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2021/10/17(日) 阪神11R 秋華賞 GT

4回阪神4日目 3歳牝馬限定 芝2000m(右/A) 晴/良 (過去レース)
基準タイム:1:58.9 タイムレベル:D メンバーレベル:B ペース:M 馬場差:+1.5 次走平均着順:7.07着(15頭)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 12 アカイトリノムスメ 牝3 55.0 戸崎圭太 2:01.2 -0.1 6-5-5-4 35.9(3) 8.9 4 448(-2)+0.8 85.0
2着 14 ファインルージュ 牝3 55.0 C.ルメール 2:01.3 0.1 11-11-10-10 35.5(1) 5.6 2 494(-2)+0.9 84.0
3着 9 アンドヴァラナウト 牝3 55.0 福永祐一 2:01.4 0.2 4-5-5-6 36.1(6) 7.3 3 432(-4)+1.0 83.0
4着 5 エイシンヒテン 牝3 55.0 松若風馬 2:01.6 0.4 1-1-1-1 36.9(11) 40.7 10 452(±0)+1.2 81.0
5着 6 スライリー 牝3 55.0 石川裕紀 2:01.7 0.5 9-10-10-11 35.9(3) 223.0 15 432(+4)+1.3 80.0
6着 2 ステラリア 牝3 55.0 武豊 2:01.7 0.5 11-12-12-12 35.7(2) 38.1 9 490(+8)+1.3 80.0
7着 10 アールドヴィーヴル 牝3 55.0 松山弘平 2:01.8 0.6 3-3-3-3 36.7(10) 23.6 6 434(+4)+1.4 79.0
7着 15 アナザーリリック 牝3 55.0 津村明秀 2:01.8 0.6 9-8-7-7 36.3(7) 35.8 8 490(+8)+1.4 79.0
9着 16 ミスフィガロ 牝3 55.0 藤岡康太 2:02.0 0.8 13-13-12-12 36.0(5) 72.3 12 420(+4)+1.6 77.0
10着 4 ソダシ 牝3 55.0 吉田隼人 2:02.1 0.9 2-2-2-2 37.3(14) 1.9 1 474(+2)+1.7 76.0
11着 1 スルーセブンシーズ 牝3 55.0 大野拓弥 2:02.3 1.1 4-4-3-4 37.1(13) 30.2 7 430(±0)+1.9 74.0
12着 7 サルファーコスモス 牝3 55.0 川田将雅 2:02.4 1.2 7-8-7-7 36.9(11) 49.4 11 468(+2)+2.0 73.0
13着 11 ユーバーレーベン 牝3 55.0 M.デムーロ 2:02.7 1.5 15-15-14-14 36.3(7) 10.6 5 464(+2)+2.3 70.0
14着 8 エンスージアズム 牝3 55.0 岩田望来 2:02.7 1.5 13-14-14-14 36.4(9) 256.9 16 430(+6)+2.3 70.0
15着 3 クールキャット 牝3 55.0 和田竜二 2:04.3 3.1 7-7-7-9 38.8(16) 96.5 13 514(-10)+3.9 54.0
16着 13 ホウオウイクセル 牝3 55.0 丸田恭介 2:04.5 3.3 16-15-16-16 37.8(15) 178.7 14 428(-8)+4.1 52.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がプラス1秒7からプラス1秒5への変動でした。なお、日曜については1400mがマイナス0秒5、1600mがマイナス0秒4、そして1800mがマイナス0秒3からマイナス0秒6への変動と、距離ごとに設定されています。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、開幕週はマイナス1秒6で、先週土曜はマイナス1秒台とは言え、水準方向に動きました。そして日曜2000mについてはプラス1秒台とかなり時計が掛かっていました。
