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2025年1回中山1日目

開催一覧
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/16 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
中山 阪神 小倉
2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/08 (土)
東京 小倉
2025/02/02 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
中山 中京 小倉
2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
中山 中京
2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
中山 中京
2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 1回中山は2日目まで終了しました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、初日の日曜がマイナス1秒6、2日目の月曜がマイナス1秒5からマイナス1秒2への変動でした。中山は暮れからの連続開催ですので、遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、昨年暮れの開催はマイナス2秒前後で推移していましたが、開催が進むにつれ水準方向に動いています。
 1/3の金曜日に少し雨が降りましたがその影響はなく、日曜は良馬場。昨年暮れのAコースからBコースに移った事で馬場差は少しマイナス方向に動きましたけども、内側の傷んだ部分はカバーしきれずもう土の塊が飛んでいまして、内が有利な馬場ではなかったですね。月曜は7Rの前から9Rの直前まで小雨。そのため7R以降は変動で、後半の方が時計は掛かって行きましたが、変動幅は大きくありません。1回中山は9日間の開催ですが、Bコースは先週だけで今週からの3週は例年の1月開催と同じCコース使用となります。また、この仮柵移動で、どのぐらい内側の傷んだ部分がカバーできるのかに注目ですね。
 先週の馬場差1800m対象の数値は日曜がプラス0秒4、月曜がプラス0秒4からプラスマイナスゼロへの変動。1200m対象の数値は、日曜・月曜ともにマイナス0秒1でした。遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、1800mについては昨年暮れの開催2週目まではマイナスの数値でしたが、その後はプラスゾーンになる事が多くなりました。一方、1200mについては、5日目以降水準レベルで推移しています。
 金曜に少し雨が降ったものの影響はなく、日曜は良馬場。馬場差は昨年の12/28と同じでした。月曜の午前中は日曜と同じ馬場差だったんですけども、7Rの前から9Rの直前まで小雨。さらに12Rの前から小雨が降り、12Rのレースの時には結構な雨。そのため、1800mは後半の方が速い時計が出る変動になっていますけども、1200mは雨が降る前に終わっていたので変動ではありませんでした。


  タイム分析
 2025/01/05 (日)  芝=-1.6  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1600 フィールドノート 牡3 未勝利 1:34.3 -1.3 --- ±0 -1.3 C C 9.36
6R T2000 ノクターン 牝3 新馬 2:01.9 -0.6 -0.2 +0.8 -1.6 D C 9.31
8R T1200 レオテミス 牝4 2勝クラス 1:07.1 -1.7 --- -0.7 -1.0 B C 7.31
10R T1600 ファンダム 牡3 ジュニア(L) 1:33.5 -0.8 -0.2 +0.3 -1.3 C C 5.92
11R T2000 アルナシーム 牡6 中山金杯H(G3) 1:58.1 -1.1 --- +0.5 -1.6 D C 7.93
 2025/01/05 (日)  ダ=+0.4 / 1200m=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ピッツァナポリ 牝3 未勝利 1:12.2 -0.4 --- -0.3 -0.1 B C 8.64
2R D1800 フィーリウス 牡3 未勝利 1:56.1 +0.7 --- +0.3 +0.4 C C 5.86
3R D1800 タマモトリノ 牡3 新馬 1:56.9 +1.2 -0.2 +0.6 +0.4 D C 9.00
