シンエンペラー (Shin Emperor)

牡3 (2021/04/30生) 栗毛

父:Siyouni (Nureyev系)
母:Starlet's Sister
母父:Galileo
戦績:5戦2勝
馬主:藤田晋
調教師:栗東 矢作芳人
生産:Ecurie Des Monceaux
賞金:1億1128万円

日付 レース名 コメント
2024/04/14皐月賞(G1)5着そしてシンエンペラー5着でした。ジャンタルマンタルを追った3頭の中で、いち早く手が動いてしまったんですが、それでも掲示板は確保しています。このしぶとさが身上。凱旋門賞馬Sottsassの全弟なら、2400mもこなすと思えるんですが、展開が流れると少し長く感じますし、スローになると瞬発力が足りるかどうかがポイントです。
2024/03/03弥生賞(G2)2着それから2着は3番人気シンエンペラーでした。前半、1コーナーの手前でですね、内ラチ沿いには行きたくないような動きをしていたんですけども、外のトロヴァトーレに押し込まれて最内さらに。ペースアップした地点からずっと追い通しになっていましたが、それでも最後は伸びました。このペースアップしたコーナーで、追い通しになるのはホープフルステークスの時と同じだったんですけどもね、こうどんな形になっても最後は来るというのは強さの証明だと思います。とは言え、まぁ超スローペースから極端に上がりの速いレースだと危うさちょっと感じますけどもね、ディープインパクト産駒が不在となった世代の牡馬クラシックは、超スローにはなりにくいんじゃないかと思います。
2023/12/28ホープフ(G1)2着2着はシンエンペラーでした。直線入り口で外に寄れて複数の馬に影響を与え、ゴール前でも外に大きく動いてサンライズジパングの前をカットするという、まぁちょっと行儀の良くないレースでしたけどもね、3コーナー付近で手応えが悪化した事を含めて、まだまだ成長途上という印象です。成長途上でも好走を続けているように能力は高いんですけども、果たしてこの後成長してねこの軽い芝で切れる脚を使えるようになるかどうかが鍵だと思うんですが、まぁ基本的にはそうならないであろう血統なので、そこが注目点ですね。
2023/11/25京都2歳(G3)1着シンエンペラーが見事人気に応えたんですか、あの馬群を縫ってよく伸びて来ましたね。本当そうですね、前半少し折り合い苦労する場面はあったんですが、その後はスムーズで馬群の中を通ってポジションを上げて、さらに馬群の中から伸びて来たという内容は、高く評価できますね。6着までの差は僅かで大接戦になったんですが、まだこのままキャリア1戦ですからね、こういう競馬ができましたし、着差以上に強い内容だったと思いますね。2020年凱旋門賞を勝ったソットサスの全弟という良血馬ですからね、今後さらなる成長が期待できると思います。
2023/11/04新馬1着勝ったシンエンペラーは好スタートを決めた後にスッと下げて好位のインを追走して、最後の直線に向いて前にスペースができると、あっさりと抜け出して来ましたね。早めに先頭に立った分、ゴール前はねかなりフワフワした感じだったんですが、それ以外のレース全体は大人びてて、スケールの大きさを感じさせる走りでしたね。この馬、フランスダービー・凱旋門賞を勝ったSottsass(ソットサス)の全弟という世界的良血馬なんですよね。頭の高い走りなんですが、脚捌きが軽快で、もちろん距離が伸びても大丈夫ですね。将来性は十分にある馬だと思いますし、次走も注目したいですね。

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