2017年3月27日放送

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2017/3/25(土)・3/26(日)開催

2回中山7日目・8日目

中山芝 土:-0.3 日:+0.1→+1.0 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラス0秒1からプラス1秒0への変動だった。まずさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催4日目から先週土曜まではマイナス0秒4かマイナス0秒3で安定していたが、日曜は雨の影響で時計が掛かって行った。
 先週水曜から土曜まで雨が降らず、土曜の芝は良馬場。土曜の馬場差は1週前より少しだけ水準方向に動いたが、Aコース5週目なので自然な変化。日曜の未明から小雨が降り始め、朝の内は雨量は多くはなかったものの最初の芝のレースが11時25分の4Rだったので、この時点で既に馬場差はプラス0秒1。その後は雨が強くなったり弱くなったりはしたものの、さらに時計が掛かるようになって行って10Rの時点で馬場差はプラス1秒0になっていた。極端なスローペースにならなければ、差しも決まる馬場で、ハイペースになるとズブズブの追い込み競馬も出現している。ただ、今週からBコースに移り、なおかつ芝がグングン伸びる季節なので、先週までの傾向がそのまま続くとは限らない。

中山ダ 土:+0.5 日:+0.4→+0.1  1200 土:-0.1 日:-0.2→-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜はプラス0秒4からプラス0秒4へと変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒2からマイナス0秒4へと変動した。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておく。1800mは前の開催4日目以降プラスの数値でやや時計が掛かるか、水準に近いレベルだった。一方1200mはマイナスゾーンで、水準に近いレベルで大きな動きはない。
 先週水曜から土曜までは雨が降らず、土曜は1週前より少し乾いて少し時計が掛かった。日曜は未明から小雨が降り続けて、馬場差は変動だが雨量は多くなかったので、急激に高速化した訳ではない。1800mは1Rと3Rがプラス0秒4で、7Rがプラス0秒2。そして11Rがプラス0秒1。1200mは2Rがマイナス0秒2、8Rがマイナス0秒3で12Rがマイナス0秒4だった。パッと見では逃げ・先行馬の好走が多いが、極端に前残り傾向の馬場ではなかったと思う。

番組注目馬

  • 日曜中山02R 3着 シャインヴィットゥ

※次は1150mだろうという読みも込み

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山09R 1着 ルヴォワール
  • 土曜中山09R 1着 シャケトラ

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜中山09R 1着 ルヴォワール

※馬なりでの楽勝。なおかつ東京向きだと思うので、次走のフローラSだと想定して狙い馬とする。フローラSには同じハーツクライ産駒でやはり中山2000mの500万下を楽勝したホウオウパフュームが出走予定で、こちらもかなり強くてオークス候補でもある。仮にホウオウパフュームに敵わなくても2着にはと思うので、2頭がフローラSに出てきたら馬連は1点。


2回阪神1日目・2日目

阪神芝 土:-0.5 日:-0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒6かマイナス0秒5でほとんど変わらない。
 先週は火曜日に雨が降っただけで、土日共に良馬場だった。馬場差は1週前と同じ。Aコース5週目だが、開催日に雨が降っていない事もあって傷みの進行は遅く、1週目を除くと馬場差は安定している。今週からBコースに映るので、馬場差がマイナス方向に動く可能性はあるが、動いたとしても大きな動きではないはず。

阪神ダ 土:-0.9 日:-0.9

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒9からマイナス0秒6の間で推移しており、大きな動きはない。
 先週は火曜日に雨が降ったのが最後だが、気温は高くなかったためなのか、乾くのが遅く土曜は稍重でスタートした。8R以降は良馬場だが、土曜も気温が低くて乾くスピードは遅く、馬場状態は最初から最後まであまり変わっていない。という事で、馬場差は変動ではなく、1週前より少し速い時計が出る馬場だった。日曜は良馬場だが、コンディションそのものは土曜と同じで馬場差も土曜と同じだった。11Rから小雨が降っていたが、時計の出方には影響していない。

番組注目馬

  • 日曜阪神08R 2着 ジョーダンキング

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神10R 1着 カイザーバル
  • 日曜阪神06R 1着 ザクイーン


2回中京5日目・6日目

中京芝 土:-0.6 日:+0.6→+1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜はプラス0秒6からプラス1秒0へと変動した。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、5日目まではマイナスゾーンで速めの時計が出るコンディションだったが、6日目は雨の影響で時計が掛かった。
 先週火曜日に34ミリの降雨があり、土曜の時点でもまだ水分を含んでいたが、Bコースに移った効果の方が大きくて、馬場差は1週前よりマイナス方向に動いた。日曜はほぼ1日雨で、中京芝は昨年辺りから他のコースと時計の出方が変わらなくなって、そのため今年から基準タイムを速めたが、開催日に雨が降ると時計の出方への影響が大きいという傾向は以前と変わっていない。日曜の雨は小雨で、馬場発表は稍重だったが4Rの時点既に馬場差はプラス0秒6。11Rはプラス1秒0となっていた。また、日曜は途中から内を空けるようになっていたが、11Rの頃には内も外も同じになっていた模様。

中京ダ 土:-0.2 日:-0.4→-0.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜はマイナス0秒4からマイナス0秒7へと変動した。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、5日目まではほとんど変わらず、マイナスゾーンとは言え水準レベルだったが、最終日は雨の影響で時計が出やすくなった。
 火曜日に降った雨の影響が残って土曜の前半は稍重。そして土曜の6R以降は良だが、あまりコンディションは変わっておらず馬場差は一定。1週前より少しマイナス方向に動いたが、1週前とほぼ同じと考えて差し支えはない。日曜はほぼ1日中雨で、馬場差は変動だが、雨量は多くなかったので、変動幅は大きくなかった。具体的には1Rから3Rまでは一定で、1800m換算の数値でマイナス0秒4。6Rがマイナス0秒5、8Rがマイナス0秒6、12Rがマイナス0秒7だった。日曜は4連続で逃げ切り勝ちで、その次も4コーナー先頭の馬が勝ったが、この逃げ切った4つのレースもその内2回は2着が追い込みに近い差し馬で、どうにも前が止まらない馬場という程ではなかったと思う。

番組注目馬

  • 土曜中京05R 2着 レディギャング

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京01R 1着 ブルーミン
  • 土曜中京05R 1着 レッドオルガ
  • 日曜中京10R 1着 パフォーマプロミス

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜中京10R 2着 ブラックジェイド

※今回初の芝だったが、大逃げの形で2着。3着に5馬身差つけているので、次は人気になりそうだが、実は大逃げとは言っても平均ペースで、しかも4コーナーでペースを落として息が入っている。4コーナーで息が入っていたとは言え、直線でもう一伸びしてはいるが、どちらかと言えばダート向きという馬で、こういう一定のペースで走る事は得意。そういうタイプ。次走も芝の中距離に出走してなおかつ今回と同じ競馬に持ち込んだら脱帽だが、楽な先行ができないかあるいはスローで切れ負けすると読む。


馬券Summary

  • 晩成血統エンパイアメーカー