中山 阪神 福島
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2024/04/13(土) 阪神11R アーリントンカップ GV

2回阪神7日目 3歳○国際○指 芝1600m(右・外/B) 晴/良 (過去レース)
基準タイム:1:33.9 タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:SS 馬場差:-1.4

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 ディスペランツァ 牡3 57.0 モレイラ 1:34.1 0.0 8-8 32.4(2) 3.2 1 514(-6)+0.7 68.8
2着 2 アレンジャー 牡3 57.0 横山典弘 1:34.1 0.0 2-3 32.9(5) 176.0 15 460(-2)+0.7 68.8
3着 7 チャンネルトンネル 牡3 57.0 坂井瑠星 1:34.1 0.0 7-5 32.5(3) 6.6 4 476(-4)+0.7 68.8
4着 9 ワールズエンド 牡3 57.0 ムルザバ 1:34.2 0.1 12-13 32.1(1) 21.6 6 462(-2)+0.8 67.5
5着 1 ポッドテオ 牡3 57.0 北村宏司 1:34.4 0.3 1-1 33.5(11) 24.0 7 464(-6)+1.0 65.0
6着 15 オフトレイル 牡3 57.0 武豊 1:34.5 0.4 8-8 32.8(4) 9.6 5 436(-4)+1.1 63.8
7着 8 タイキヴァンクール 牡3 57.0 幸英明 1:34.5 0.4 2-2 33.4(10) 87.1 12 502(-6)+1.1 63.8
8着 13 ジュンヴァンケット 牡3 57.0 岩田望来 1:34.7 0.6 4-4 33.3(8) 3.7 2 460(-4)+1.3 61.2
9着 5 シヴァース 牡3 57.0 川田将雅 1:34.8 0.7 5-5 33.3(8) 4.6 3 440(+2)+1.4 60.0
10着 16 タガノデュード 牡3 57.0 古川吉洋 1:34.9 0.8 12-10 33.0(6) 37.4 9 482(±0)+1.5 58.7
11着 14 ケイケイ セ3 57.0 岩田康誠 1:35.3 1.2 5-5 33.7(15) 71.9 10 456(-8)+1.9 53.8
12着 11 セレスト 牡3 57.0 川端海翼 1:35.3 1.2 14-15 33.0(6) 573.4 16 426(±0)+1.9 53.8
13着 12 アスクワンタイム 牡3 57.0 松若風馬 1:35.5 1.4 10-10 33.5(11) 74.6 11 454(-4)+2.1 51.2
14着 6 グローリーアテイン 牡3 57.0 松山弘平 1:35.6 1.5 10-10 33.6(14) 123.3 13 488(-4)+2.2 50.0
15着 4 シンドリームシン 牡3 57.0 浜中俊 1:35.7 1.6 15-13 33.5(11) 137.0 14 494(+22)+2.3 48.7
16着 10 トップオブザロック 牡3 57.0 M.デム 1:38.1 4.0 16-16 35.6(16) 33.2 8 492(-8)+4.7 18.8

