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2025年1回中京7日目

開催一覧
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/16 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
中山 阪神 小倉
2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/08 (土)
東京 小倉
2025/02/02 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
中山 中京 小倉
2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
中山 中京
2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
中山 中京
2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒7でした。ここまでの馬場差を振り返りますと、3日間開催の2週目は全てプラスの数値でしたが、先週はマイナスの数値となりました。
 まず、ずっと雨が降らず土日とも良馬場でしたね。先週からBコースに移ったんですが、1週前は内を通る馬の好走が多く、その部分が仮柵の内側に入ってしまうので、さらに時計が掛かるようになるのかと予想していたんですけども、クッション値がですね土曜は「9.8」日曜は「10.0」でした。1週目は2日とも「9.4」で、2週目は「8.9」から「9.2」の間だったので、かなり硬くなっていて、馬場差は大きくマイナス方向に動きました。1週前に最も伸びなかった辺りが、先週のBコースだと最内の辺りで、土曜のうちから内を避けた馬が多く好走していましたね。この開催は、最後の1週もBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒7でした。遡って7日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値で、雨の影響を受けた2日目を除けば、大きな動きはありません。
 雨は降らず良馬場でした。そして早朝の含水率は1週前より大分低かったんですけども、レースの間に水を撒いていて、見た目にもレースの時は黒っぽくなっており、パサパサに乾いた状態ではなく、馬場差は早朝の含水率が高かった3日目と同じでした。


  タイム分析
 2025/01/19 (日)  芝=-0.7  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T2000 セナスタイル 牝3 新馬 2:03.8 +1.6 -1.3 +1.0 -0.7 SL C 8.69
9R T2000 ミッキーツインクル 牝5 西尾特別(2勝) 2:00.3 ±0 -0.2 +0.5 -0.7 D C 7.90
11R T2200 ロードデルレイ 牡5 日経新春H(G2) 2:09.8 -1.9 --- -1.1 -0.8 A C 3.89
12R T1600 オトコギアンパン 牡4 1勝クラス 1:34.2 -0.6 --- ±0 -0.6 C C 7.73
 2025/01/19 (日)  ダ=-0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 アオイレーギーナ 牝3 未勝利・牝 1:12.7 -0.4 --- +0.1 -0.5 C D 6.93
2R D1800 ロードトルネード 牡3 未勝利 1:54.6 -0.4 --- +0.3 -0.7 C D 5.10
3R D1400 サンライズブレイク 牡3 未勝利 1:25.4 -0.6 --- -0.1 -0.5 C D 8.62
4R D1900 コズミックダンサー 牡3 未勝利 2:00.3 -1.7 --- -1.0 -0.7 A D 5.14
6R D1200 ペイシャケイプ 牡3 1勝クラス 1:11.3 -1.1 --- -0.6 -0.5 B C 4.33
7R D1800 ヴォルスター 牡4 1勝クラス 1:52.8 -0.8 --- -0.1 -0.7 C C 8.25
8R D1400 テーオードラッカー 牡4 1勝クラス 1:24.8 -0.3 --- +0.2 -0.5 C C 7.27
10R D1200 ドゥータップ 牡4 豊川特別(2勝) 1:11.1 -0.7 --- -0.2 -0.5 C C 8.33

中京1R 3歳未勝利・牝 注目
 4着だったサントレッダーについて。
4着:サントレッダー 
 少し出遅れた程度だったんですけども、押しても着いて行けず後ろから。3コーナーからグイグイ押して前との差を詰めて行ったんですけども、直線入口でもまだ後ろの方。直線では右に左に進路を変えながら馬の間を通って伸びて来ました。牝馬限定戦という事でこのレースを選択したんじゃないかなぁと推測しますけども、明らかに1200mでは距離不足だと思います。それでも完全な前残りの展開を差し込んで来ており、力はありますね。ダート1400mの新馬戦では前に行って伸びを欠きましたが、当時より10キロ絞れた今回は長く脚を使っているので、今の状態であれば1400mで力を発揮できると思います。次走が1400mなら注目ですね。
中京4R 3歳未勝利 タイムA
 基準より1秒0速い勝ちタイムでした。
