2017年9月19日放送

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2017/9/16(土)・9/17(日)・9/18(月)開催

4回中山3日目・4日目・5日目

中山芝 土:-1.4 日:±0→+1.0 月:+0.2→-0.6 Bコース 1200m 土:‐‐ 日:+0.2 月:‐‐

 2週目は土曜・日曜・月曜の3日間開催で、芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がプラスマイナスゼロからプラス1秒0への変動、月曜がプラス0秒2からマイナス0秒6への変動だった。なお、日曜については、1200m対象の数値が別になり、プラス0秒2だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、3日目まではマイナス1秒台で高速馬場だったが、4日目と5日目は雨の影響を受け、それまでよりも時計が掛かった。
 推移の説明にもあったように、土曜は速い時計の出るコンディションだったが、夕方からの雨で日曜の朝の時点では土曜よりも時計が掛かっていた。さらに12Rまで雨が降り続いて時計が掛かって行った。ただ、月曜日はまた快晴の元で行われたので、日曜とは反対に馬場が乾いて時計が出やすくなって行った。とは言っても、土曜のレベルにまでは戻っていない。なお、日曜は向正面が追い風で2コーナー奥からスタートする1200mについては、道悪とは言え、他の距離と比べれば時計は出やすかったので、別に表示した。あと、3日間で芝のレースは全部で17鞍あったが、その内好位からの差し馬が13連対と幅を利かせていた。その一方で先行タイプの馬は5連対で、馬場が良くても悪くても傾向が変わらなかった点は、大きな特徴。なお、今週から後半2週はCコースが使用される。

中山ダ 土:-0.4 日:-1.2→-1.0 月:-1.9→-1.6  1200 土:-0.6 日:-1.4→-1.6 月:-1.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス1秒2からマイナス1秒0への変動、月曜がマイナス1秒9からマイナス1秒6への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス1秒4からマイナス1秒6への変動、月曜がマイナス1秒1だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておく。まず1800mは3日目までは徐々に水準方向に近づいたが、4日目・5日目は雨の影響で脚抜きが良くなった。1200mも4日目・5日目は速い時計の出るコンディションになった。
 土曜は良馬場で前の週の日曜と劇的に変わった訳ではなかった。ただ、日曜・月曜は雨・風の影響を強く受けた。まず、日曜の1800mは6R以降で3鞍あった。既に前日から雨が降って、最初のレースである6R時点で脚抜きの良いコンディションになっていた。その後、水が浮いて8R・11Rの時は6Rの時と比べれば、若干掛かっていた。そのため水準方向へ動く変動となった。1200mは1R時でマイナス1秒4、芝の1200mと同じく前半が追い風の影響で、脚抜きが良い上にさらに時計が出やすくなった。ただ、こちらも後半水が浮いてきた点は同じで、終盤は高速化していない。昼過ぎに1200mのレースがあったなら、馬場差はマイナス方向に動いたかもしれないが、実際はなかったので、4R・12Rは同じ馬場差となった。
 月曜は日曜と比べれば、わかりやすい変動だった。朝が最も脚抜きの良いコンディションで、後半は乾いて行った。っと言っても数値が大きく動いた訳ではなくて、1800mは1日を通して高速馬場だった。一方1200mは8Rと10Rの2鞍だったので、この時間帯なら同じ数値でくくる事ができますし、マイナス1秒1という数値になった。こちらも速い時計の出るレベルだった。雨だけではなく、風の影響さらにその距離のレースが行われた時間帯も先週の数値決定の大きな要因になった。なお、日曜・月曜と馬場が渋った影響か、後方からの差し馬が不発に終わるケースが多かったが、それ以外はおおむね偏った傾向はなかった。脚質による有利・不利は小さいコンディションだった。

