先週の結果分析の完全タイム差をTARGETに表示


 先週の結果分析の完全タイム差をTARGETの補正タイムのところで表示してしまおうという内容です。

※前提として、TARGETをインストールして正常に利用できる状況になっている事が前提です。インストールしてJRA-VANからのデータ取り込みが終わっている事が前提です。
ただ単にインストールしただけでは利用できないので、セットアップを完了させてください。

2015年のJCの場合、走破時計が「2.24.7」・完全タイム差が「+1.2」。TARGETの補正タイムの部分で2.24.7 – (+1.2) =「2.23.5」と入力すれば、補正タイムの欄で「88」と表示されます。20160102_01
仮に完全タイム差が「-1.2」だった場合は、2.24.7 – (-1.2) =「2.25.9」と入力すれば、補正タイムの欄で「112」と表示されます。
補正タイム100=完全タイム差ゼロという形で、補正タイムの部分で完全タイム差っぽい数値を表示させる事が可能。

 これを毎週全レース基準タイムの部分に手入力していたため、予想する前に30分~1時間くらい作業する必要がありました。西田式スピード指数が出た当初、電卓片手にスピード指数を計算して馬柱に記入して準備していた時代の人たちと同じように、手で準備していました。

ただ、正直にめんどくさい!その30分~1時間、馬券検討する時間に回したい。何か楽できる方法がないかと見たら、オンラインヘルプを見たところ、CSV形式でインポートすることが可能とある。ならプログラム組んで出力できるようにしてしまった方が楽で良いと思い、作った

使い方(TARGETへの取り込み方)は以下の通りです。

1.ファイルのダウンロード

 ここから取り込みたい年度の基準タイムファイルをダウンロード。
※この際どこにダウンロードしたか覚えておいてください。わからなさそうなら、デスクトップにでも保存してください。

2.ファイルの登録

 TARGETを起動し、左上のメニューから「メインメニュー」をクリック。
メインメニュー内にある「基準タイム処理」をクリック20160102_02

3.処理ウインド

 クリックすると「基準タイム処理」ウインドが表示される。

4.処理ウインド2

 「基準タイム処理ウインド」で「-入力処理-」のところにある「CSV形式入力」を選択。20160102_03
※年度が替わるタイミングでの登録(新しい年度の最初の登録)の際は「全ての年を読み込む」のチェックを入れてし更新してください。

5.ウインド表示

 選択すると「基準タイムCSV形式データファイルの選択」ウインドが表示される。

6.ディレクトリ(場所)選択

 このウインド内で真ん中より少し上の右側にある「参照」を選択。20160102_04選択すると「フォルダーの参照」ウインドが表示されるので、1でダウンロードした場所を選択。
※デスクトップに保存した方はデスクトップを選択

7.ファイル選択

 参照先を指定すると、「基準タイムCSV形式データファイルの選択」ウインドの左下、「フォルダ内ファイルリスト」から1でダウンロードしたファイルを選択。20160102_05※2016年のファイルの場合、ファイル名は「KT2016.csv」。2015年だと「KT2015.csv」。

8.登録中

 選択すると画面の左下で処理進行状況のバーが表示され、処理が終わると↓の画面が表示されます。20160102_06ファイル名の年度の基準タイムを取り込みます。過去の分まで反映したい場合は、この作業を何度か行ってください。

9.登録確認

 実際に読み込みが完了したか、適当なレース結果画面を開き、補正タイムの部分を確認してください。
正常に読めていれば、サイト上の数値と同じ補正タイムの値になっているはずです。
2015年有馬記念の場合、補正タイムが「94」となっていればOKです。

TARGETの成績画面の右下に出ている基準タイムを書き換えているので、個人で基準タイムを設定している方は、設定から別の基準タイムファイルを指定してください。(方法としては、TARGETがインストールされている、基準タイムファイル(初期ならSTX.DAT)をコピーし、適当に名前をつけ直して(結果分析STX.DATとか)、設定画面からファイルを指定するだけ)上書きしてしまって、元のデータを返せと言われても不可能ですので、利用する際はあくまでも自己責任でお願いします。

方法としてはTARGETのオンラインヘルプにある、基準タイム処理画面からCSV形式で入力する方法を利用しています。必ず、こちらのヘルプを確認ください。
また、ここに書いてある手順で上手くいかない場合はコメント欄にでも状況を書いていただければ、わかる範囲でお答えします。ただ、「うまく読み込みできません」といただいても、どこまでどういう手順をやってできないのかがわからないと回答しづらいので、状況は詳しくお願いします。