 2着から8馬身差の3着以下は、もう好タイムではなく、次走に関しては相手次第となります。
1着:コズミックダンサー 勝ち馬注目
 コズミックダンサーが追い比べを制しました。コズミックダンサーはですね、前走はゲートの中でガタガタしていて出遅れたんですけども、今回は好スタート。すんなり3番手に収まり、手応え良く追走できました。直線入口で少し前が詰まって待たされていましたけども、直線で逃げるグリプトグラフィの内に入り、追い比べから抜け出しました。スタートが良くなったので、1800mでも心配はなさそうですし、1勝クラスでも通用しますね。
2着:グリプトグラフィ 番組注目馬
 2着のグリプトグラフィは仕掛けてハナを切った前走の2歳新馬戦とは違い、馬任せにゆっくり出て行ってハナを切り、直線に入った所ではコズミックダンサーより手応えは良かったぐらいでした。それで競り負けた訳なんですけども、交わされてからも盛り返しそうになっていたので、ワンペースで速い脚には欠けるというタイプなんだと思います。恐らく最も勝ちやすい戦法は、もう離して逃げるか4コーナーでリードを広げるという事ですね。という事で、1800mよりは1900m以上の方が合っていますし、次の京都にもダート1900mの未勝利戦があるので、そこで初勝利のチャンスはあると思います。また追い比べ負けるような事はあっても、2着は確保できるんじゃないかと思いますね。
中京5R 3歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
中京6R 3歳1勝クラス タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:ペイシャケイプ 
 ペイシャケイプが鮮やかな追い込みを決めました。前半600mが33秒8なんですけども、良馬場の中京ダート1200mmではもう史上最速というハイペースです。で、ペイシャケイプの追い込みが決まりました。とは言えですね、直線半ばで狭くなってちょっと待たされていたりして、外を回すロスはなかったとは言え、展開が向いただけの勝利ではないですね。ただですね、この馬大型馬でスタート後の加速が遅く、未勝利戦でも後ろからになっていましたから、もっと上のクラスで前が止まらないようだと、ちょっと厳しいとは思います。
2着:アスタールフナ 
 その後の2着・3着は2馬身半ずつ遅れての入線でした。2着のアスタールフナも出遅れて後ろから。結果的には、展開が向きましたがダート1400mの新馬戦では遅いスタートからダッシュ良く出て行って逃げ切っており、ダート1400mで先行するのがベストではないかと感じますね。
3着:スカイブルー 
 3着のスカイブルーはこれまでずっと先行していた馬なんですが、超ハイペースのため中団になり、結果的に展開が向きました。上位2頭とはちょっと差がありそうな内容でしたね。
5着:ドラゴンウェルズ 
 という事で、史上最速の超ハイペースだったので、先行した馬には厳しく、逃げて5着のドラゴンウェルズ、2番手追走で7着のドンパッショーネは要チェックですね。どちらも1勝目のタイムが優秀で、1勝クラスは早いうちに勝てる馬です。
5着:ドラゴンウェルズ 解説推奨
 中京ダート1200mの良馬場に限った話ですけども、史上最速の前半600m33秒8で逃げての0秒9差なら、それだけでも狙える根拠になるんですけども、少し出遅れていながらこのペースで逃げて、なおかつですねドドンパッショーネとペイシャヴァルツーに後ろからかなり突かれ通しという厳しい展開でした。それでいて、直線半ばでは突いて来た2頭を突き放していますし、かなりの速さと強さを示していると思います。ごくごく普通のペースで先行できれば、勝つ確率は高いと思います。
7着:ドンパッショーネ 
 という事で、史上最速の超ハイペースだったので、先行した馬には厳しく、逃げて5着のドラゴンウェルズ、2番手追走で7着のドンパッショーネは要チェックですね。どちらも1勝目のタイムが優秀で、1勝クラスは早いうちに勝てる馬です。
中京8R 4歳以上1勝クラス 注目
 9着だったヒルノドゴールについて。
9着:ヒルノドゴール 
 少し出遅れましたけども、特に仕掛ける事もなく、ある程度追い上げる事はできたんですけども、初めての左回りが影響したのか、コーナーで外へ逃げ気味になっていて、そこでスピードに乗れなかったですね。それでも直線で伸びてはいるんですけども、途中で狭くなってしまって、しばらく追えなくなって万事休すという感じでしたね。成長期に長く休んでいたとは言え、体重プラス24キロで少し太めでしたし、初めての左回りを上手に走れず、直線でも不利もありました。これだけ良くない材料や現象が揃って0秒9差なら上々ですね。慣れた右回り、つまり京都か阪神に体を絞って出走できれば、大きく前進できると思います。
中京10R 豊川特別 注目
 4着だったアンシールについて。
4着:アンシール 
 出遅れていないんですけども、着いて行けない感じで後ろから。しかも前半600m35秒1と落ち着いた流れになって、前残りだったんですが、直線で外に出すとよく伸びて来ました。この馬のこれまでの2勝は1400mで、初めての1200mに対応できなかったというレース内容ですね。1400mでのタイム面からは2勝クラスで通用する根拠がないんですけども、距離不足の1200mで流れも向かずこの結果なら力は通用すると判断できます。次走がベストの1400mなら注目ですね。ただですね、一度だけ走った右回りでは、去勢前でしかも1800mだったとは言え大敗しているので、次が右回りだとちょっと強くは推せないですけども、東京か中京のダート1400mならという事ですね。