番組注目馬

  • 日曜中山10R 2着 タケショウベスト

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山05R 1着 トーセンブレス

※これは伸び脚が強烈でしたし、ディープインパクト産駒らしい切れ味は十分通用する。

  • 月曜中山05R 1着 アンフィトリテ
  • 月曜中山06R 1着 アズレージョ

4回阪神3日目・4日目・5日目

阪神芝 土:-0.3→+0.5 日:-0.6 月:+0.1→-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3からプラス0秒5への変動、日曜がマイナス0秒6、月曜はプラス0秒1からマイナス0秒4へと変動した。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、開幕週は速い時計の出るコンディションだったが、2週目の先週は雨の影響により、日によって時計の出方は変わった。
 まず土曜は雨が降り続いて、後になる程時計が掛かって行った。そして翌日の日曜は土曜よりも乾いて、馬場差はマイナスゾーンへ行ったが、その後稍重から良へ変更されたが、馬場差は1日を通した数値。そして日曜夜に阪神地域は台風の影響でまとまった雨が降って、月曜朝はプラスゾーンからスタートした。そして時間の経過と共に、馬場は乾いて時計は出やすくなったが、高速馬場という程のレベルには戻らなかった。あと、上位馬の脚質についてだが、逃げ馬の踏ん張りがある一方で、先行タイプの馬が失速するケースが多かった。その傾向は開幕週と変わらずだった。やはりきっちりと差しが届いている馬場。なお、今週から後半2週はBコースが使用される。

阪神ダ 土:-0.6→-1.2 日:-0.8 月:-1.3→-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6からマイナス1秒2へと変動、日曜がマイナス0秒8、月曜はマイナス1秒3からマイナス0秒6へと変動した。ここまでさかのぼって5日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、先週は雨の影響により、日によって時計の出方が変わった。
 土曜は雨が降り続いて、後になる程時計は出やすくなって行った。終日重馬場の日曜は、馬場差も変動せず土曜のお昼頃の数値だった。月曜朝は前日夜の雨で、脚抜きが良い馬場状態だったが、後になる程乾いて行って結局土曜1R時に戻った。こうして見ていくと中山ダートほど数値は動いていない。時計が出やすくなった時間帯にしても、良馬場の開催初日のマイナス1秒1と大きな違いがないという事は注意点。先週の競馬を迎える時点では、台風の進路を見て日曜阪神が開催されるのか気になった人もおられると思うが、結局3日間開催で日曜が最も安定していた。なお、上位馬の脚質を見ると、3日間で逃げ馬の連対は土曜の1Rの勝ち馬のみ。それ以外は差しが幅を利かせていた。道悪だからと言って、前残りではない点は大きな特徴。

番組注目馬

  • 日曜阪神05R 2着 メガリージョン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神09R 1着 ワグネリアン
  • 日曜阪神05R 1着 リュクスポケット
  • 月曜阪神02R 1着 タニノフランケル

※言わずと知れたウオッカの子供で奥行きを感じさせる勝ちっぷりだった。

  • 月曜阪神03R 1着 デロングスター
  • 月曜阪神04R 1着 アバルラータ
  • 月曜阪神11R 1着 サングレーザー

※道悪を気にせず外から一気に弾けた。この馬近いうちに重賞の1つや2つは勝つと思う。

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜阪神01R 2着 アスターソード

※まずスタート、タイミングが合わずにスッと前に入られて余計位置取りが後ろになった。しかもこの後向正面でずーっと脚を使って上がって行って、4コーナーでも外を回る形になった。道中脚を大分使っていたので、どうかなと思っていたが、直線でジワジワと加速して、前2頭は抜け出してしまったが、他の馬は楽に交わし去るような形になった。初ダートとしては上々の内容だったと思いますし、恐らく発馬のロスさえなければ、前2頭とも接戦になっていたと思う。この馬次走スムーズなら勝ち負けになると見て、狙い馬として選んだ。

津田照之 次走危険馬

  • 土曜阪神01R 2着 バイラ

※こちらはスタートしてからちょっと外に逃げながら走っている。ちょっとジョッキーが若干手綱の動かし方も変な感じで、その後はスムーズに走って後続7馬身千切って2着に入ったが、まだ物見をするなど若さが抜けきっていない点は気がかり。この馬振り返れば、前走の中京戦3着の際も最後の直線で内ラチにへばりついて、しっかりと追えないままゴールインしている。確かに今回の走破時計は優秀だが、まだ左に左に走ろうとする若さが残っていますし、次走枠順とか展開次第によっては、不安もあると見て危険馬に選んだ。


馬券Summary

  • もしかして道悪得意?