 土曜についてはですね、1週使った分で開幕週よりもやや掛かっていたレベルです。その土曜夜から雨が降って、日曜は含水率が高くなって、馬場自体土曜よりも時計の掛かるコンディションになりました。さらに強調すべきなのは、強風です。基本的に直線が向かい風、向正面が追い風になって、直線を2回通る2000m戦はかなり時計が掛かりましたね。一方向正面からスタートする、所謂ワンターンのレースは、2000mほどに時計は掛からず、マイナスの数値です。その上、時間の経過とともに馬場は乾いて行って、前半と比べれば後半は時計が出やすくなりました。先週はですね、距離・時間の経過を考慮する必要があって、それぞれの距離別で馬場差を表示してあります。1400m・1600mは1鞍だけだったので、馬場差は1つですけれども、1800mは2鞍行われたので変動になっています。2000m以外の距離については2000m換算の数値ではないので、注意してください。最後に連対馬の脚質ですけれども、特に日曜日は中団・後方の馬の上位進出が目につきましたね。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはBでした。大方の予想通りエイシンヒテンが逃げて2番手にソダシがつけて4コーナーです。ローズステークスで逃げて2着に粘ったエイシンヒテンが今回も先導役を務めました。ローズステークスの前半600mが36秒3で、舞台は変わったんですが、今回が36秒6。序盤が向かい風となった影響があるにせよですね、G1の秋華賞とすれば緩やかな流れだったと推測できます。基本的には先行有利の流れだったと見ているんですが、先々週の京都大賞典がそうだったように、今期の阪神は上がりが掛かる傾向にあって、このレースもラスト200m12秒9と減速です。まぁ終盤も向かい風となって、まぁその辺りもですね、タイムランクを落とした要因かもしれませんね。
1着:アカイトリノムスメ
 3冠牝馬アパパネを母に持つアカイトリノムスメが秋華賞を制しました。最高のレースができたと思います。戸崎騎手のコメントに全てが集約されていますので、補足するべき事はないんですが、改心のレースができたという事は、まぁメンタル面の成長があってこそで、それがひと夏越したですね、この馬の変わり身と受け取って良いんじゃないでしょうか。騎乗した戸崎圭太騎手は、秋華賞6回目の挑戦で初制覇です。
戸崎圭太騎手 今日はアイドルホースの強い馬がいましたけども、まぁ最後の1冠という事で、この馬に乗せていただいた事も嬉しかったですし、こうやって勝つ事ができて良かったと思います。
そうですね、ある程度良いポジションは取って…と思いまして、それに応えて馬もスタートも良くて、二の脚もついてくれたので良いリズムでポジションで行けました。
もう手応えはありましたけども、もう前に1頭いましたのでね、それを見る形で行きました。反応良く直線も伸びてくれて、強い競馬だったと思います。
今日の雰囲気を見ても凄く、もう一段階今までよりも上がったなという感じで、返し馬・レースを受けましたし、非常に今後が楽しみになりました。この血統で僕も今まで何頭かたくさん兄弟乗せていただいたんですけども、なかなか結果出なかったですけど、こうやってG1を勝つことができてとても嬉しく思ってます。まだまだ成長すると思いますし、今後が楽しみだと思います。応援よろしくお願いいたします。
なお、アカイトリノムスメの母アパパネも国枝栄調教師の管理馬でした。グレード制が導入された1984年以降、同じ調教師が管理した母と子による同一G1制覇は史上初めてだという事です。
2着:ファインルージュ
 その後の2着がファインルージュ、3着がアンドヴァラナウトでした。2着のファインルージュは4コーナー大外から上がり600mは最速で伸びたんですが、勝ち馬が前でほぼ完璧なレースをしていますからね、この2着は仕方がありません。ソダシは負けてしまったんですが、桜花賞で5着以下を引き離したですね、4着馬と3着馬のワンツー決着という事で、改めて今年の桜花賞のレベルの高さが証明されたと思います。
3着:アンドヴァラナウト
 その後の2着がファインルージュ、3着がアンドヴァラナウトでした。3着のアンドヴァラナウト、序盤の初動・位置取り・コース取り・折り合い、全てにおいてほとんど減点のないレースはできたと思いますね。まぁ奥手のタイプですし、現時点の力は出し切ったと思います。
4着:エイシンヒテン