中京11R 日経新春杯 タイムA
 基準より1秒1速い勝ちタイムでした。タイムランクがA・メンバーランクはCでした。さぁ大方の予想通りメイショウタバルがハナへ行きましたね。メイショウタバル、いつも通りの頭の高い走法なんですけどもね、1コーナーに入る頃には折り合いはついていて、後ろとの差はありませんでした。しかし、その後1コーナーから2コーナーにかけて引っかかって、どんどん差を広げて行き、向正面に入る頃にはもう既に大逃げ体制になってましたね。1000m通過は57秒7ですね。これ、2022年に57秒2というレースがあったんですが、中京芝2200mではこれが2番目に速い1000m通過。1秒以上差があった2番手でもまだ速かったですね。1000m通過後も11秒台が続いて速いまま。2番手との差がさらに開いています。4コーナーでようやくペースダウンしましたけど、もう息が入ったと言うよりバテて失速していましたね。2番手のケイアイサンデラ・サンライズアースも苦しくなっていました。そして直線です。直線に入る時には2番手にロードデルレイが上がっていて、メイショウタバルは上り坂に入ると完全に失速。残り200mを切る前にロードデルレイが先頭に立って押し切りました。その後ろは3頭による2着争いでしたね。ヴェローチェエラが一旦2番手に上がったんですが、内からマイネルエンペラーが交わし、さらに1番外のショウナンラプンタが2頭を交わして2着に上がりました。
1着:ロードデルレイ 
 勝ったのはロードデルレイでした。馬群の中でロスなく進み、直線に入る前にバテたサンライズアースの内が空いたので、スムーズに前に進出。あとはバテたメイショウタバルを交わすだけでしたね。2000m以下でこれまで5勝し、2400mの神戸新聞杯は4着だったので、この2200mがどうかだったんですけども、難なくこなしたどころか、圧勝になりました。タイムも優秀です。Aランクになった事の要因の1つは、メイショウタバルが超ハイペースで飛ばした事なんですけども、展開に恵まれて差したというような勝ち方ではなく、これなら大阪杯や宝塚記念でも期待できると思います。
2着:ショウナンラプンタ 
 その後2着がショウナンラプンタでした。1週前が時計の掛かるパワー勝負の馬場だったので、それを踏まえて本命としたんですけどもね。その予想が覆されて速めの時計が出る馬場でした。しかし、超ハイペースで切れ味よりスタミナが重要な展開になって持ち味が生きたと思います。後方待機と言うより、もう速くてついて行けない感じだったんですけどもね、3コーナー過ぎから動いてゴールまで伸びており、やはりスタミナは豊富。京都の春の天皇賞は瞬発力勝負になる事もあるんですけども、普通にスタミナ勝負になれば上位可能だと思います。
3着:マイネルエンペラー 
 3着はマイネルエンペラーでした。内に入って淡々と進んでいたんですが、前にいるケイアイサンデラが4コーナーで失速して下がって来たので、その時待たされて、その間にロードデルレイは前が空いて進出できていました。ロードデルレイとはその時の、差以上に着差がついているんですけども、直線は内が有利な馬場状態ではないのに、内を通る事になったため、最後に外のショウナンラプンタに伸び負けたという感じですね。4コーナーでの位置がロードデルレイと逆なら2着はあったように思えます。
4着:ヴェローチェエラ 
 そして1番人気でしたヴェローチェエラは4着でした。中団待機からコーナーで上がって行きまして、良い感じでしたけどもね。4コーナーで外に膨れそうになっていました。直線に入ってからの伸びは良く、一旦は2着かという体制になったんですけども、最後は伸び負け。と言ってもですね、もう初めて経験するような超ハイペースでも2着争いには加わっている訳ですから立派で、いずれ重賞は勝てそうですね。
5着:サトノグランツ 
 そして5着がサトノグランツでしたね。もう向正面で既に行きっぷりが悪くて、3コーナーから追い通しだったんですが、直線で内からジワジワと伸びて来ました。以前よりはマシになっていますけども、3コーナーで手応えが悪化するのはもうこの馬にとってはよくある事です。なので、3コーナーからの下り坂で勢いをつけられる京都外回りが得意な訳ですけども、中京は合っているコース形態ではないんですがね、スタミナの削り合いのような流れになった事でスタミナを生かして5着には浮上しました。
11着:メイショウタバル 
 逃げたメイショウタバルは11着でした。今回ね、こう何か歩き方から変わったよという話が出ていまして、という事なんで、折り合った逃げを期待したんですけど、ちょっと叶わなかったですね。流石に速すぎるペースだったんですけども、どんなに負けた後でも一変する可能性があるのが逃げ馬ですから、次走もちょっとノーマークにはしにくいですよね。で、こういう引っかかる馬にありがちなんですけども、馬場が悪化した方が落ち着いて走れたりするので、道悪になったら特に注意したい馬です。
16着:サンライズアース 
 サンライズアースは16着でした。恐らく向正面辺りで、もうおいおいと思っていたと思うんですけどもね、もう離れた2番手でもまだ速いというペースになってしまって、4コーナーではもう追い通しの手応えで下がりました。8ヶ月ぶりでこの競馬は流石にキツいんですけどもね、そもそもこの馬スローペースで直線入口では先頭か2番手という競馬でしか、まだ上位に来た事がありません。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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