2017年8月21日放送

提供: 先週の結果分析
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2017/8/19(土)・8/20(日)開催

2回新潟7日目・8日目

新潟芝 土:-0.7 日:±0 Aコース  直線 土:-0.8 日:-0.1

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒8。直線1000mは土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒1だった。まずはさかのぼって、8日間の馬場差を確認しておくと、4日目までは全てマイナス1秒0で5日目以降は水準方向に少し動いたが、大きな動きはない。マイナス1秒0からマイナス0秒7の間で推移している。また、直線1000mはマイナス0秒2からプラスマイナスゼロの間で推移している。
 まず先週は土曜日の朝に雨が降っていたが、終日良馬場だった。所謂パンパンの良馬場ではなく、稍重だった5日目や6日目と同じ馬場差になったが、時計の掛かる馬場にはなっていない。日曜は乾いてマイナス方向に少し動いた。このまま最終日までAコースを使用するが、レース当日に雨が降らなければ、マイナス0秒8程度の馬場差のままでしょうし、当日に雨が降っても稍重ぐらいなら大きく馬場差が動くことはないはず。これが最近の夏の新潟芝のパターン。

新潟ダ 土:+0.1 日:-0.4  1200 土:+0.4 日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、1800mは全てプラスの数値だが、7日目つまり先週土曜は水準に近いコンディションだった。1200mは基本的に水準レベルで推移しているが、初日の前半と先週土曜はやや速めの時計が出るレベルだった。
 土日とも良馬場だったが、馬場差は異なる。言うまでも無く土曜朝の雨が影響しているが、土曜は1800mも1200mも稍重だった3週目より速い時計が出やすい馬場だったという事が注意点。日曜日は1800mは3週目より時計が掛かり、1200mは3週目より速くなっているが、1200mと1800mでは時計の出方が比例しないから、新潟ダートの馬場差は2本立てになっている訳で、こういう事もある。

番組注目馬

  • 土曜新潟08R 2着 スペリオルシチー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟02R 1着 リモンディ
  • 土曜新潟08R 1着 ワイルドカード
  • 土曜新潟12R 1着 ケンコンイッテキ
  • 日曜新潟09R 1着 ルネイション


2回小倉7日目・8日目

小倉芝 土:-0.6 日:-0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナス0秒9だったが、開催が進むにつれ徐々に水準方向に近づいている。
 木曜までの雨は芝にはそれほど影響しておらず、開催進行につれて少しずつ時計が掛かるようになっているという事。今週と来週はBコース使用となるので、良馬場なら今週の馬場差はマイナス方向に動くだろうと推測できる。内が有利という程ではないけれども、Aコース4週目だった先週でも外差しが目立つようにはなっていない。道悪での競馬が行われていないので、芝の傷むスピードが遅く、時計の出方も含めて開幕週からあまり変わっていない。今週はBコース1週目となるが、極端に内有利ではないが、外差しも決まりやすい訳ではないというここまでの傾向を引き継ぎそう。

小倉ダ 土:-0.2 日:+0.2

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、ほとんどプラスゾーンだが、先週土曜だけはマイナス0秒2だった。
 木曜までの雨が残って土曜は重馬場でスタート。午後から稍重となったが、馬場差は一定で今開催で初めてマイナスの馬場差になった。っと言っても高速馬場という程ではないので、注意してください。小倉のダートらしく、勝つのはほとんど先行馬だったが、先週は不思議な程ハイペースのレースが少なかったという事もある。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜小倉10R 1着 ウォータービルド

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜小倉08R 2着 エレメンツ

※レース内容が抜群であったというのはタイム分析で述べた通りで、唯一気になるのは長期休養開けで激走した反動が出るのではないかという事だが、そこでパイロ産駒について調べたが、半年以上の休み明けで3着以内に入った馬が、次走で同じクラスに出走したケースが6回あって3勝している。反動が出にくいタイプだろうと推測して、推奨馬とする。かなり自信があったゼンノワスレガタミが苦しめられたからという個人的な印象の強さもありますので、次は勝ってほしい。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜小倉10R 2着 イモータル

※かつて重賞で2着が2回ある実力馬が休養開け2戦目で復調し、前残りの展開を差して来たという風に見えるが、レースレベルが低すぎて2着に来ただけだと私は判断する。直線に入るとすぐにステッキが入っていたが、全然反応せず内に刺さりそうになって、もたもたとした走りだった。勝ち馬以外が全て失速してしまったので、2着に届いたが普通のレベルなら入着も無いようなレース内容だった。何より気になるのが、4コーナーから直線入り口にかけて走るのを嫌がっているような嫌々という仕草をしている。能力が低いから次走危険という事ではなくて、走る気が戻っていないからまだ危険だと。そういう事。


2回札幌1日目・2日目

札幌芝 土:-0.9 日:-0.9 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、1回開催4日目まではかなりの高速馬場だったが、3週目は雨の影響で時計が掛かった。先週はマイナスゾーンに戻ったが、前の開催1・2週目ほどの高速馬場ではなかった。
 先週は雨の影響も無く、Cコースに移ってマイナス1秒以上の高速馬場に戻るかと思っていたが、そこまでは戻らなかった。やはり洋芝は雨の中でレースが行われると、一気に時計が掛かるようになりますし、翌週以降にもその影響が残る。先週は良馬場だったので、芝の傷みはそれほど進行していないはずで、今週も先週ぐらいの馬場差になるだろうと推測する。特に先行有利でもなければ、差しが決まりやすい馬場でもなく、馬の能力とレース展開によって決まり手が変わっている。すなわち、公平な馬場だと言える。

札幌ダ 土:-0.7 日:-0.7

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で特に1回開催3週目は脚抜きが良く、かなり速い時計の出るコンディションだった。
 雨が降って超高速馬場となった先々週を除けば、馬場差はマイナス0秒6前後で安定している。これが今年の札幌の水準の馬場だが、札幌らしく先行馬の好走が多い。札幌ダートは馬場状態に関係なく、先行有利だと考えて良い。

番組注目馬

  • 土曜札幌03R 2着 メモリーフェイス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌03R 1着 ペイシャオブワキア
  • 日曜札幌03R 1着 メイショウソリッド
  • 日曜札幌05R 1着 ルーカス
  • 日曜札幌07R 1着 フォギーナイト
  • 日曜札幌08R 1着 メイズオブオナー


馬券Summary

  • 2歳・3歳限定戦での実績はアテにならない