 4着のエイシンヒテン、マイペースの単騎逃げに持ち込めた事、ソダシが走らなかった事で、まぁ逃げ残りが叶った訳ですが、ただこの馬はですね、忘れな草賞でもしぶとい二枚腰を見せていますから、相手やペースに関係なく、逃げた時は強いタイプですね。
7着:アールドヴィーヴル
 そして7着同着のアールドヴィーヴル、桜花賞・オークスと違ったのは、馬体増で出走できた点、これは良かったと思うんですが、スタートが良すぎて正攻法になりすぎたきらいもありますね。それで伸び切れなかったという事ですから、G1ではまだ力不足と見るべきでしょうか。
7着:アナザーリリック
 そして7着同着のアールドヴィーヴル、桜花賞・オークスと違ったのは、馬体増で出走できた点、これは良かったと思うんですが、スタートが良すぎて正攻法になりすぎたきらいもありますね。それで伸び切れなかったという事ですから、G1ではまだ力不足と見るべきでしょうか。
10着:ソダシ 解説危険
 そして桜花賞馬ソダシは10着、オークス馬ユーバーレーベンは13着でした。10着のソダシですが、レースを見ただけでは明白な敗因を特定できなかったんですが、レース後に吉田隼人騎手がポケットから出たがらなかったり、ゲートで苦しがる素振りを見せていましたとコメントしています。つまり、今回は競馬に対して前向きさがなかったという事がわかりますね。その後、口の中を怪我していたという事実が明らかになりましたけれども、それはゲート内のアクシデントであって、ゲート入りまでの前向きさに欠けていた所作は、私は敗因として採用できると考えます。
G1回顧でも触れましたけれども、直接的な敗因はですね、口の中を怪我していた事だとしても、ゲート前の所作は敗因として採用できるとしました。また、吉田隼人騎手は嫌がる面が出てきているのかもしれませんともコメントしています。私が今回ソダシを本命にした根拠はですね、ブラストワンピースにプレッシャーをかけられて、早めに動かざるを得なかった札幌記念は正攻法に、桁違いの強さだったという所なんですが、これを逆の見方をしますとね、年長馬相手に強いレースをした事で、ちょっと競馬が厳しいものだと感じてしまったとしたら、これはちょっと問題アリです。どんなに従順な馬でもですね、競馬が厳しいとか苦しいということを知ったら、ちょっと走るのが嫌になってしまうという事はね、結構あるんですよね。まぁこの馬はそうなって欲しくないです。ただ、その危険性をね、1回考えてしまったら私は次走はソダシのは馬券買えないですよね。買えないなら、これは危険馬と同義に扱うべきで、次回1回だけファンの皆さんごめんなさい。
13着:ユーバーレーベン
 そして桜花賞馬ソダシは10着、オークス馬ユーバーレーベンは13着でした。13着のユーバーレーベンですが、まぁぶっつけ本番の臨戦になってしまっただけに、調教で帳尻が合ってもですね、本調子で臨めたとは思えないですね。まぁ次走のエリザベス女王杯へ繋がるレースを期待したんですが、ちょっと負けすぎでしたかね。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.511.412.312.312.012.211.711.411.912.42:00.1
当レース 12.811.612.212.312.312.011.511.312.312.92:01.2
前半1000m:61.2後半1000m:60.0
前半600m:36.6中盤800m:48.1
(600m換算:36.1)
後半600m:36.5
グラフ

払戻金

単勝12890円4人気枠連6-71,330円6人気
複勝12
14
9
260円
190円
240円
4人気
2人気
3人気
ワイド12-14
9-12
9-14
800円
1,030円
710円
7人気
10人気
6人気
馬連12-142,250円7人気3連複9-12-144,190円11人気
馬単12-144,890円17人気3連単12-14-926,410円82人気

除外馬一覧 (6頭)

除外 馬名
非当選馬 タガノパッション
非抽選馬 エイシンチラー
非抽選馬 サトノアイ
非抽選馬 ジェラルディーナ
非抽選馬 テーオーラフィット
非抽選馬 マリアエレーナ

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