25 thoughts on “先週の結果分析の完全タイム差をTARGETに表示

  1. 初めまして、こんばんは。ずーっと昔から存じ上げてまして、久々に訪れたらターゲット用のファイルがあるとゆうことで(以前手入力してました^^;)使わせてもらおうと思ったのですが、基準タイムのとこだけうまくいきません。2015年有馬記念が120のままです。何度も手順通りしましたがだめです。登録しましたってでるので登録はされてるとは思うのですがどこがいけないのでしょう?ご指導よろしくお願いします。

  2. 昨日コメントした者ですが、環境設定の基準タイムの設定を変えたらできました。

  3. なるほど。わかりました。
    コメントいただいている事に朝気づいたのですが、すぐにご返信できず、夜書こうと思っていたところでした。
    また、何かありましたらご連絡いただければと思います。

  4. 補正指数がレ-ス当日と微妙に違うのは何ですか.NHK杯の皐月賞出走の2頭の補正指数違うので悩む人です

  5. TARGETの設定の問題ですね。
    TARGETを起動していただいて、
     オプション→環境設定→基準タイム
    のところにある「補正タイムの指定」の設定が4つあると思うのですが、「フラットモード」にすれば、同じ数値で表示されるようになると思います。
    恐らく今は「フラット」以外のモノになっていて、調整された値になっていると思います。

  6. 初めまして。先週の結果分析を録画して、手入力でターゲットに入力していたのですが、そのターゲットを入れていたUSBが壊れてしまい、現在懸命の復旧作業中です。
    こちらのデータを利用させていただいたのですが、2017年分の基準タイムだけが、手順8のところで
    読み込み行数3146件、有効データ数0件、登録しました。
    となります。
    他の年度やタイム・メンバーレベル(2017年も)は大丈夫でした。
    年明けまで待ったほうが良いのでしょうか。

  7. なるほど。恐らく4のところで、「全ての年を読み込む」のチェックを入れて更新してみていただけると登録できるのではないかと思います。
    これでもダメそうでしたら、再度ご連絡いただければと思います。

  8. 教えていただいた通りにしたところ、無事登録できました。年度変わりではないのでチェック外してましたが、一からやりなおしでしたので年度替わりみたいなものですよね…ありがとうございました。

  9. ダウンロードするとレースIDが18桁になっており(おそらく00がくっついている)、うまくいきません。その00を消去しても保存する際に情報が失われているのか、保存したものを再度開くと違うデータになってしまっています。どうすればよいでしょう?

    • ご連絡ありがとうございます。
      何のファイルでしょうか…。

      https://ittai.net/TG/
      こちらの2020年のファイルを一通り全部ダウンロードして確認して見まして、レースID18桁で入っているのは基準タイムのファイルのみで、ダウンロードしたファイルを開かずそのままTARGETから取り込んでいただければ、大丈夫だと思います。

      Excelで開いて保存したファイルですと、必要なデータが飛んでしまったり形式が違った形で保存されるため、TARGETに登録させる場合はExcel等では開かずご登録いただければと思います。

  10. やっぱりよくわからないですね、、、
    エクセルで開かずに保存ができません。クリックすると下の方に表示が出てその状態で保存はできず、エクセルで開く以外どうしようもありません。

    • なるほど、左クリックしたらいきなりExcelで開いてしまう状態であるなら、恐らくWindowsもしくはブラウザの設定が原因かなと思います。
      その場合、保存したいファイルのところで右クリックから「名前を付けて保存」や「対象をファイルに保存」というメニューがあると思います。
      こちらを選択して、保存先を指定して保存。

      保存後、Excel等では開かずTARGET起動して手順通りご登録いただければと思います。
      ※Excel等で開く必要はありません。

      • 何度も何度もすいません。それもすでに試していたのですが、リンクのコピーなどはできますが、こういう場合普通あるはずの名前を付けて保存等のコマンドはありません。windowsの設定の方をいじればできるのでしょうか?