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 2回阪神も先週で開催を終えました。なお、この後スタンドのリフレッシュ工事に入る阪神競馬場は、先週で今年の全日程を終了しています。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス1秒7でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、1週目は重馬場でプラスの数値でしたが、3日目以降は全て良馬場でマイナス1秒台でした。
 月曜・火曜に合計56.5mmの雨が降ったんですが、水曜から雨がなくて開催日も好天です。気温も25℃前後まで上がりました。土日ともに乾いて良馬場、馬場差は土曜がマイナス1秒8と前2週の良馬場時を上回る高速馬場。日曜は使用頻度が進んだだけ0秒1掛かっていました。使われてきて内回りの3コーナーと直線の内側に若干の傷みはあるんですが、タフな阪神芝はびくともしません。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはCでした。1番枠のポッドテオが押し出された形で逃げて、前半800mが後半よりも3秒5も遅い超スローペースです。外め好位で壁ができないジュンヴァンケットは引っかかっていました。内枠から3番手のイン、完璧に折り合ったアレンジャーが直線で抜け出して普通なら押し切っている所です。それを中団内から進路を探っていたディスペランツァが、直線で外に出すとゴール前で一気に伸びて差し切り勝ち。一歩先に仕掛けたチャンネルトンネルが2着とハナ差の3着で、出遅れたワールズエンドが4着に入り、シヴァースは痛恨、ラストで前が狭くなって9着です。
1着:ディスペランツァ
 勝ったのはディスペランツァでした。スローペースで馬群が密集。内枠から枠なりに中団。前が開くか微妙でもありました。それでもただで終わらないのが、モレイラ騎手ですね。外に進路を求めてチャンネルトンネルとオフトレイルの間を割って来ました。2連勝はいずれもスローの差し切りで、仮にNHKマイルカップが持久力を要求される流れになってどうかなんでしょうが、2000m出走時に強い相手の厳しい展開を経験しています。何よりも圧倒的末脚。東京の直線に向かないはずはないと思います。
2着:アレンジャー
 そして2着は人気がなかったですね、アレンジャー。デビュー以来全てのレースで横山典弘騎手が騎乗。様々な距離を使いながら、競馬を教え込んできました。スローで時計が掛かって、さらに内枠と状況は限りなく限りなく有利に運んではいたんですが、これまでの経験が活きて折り合えたのが大きかったです。着順イコール絶対能力ではないのは確かなんですが、こうしたタイプはね、再度恵まれる事もあり得ます。今後も内枠の時は注意したいです。
3着:チャンネルトンネル
 それから3着はチャンネルトンネルでした。パドックでは2人引きでチャカチャカしていました。また、転厩初戦でもありましたが、位置取り・折り合いなど、理想的な運びで進めてはいました。勝ち馬より前で先に追い出して切れ負けした格好なんですが、重賞で2戦連続の好走になります。崩れないのがこの馬の魅力でもあります。
4着:ワールズエンド 解説推奨
 4着はワールズエンド。出遅れて後方。巻き返しても差すのが難しい位置ながら、内に突っ込んで伸びて来ました。上がり600m推定は最速の32秒1。2戦目のキャリアからは上出来だと思います。この馬には後ほど触れます。
3頭出走のキャリア1戦組では最先着。しかもスタートで出遅れて、前半は後方で折り合いを欠いていました。600m通過前後から落ち着いてきて、直線は内から鋭く伸びて来ました。外の1着馬・3着馬には伸び負けに見えるんですが、位置取りと発馬のロスを加味すると、その差は席巻します。さらにキャリアを考慮すると、五分にも思えてきます。ロードカナロア産駒の牡馬、お母さんはマーメイドステークスの勝ち馬で、オークス馬シンハライトの近親。前走の新馬戦を勝った際の、2着シュガークンがその後中距離に転じて連勝の比較からも、自己条件ではね反則級の狙いかもしれないんですが、その際は確勝級という存在として扱いたいです。
8着:ジュンヴァンケット 通信簿
 人気所では2番人気のジュンヴァンケットが8着でした。外枠で前に壁を作れませんでした。これだけ掛かると厳しいと思います。半兄ピクシーナイトは距離を短縮してG1スプリンターズステークスを勝ち、もう1頭の半兄フェーングロッテンは気性の難しさが出て、スランプに陥っています。気性と折り合い、それが今後の課題になると思います。
2番人気8着でした。友道厩舎はデビューが遅くなった1戦1勝馬は次に自己条件を使うという過去の傾向も踏まえて推奨したところ、まさかの重賞出走。序盤に派手に引っかかって、直線では余力がなかった。典型的なキャリア1戦の馬の負け方なので、次走が自己条件なら評価を下げる必要はない。
9着:シヴァース
 その後9着に負けた3番人気シヴァース。内の好位直後を進んで、鞍上がなだめていました。脚も残っていたと思うんですが、タイキヴァンクールとワールズエンドの間でパチンを食ってしまいました。今回参考外なんですけどもね、パドックの気配からはもう少し落ち着きが出てきてほしい、そんな気もします。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m合計
クラス平均 12.511.011.712.112.211.611.312.21:34.6
当レース 12.611.012.213.012.111.110.711.41:34.1
前半800m:48.8後半800m:45.3
前半600m:35.8中盤400m:25.1
(600m換算:37.7)
後半600m:33.2
グラフ

払戻金

単勝3320円1人気枠連1-22,460円13人気
複勝3
2
7
160円
1,960円
220円
1人気
15人気
4人気
ワイド2-3
3-7
2-7
6,980円
450円
9,400円
57人気
3人気
65人気
馬連2-324,930円51人気3連複2-3-735,950円101人気
馬単3-237,350円82人気3連単3-2-7211,800円540人気


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