4R D2400 ロードブレイズ 牡4 1勝クラス 2:36.0 +0.1 --- -0.4 +0.5 C D 6.93
7R D1800 アンブロジアーナ 牝6 1勝クラス・牝 1:55.0 +1.0 --- +0.6 +0.4 D D 7.50
9R D1800 ピュアキアン 牡4 招福S(3勝) 1:52.6 +0.2 --- -0.2 +0.4 C C 6.91
12R D1200 ムーム 牝4 2勝クラス 1:11.0 -0.3 --- -0.2 -0.1 C C 7.50

中山1R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:ピッツァナポリ 
 ピッツァナポリが後続に3馬身差をつけて勝ち上がりました。ピッツァナポリはスタート直後に自身が少し内に寄れて、それを立て直す時に内から寄られ、スタート直後に外へ行った馬が戻って来たりして行き場がなくなっていましたが、一旦下げてから外に出し、追い上げて3コーナー手前では先頭。その後は直線に入るまで手応え良く進み、直線では手応え通りに後続との差を広げました。タイムはギリギリのBランクですけども、好スタートから一気に逃げ切った訳ではない点に価値があるはずです。組み合わせ次第では1勝クラスでも上位可能だと思います。
2着:グリューネベルグ 
 2着のグリューネベルグはダッシュ一息で中団。少し頭を上げたりしていましたが概ねスムーズで、直線ではそのまま内を通って伸びて来ました。1400mの新馬戦は7着だったんですが距離短縮が良かったというより、そこから約3ヶ月空けて馬が良くなっていたという印象ですね。次走も次走も続けて内で上手く捌けるかどうかわかりませんけども、最後の伸びからすると、外へ出していても2着には届いていたはずです。目処は立ったと言えますね。
3着:ロッキンミー 
 その後3着には11番人気ロッキンミーが入りました。この3着のロッキンミーは初めてブリンカーを着用。内枠でダッシュがつかず行けなかった前走とは違い、スタート直後に内から寄られたんですけども、内に切り込みながらダッシュ良く前へ行きました。勝ち馬に離され、さらに後ろからも差されての3着ですけども、ブリンカーの効果は大きく、次走も上位候補となります。
4着:ルックアトミー 
 それから2番人気で4着のルックアトミー、3番人気で5着のダイチラポールはこれらの馬の近走のレースよりも、レベルの高い決着になった事で着差が開いたと言えますね。次走に関しては、相手のレベル次第となります。
5着:ダイチラポール 
 それから2番人気で4着のルックアトミー、3番人気で5着のダイチラポールはこれらの馬の近走のレースよりも、レベルの高い決着になった事で着差が開いたと言えますね。次走に関しては、相手のレベル次第となります。
中山2R 3歳未勝利 注目
 4着だったプロスペクトパークについて。
4着:プロスペクトパーク 
 直線で外から寄られてブレーキをかけているシーンがこの後出るんですけどもね、その時点では既に勢いがなくなっていて、あの不利がなくても4着ではあったという風に思われるんですが、ダートに替わって行きっぷりが良くなり、前半をなだめているぐらいの走りでした。そして向正面で外から上がって行く馬が多くて、こすられる感じになってムキになっていて、3コーナーから4コーナーにかけては両サイドから挟まれて軽く接触もしていました。道中でちょっと無駄なエネルギーを使って直線で苦しくなったという印象ですけども、ダートは合っていますね。この後、引き続きダート出走なら上位候補とできます。
4着:プロスペクトパーク 解説推奨
 未勝利戦を勝った時にこの番組で絶賛した事があるグランベルナデットの全弟なので、デビュー前から注目していましたが、デビュー前に写真とかね馬体を見ての印象はダート向きだなというものでした。デビューして芝で2回切れ負けした後にダートに出てきたので注目していたんですが、厳しいレース展開になってしまいました。それでも序盤に行きたがるのをなだめているぐらいの行きっぷりの良さを見せて、やはりダート向きであると、再認識できました。当然次走もダートであるという事が大前提になりますけども、ダートにまた出てくるんであれば、しつこく狙いたいと思います。
5着:アイオリア 通信簿
 1番人気5着でした。過去の2走よりもスタートが良く、好位で進んだんですが直線では内にもたれていましたね。2着だった前走の3着馬が今回2着なので、力を出せていないと思います。普通の競馬をすると力を出せないという馬はいるんですけどもね。この馬がそういうタイプなのかどうかわからないですけども、まぁ難しいタイプに見えましたね。
中山5R 3歳未勝利 注目
 9着だったニシノコイブミについて。
9着:ニシノコイブミ 
 初めて着用したチークピーシーズが効きすぎたのか、それとも他に原因があるのか定かではないんですけども、かなり行きたがっていました。これでは直線で伸びないのも仕方ないですね。2走前に1600mで2着、それもタイムランクBのレースで0秒4差だったので、1600mは根本的に長いという事はないはずなんですけども、1400mからの距離延長でチークピーシーズをつけると、折り合いが難しかったのかもしれません。次走で距離を短縮してくるかチークピーシーズを外してくるかした場合は、巻き返せる可能性はかなりあります。
中山6R 3歳新馬 注目
 4着だったヴォイスオブゼウスについて。
4着:ヴォイスオブゼウス 
 スタートは早い方だったんですけども、その後の行きっぷりはイマイチで、ジョッキーも促してまで前に行こうとはしていなかったんですが、1コーナーの入口で内から寄られると外へ逃げて下がってしまいました。それでも3コーナーから4コーナーにかけて内を通って追い上げ、直線に入る頃には前を射程圏に入れていましたが、直線で左手前になると外へ行きそうになっていたので、残り200m付近で左からステッキを入れたんですが、これに反応して右手前に戻り、内にもたれ始めてしばらくまともに追えなくなっていたんですが、それでも伸びてはいましたね。1コーナーでの出来事も過剰に反応した感じでしたし、直線ではまっすぐ走れていないので、次にすぐ普通に走って勝てるという風には言えませんけども、能力はあるので注目しておきたい馬です。
中山8R 4歳以上2勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは古馬2勝クラスの基準タイムより1秒7速く、1200m対象の馬場差が、マイナス1秒0だった事を踏まえても、 -1.7-(-1.0)=-0.7 で、基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
1着:レオテミス 
 レオテミスが今回は先手を取って逃げ切りました。スタート200mほど先行争いが続いた事もあって、レオテミスの600m通過は33秒1。中山芝1200mではびっくりするほど速いというラップではありませんが、1月の2勝クラスとしては速く、後半34秒0でまとめての逃げ切りは優秀です。3キロ減で53キロというのもかなり効果があったと思われまして、3勝クラスで55キロ以上になると半信半疑ではありますけども、今回と同じだけ走れるようなら通用すると思います。
2着:マキアージュ 
 そして2着以下は2馬身半以上離された。まず2着のマキアージュですけども、スタート後しばらくレオテミスと並走していたんですけども、一旦引いて2番手。そして4コーナーでは再び並んで行きましたが直線で突き放されました。こちらは4キロ減のジョッキーで、前走に続いての52キロで連続2着。2勝クラスでは53キロ以下の時しか好走していないので、次走も負担重量には注意したいですけども、次走も53キロ以下なら圏内です。
3着:トーラスシャイン 
 3着のトーラスシャインはスタートは速かったんですが、上位2頭が早く、さらに直線でも離されましたが勝ち馬から0秒8差でも水準レベルのタイムですから、次走も上位候補ですね。
7着:スティールブルー 
 1番人気で7着のスティールブルーは今回が初めての1200mでした。しかもペースが速めで、1400mの時より位置が後ろになり、3コーナーではもう手応えがなくなっていましたね。これ、慣れの問題かもしれませんけども1400mの方が合っていそうです。
中山9R 招福S 
5着:テーオーパスワード 解説危険
 まず、この馬の過去2勝なんですけども、超スローペースを2番手から抜け出した新馬戦とスローペースで逃げ切った伏竜ステークスなんですけども、伏竜ステークスはスローペースで逃げ切ったのに、追い込んで来た2着馬にアタマ差まで迫られていました。その2着馬のアラレタバシルはですね、その後2勝クラスを4回走って2着2回あるんですが、まだ勝っていません。これとの比較で言うとテーオーパスワードが3勝クラスで力が上位という存在とは思えないですね。4着から5馬身差の5着だったケンタッキーダービーにどれほどの価値があるのか私にはわかりませんが、それが人気になる根拠の1つなんだと思います。今回、骨折明けで5着ですから、次も人気になると思いますが、そもそも3勝クラスで人気になるだけの根拠がないと思います。
6着:ロジアデレード 通信簿
 4番人気6着でした。先行しそうな多かったんですけども、3番手に控えて向正面に入るまではスローペース。向正面でウインスノーライトが一気に行くとペースが速くなり、ここで前を追わなかったですね。そして、3コーナーから差を詰めようとしたんですけどもそれは叶いませんでした。先行馬が多かったので、少し下げる作戦だったのかもしれませんが、この馬は強気の先行の方が良いと思います。
中山11R 中山金杯 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。まずはスタート、ディオスバリエンテが押して出して行ったんですけどもね、1コーナーにはクリスマスパレードが先頭で入り、2番手ホウオウビスケッツ、3番手ボーンディスウェイという並びになりました。1コーナーで、まだ時速63キロぐらい出てまして、2コーナーでようやく時速60キロを割っていましたが、速い流れで始まりましたね。実際ペースは、1000m通過が58秒7で、その後も全くペースが緩まず200mごとのラップは11秒台後半が続きました。こういうラップだと、道中で早めに上がる馬とかはいないですね。4コーナーでも前2頭変わりませんでした。その4コーナーでも逃げるクリスマスパレードの手応えは良かったんですが、中山2000mでこのラップだと先行馬はかなり厳しいですね。外のホウオウビスケッツが並びかけてくると、直線に入る前に2頭の鞍上は激しく手を動かしていました。そして各馬が迫って来ました。それでもその前の2頭粘っていたんですけどね、外からボーンディスウェイが交わしにかかり、さらにその外からアルナシームが一気に抜け出しました。連れて追い込んだマイネルモーントが2着で差し決着ですね。3着ボーンディスウェイ、4着クリスマスパレードでした。
1着:アルナシーム 
 勝ったのはアルナシームでした。昨年マイルチャンピオンシップに出走したんですけどもね、そういう馬がですね、同じ1600mの京都金杯には登録もせずに2000mの中山金杯に出走しました。好結果が出ていない左回りは避けるという方針になったのだと思われますけども、これまでの6勝は1600mと1800mでした。展開が向いたとは言え、2000mで勝てたのは収穫が大きく、今年の飛躍が期待されますね。もう左回りに出走しないんじゃないかと思うんですけどもね、とにかく左回りは苦手なので、そこには注意したいですね。
2着:マイネルモーント 
 2着はマイネルモーントでした。4コーナーからずっと勝ち馬の後をついて来て、そのため外を回らずに馬群を捌けました。またですね、切れるというタイプではないので、ずっとペースが緩まず前が苦しくなってレースの上がり600m35秒7という展開は絶好だったと思います。
3着:ボーンディスウェイ 
 それから前に行った組では最先着、3着ボーンディスウェイ。そうですね、全くペースが緩んでいない中山芝2000mで3番手から自力で前を交わしに行っての3着というのは、価値があると思います。この馬は以前は、まぁ気を抜く事が多かったんですけども、ブリンカーの効果は大きいようで、これなら今後も安定して走れそうですね。
4着:クリスマスパレード 
 その後1番人気クリスマスパレードは4着でした。400mから1800mまでの200m毎のラップが全て11秒台でした。中山芝2000mでこのラップでの逃げというのは厳しいですし、2番手のホウオウビスケッツからのプレッシャーも強かったと思います。その当面の相手だったホウオウビスケッツには大きく先着していますし、強い先行馬と言える内容と結果だと思います。牝馬限定戦で切れ味勝負になるよりも、牡馬相手の2000mの方が力を出しやすいタイプにも見えますね。
5着:ギャラクシーナイト 
 その後5着ギャラクシーナイト、追い込んで来ました。先行するかと思ったんですけどね、出遅れてはいないんですけども、押して前に行くようなことはせず、馬任せにしていたらペースが速くてここ数戦とはまるで違う後方待機となりました。コーナーでは外に出さず、直線で上位2頭が通った後を着いて来て5着に届きました。勝負が決してから5着に届いたという感じではあるので、これまでとは違うレース運びで上位に来れた事が収穫なのかどうかというのは、ちょっと微妙だと思います。これで次に最初から待機策と決め込んでしまうと、スローにハマって不発という恐れはあるんじゃないかと思いますね。
9着:ホウオウビスケッツ 
 あと2番人気ホウオウビスケッツは9着でした。先行馬には厳しいラップだった事は、もう何度も述べていますけども、そうは言ってもボーンディスウェイとクリスマスパレードは3着・4着に粘っている訳で、ハンデ差があったとは言え、その2頭には完敗だと、今回に関しては思います。ただ、毎日王冠と天皇賞秋でですね、楽すぎるすぎる超スローペースの逃げをした後なので、このペースが余計に厳しかったことも確かだと思います。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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