        • うーん…そうですね……
          原因がわからないので何とも言えませんが、セキュリティソフト側で制御されているのか、IE側の設定か、Windows側の設定なのかその辺りかなとは思いますが、具体的には実際のものを見てみないと何とも。

          ただ、検索してみると何となくではありますが、
          https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=1405-8351
          この辺りのコンテンツアドバイザを無効にしてしまえば直りそうな感じはします。

          IE(Internet Explorer)特有な感じもしますので、違うブラウザ(Google chromeやFirefox)でアクセスいただく形でも良いかと。

          他のブラウザでも同様の事象でしたら、セキュリティソフト・Windows側のウィルス関連のセキュリティ辺りが原因だと思います。

          • 返信遅くなってすいません。いろいろいじっていたらできました。本当にありがとうございました。

  11. 2022年だけ有効データが0になります。すべての年のところにチェックを入れても外しても0になります。なぜでしょうか?

    • うーん…何でしょう…。いただいた内容からだけですと、

      ・TARGET側の2022年のデータ(成績データ)は登録できているか (できてますよね…)
      ・基準タイムのファイルがダウンロードできているか
        →ファイルサイズが0じゃないか
        →ダウンロードしたファイルと違うファイルを登録しようとしていないか

      辺りが原因じゃないかなと思います。

      その他だとTARGETの基準タイムファイル「STX.DAT」が破損や「読み取り専用」になっていて、2022年分が登録できないとか…もう少し状況お教えいただけますと、原因の方が特定できるかなと思います。。

      • おそらく中を見てみるとレースIDがちゃんと入力されていないからだと思われます。202211の後が00000000になっているためどこのレースか判断できず反映されない状態なんだと思われます。今一度ご確認お願い致します。

        • うーん…
          https://ittai.net/KT/time_analysis.php?year=2022%
          このファイルですよね?再度ダウンロードして中身確認したのですが、

          202212280605090108,1.12.2
          202212280605090204,1.55.1
          202212280605090301,1.35.6
          202212280605090407,1.49.0
          202212280605090505,2.03.0
          202212280605090602,1.12.4
          202212280605090711,2.00.8
          ………
          みたいになってまして、00000にはなっておらず。
          確かに、一時そうなる事象のタイミングはあったのですが、修正済み。
          再度上記からダウンロードいただいて、試してみていただけないでしょうか。

          • 何度もすいません。やはりA列に202212280605090000となっていて、B列に1.12.2となっています。レースIDの部分が分からずターゲット側も認識できないためだと思われます。予想の上でかなり重要な部分ですので何とか取り込みたいので、お手数おかけしますが、もう一度確認、修正お願いできませんか?

  12. 何度もすいません。やはりA列に202212280605090000となっていて、B列に1.12.2となっています。レースIDの部分が分からずターゲット側も認識できないためだと思われます。予想の上でかなり重要な部分ですので何とか取り込みたいので、お手数おかけしますが、もう一度確認、修正お願いできませんか?

    • 書いていただいた内容から事象の方わかりました。
      ダウンロードされたCSVファイルをExcelで開かれていますよね?Excelで開くと後ろの部分が記載いただいた「202212280605090000」みたいになる事確認しました。

      私の方で特には直せる事がなく、取り込み方をこの記事↑↑の手順を行っていただければと思います。
      ※ダウンロードしたファイルをExcelで開く必要はありません。

      もしWindowsの設定で、CSVダウンロード時に自動でExcelが起動するようでしたら、設定を変更をお願いします。
      Excelで開いてしまった場合でも、「保存」するとExcelで変換された「202212280605090000」の形で保存されるので、保存せずに閉じて取り込みを行っていただければと思います。

      通常であれば、
      https://ittai.net/KT/time_analysis.php?year=2022%
      ↑このリンクの上で右クリックを押して「名前をつけてリンク先を保存」でCSVが保存されるだけで、Excelが自動で起動する事はありません。

      事象としてははこちらの方と恐らく同じじゃないかなと。。。
      https://ittai.net/2016/01/%e5%85%88%e9%80%b1%e3%81%ae%e7%b5%90%e6%9e%9c%e5%88%86%e6%9e%90%e3%81%ae%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e5%b7%ae%e3%82%92target%e3%81%ab%e8%a1%a8%e7%a4%ba/#comment-3548

      • 大変お手数おかけしました。
        登録できました。
        Excelで開いちゃダメなんですね
        ありがとうございます。

  13. 初めまして。
    targetに取り込みを行いまして、オプション→環境設定→基準タイムのところにある「補正タイムの指定」の設定を「フラットモード」にしたのですが、それでも補正タイムの数値が同じになりません。
    何か他に原因は考えられるでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください