなという負け方の分もありますし、中間除外とかもあって調整も難しかったと思うんですよね。能力は高いので次走見直したいと思いますね。

解説者:津田照之(競馬エイト)

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