2017年12月25日放送
2017/12/23(土)・12/24(日)開催
目次
5回中山7日目・8日目
中山芝 土:-0.7 日:-0.6 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒6だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開催が進むにつれ徐々に水準方向に近づいている。
中山は2週間雨が降っておらず、マイナスの数値ではあるもののコーナーの内側を中心に傷みが出てきており、開幕週から少しずつ時計を要してきている。脚質的な偏りはなくて、日曜後半の9R・12Rは追い込み馬が勝っていた。なお、5回中山は9日間の開催で、最終日の28日(木)も引き続きAコースが使用される。
中山ダ 土:+0.7 日:+0.7 1200 土:+0.2 日:+0.2
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒7。1200m対象の数値は土日ともにプラス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、1800mは全てプラスの数値で後半の方が掛かっていた。1200mは1800mほどに掛かってはいないものの、6日目以降はプラスの数値。
雨がずーっと降らない関係から乾ききったパサパサの状態。中・長距離は風の影響を受けた6日目よりは速いが、5日目と比較するとコンマ1秒掛かっていた。1200mは今開催で最も時計を要するコンディションだった。1200mは先行有利なのには変わりはないが、展開次第では差し馬も台頭。1800m以上は前残りと差しが半々といった印象だった。
番組注目馬
- 土曜中山05R 2着 フォーマイセルフ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山05R 1着 ワカミヤオウジ
- 日曜中山07R 1着 シャインヴィットゥ
長谷川仁志 次走推奨馬
- 日曜中山08R 2着 ラストプリマドンナ
※オープン特別と言っても、少し低調な顔ぶれ。タイムランクもDだったが、こちらは1勝馬の身で15頭立ての15番枠とちょっと不利な枠順だった。初めての1200mでもあった。勝ち馬も1400mからの距離短縮だが、前走京王杯2歳Sで逃げて失速した内容から1200mへの短縮は有利に思えましたし、その前走で太かった馬体が絞れてもいた。2勝馬と1勝馬の違いもある。それで半馬身差なら上々。自己条件や距離、選択肢は多くて次は勝てるはず。
5回阪神7日目・8日目
阪神芝 土:-1.1 日:-1.0 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒0だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、大きな動きではないものの、6日目までは徐々に水準に近い付いて行ったが、先週はマイナス1秒台に戻った。
阪神も先週は雨が降らなかった。今開催は高速馬場からスタートして、週を追う毎に少しずつ時計を要していたが、先週はBコースに替わって開催3週目よりも馬場差は少しマイナス方向に動いた。脚質的にはBコース替わりの割に差しがよく目立っていた印象がある。最終日の28日もBコースが使用される。
阪神ダ 土:+0.1 日:+0.1→±0
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒1からプラスマイナスゼロへの変動だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、開催が進むにつれて水準方向に近づいて行き、先週は今開催で初めてプラスゾーンに入った。
乾燥して風の強かった先々週から時計の出方が鈍くなったが、先週も中間に雨が降らなかった事もあって、4週目にしてプラスの馬場差となっている。なお、日曜は最終レース前に雨が降り始めた。この影響から12Rだけは馬場が軽くなったとして、コンマ1秒速めて変動としている。短距離・中距離ともにペースと個体の能力次第で前残りも差しもある馬場。基本的な偏りはない。
番組注目馬
- 日曜阪神06R 1着 ダノンマジェスティ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神04R 1着 ブランモンストル
長谷川仁志 次走危険馬
- 日曜阪神06R 4着 シンハラージャ
※タイムランクで取り上げて、番組注目馬としたダノンマジェスティの新馬戦で2番人気を集めていた。オークス馬シンハライトの半弟の血統が買われたよう。スタートで少し安めを売り、道中はなかなかハミを取らず、若さの残るレースぶりだった。ただ、それでも直線は差を詰めていて、上がり600m推定33秒5は勝ち馬には0秒5劣るが、2番目の速さだった。叩いて目覚めればと次走はたぶん人気になると思う。これが牝馬なら一変も可能に思える。ただ、気になるのは前回の馬券Summaryで取り上げたように、勝ち上がり率の悪いオルフェーヴルの牡馬である点。もう少し時間が掛かりそうな気がする。
馬券Summary
- 今年勝ち星を増やした騎手