2015年1月19日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2015/1/17(土)・1/18(日)開催

1回中山6日目・7日目

  • 中山芝 土:-0.2 日:-0.4 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒4だった。まずここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、先週は雨の影響が残ってこの開催2週目まで速めの時計が出るレベルだったのと比較すると、水準寄りになった。
 木曜日に降った雨の影響で土曜日は稍重でスタートした。9R以降は良馬場になったが、1日を通して馬場コンディションはほとんど変化していない。そのため馬場差は変動ではなく、1週目・2週目よりは時計の掛かる状態になった。日曜日は土曜よりは乾いていたが、1週目・2週目のレベルまでは戻らなかった。外を通っても不利という程でもないが、内側が傷んでいる訳ではないので、コースロスがある分外を回ると間に合わないというケースが多い。今週でCコース4週目となるが、重馬場にならなければ恐らく馬場差はマイナスのままだと思う。

  • 中山ダ 土:+0.1 日:+0.7
  • 1200 土:-0.5 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がプラス0秒1だった。ここまで9日間の馬場差を振り返っておく。1800mは全てプラスの数値で総じて時計が掛かっているが、先週土曜は水準レベルだった。一方1200mはこの開催4日目までは水準レベルだったが、5日目以降は安定しない。
 木曜に降った雨の影響で土曜は重馬場だった。砂煙が上がっていて、乾いているように見えたと思うが、ハローがけをして表面はさらさらしているという状態。重馬場だが、高速馬場というところまでは行かなかった。日曜は稍重だが、やはり表面はさらさらと乾いた状態で、特に1200mは良馬場だった1週目より時計が掛かっていたぐらいだった。決して先行有利とは言えない結果になっているが、日曜の1800mではバテる馬が多くて、上がりが掛かりその結果差しが届くというパターンが多かった。土曜の1200mで差しが決まっているが、こちらは走りやすい馬場で切れる差し馬が届いていたというパターン。この2つはちょっと意味が違うと思う。

番組注目馬

  • 土曜中山03R 2着 オーバーウェルム

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山09R 1着 サウンドトゥルー
  • 日曜中山10R 1着 ラングレー


1回京都6日目・7日目

  • 京都芝 土:-0.3 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週はマイナス1秒0かそれに近いレベルだった。ただ、先週は水準に近づき、前半2週と比較すれば時計が掛かった。
 木曜に降った雨の影響で土曜は稍重、そして日曜は良だが、土曜の夜にも雨が降った事もあり、土日で馬場差は大きくは変わらなかった。初日から5日目までと7日目は、同じ良馬場でも馬場差が0秒5以上違う事、そして先週の土日は稍重と良でも馬場差がほとんど同じであるという事が注意点となる。外を回ると明らかに不利だった4日目までとは違い、外を回るとアウトとそこまでの馬場ではない。ただし、スムーズに内から抜けて来れるのであれば、有利である事に変わりない。今週までAコース使用だが、過剰に内有利と意識しない方が良いと思う。

  • 京都ダ 土:-2.1→-1.7 日:-1.5→-1.0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒1からマイナス1秒7へと変動、日曜はマイナス1秒5からマイナス1秒0へと変動した。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、5日目を除けば全て変動で、1日の中でも時計の出方が変わりやすい開催。また、3日目までと先週の土日は速い時計の出るコンディションだった。一方4日目後半から5日目は時計が掛かっていた。
 木曜日に雨が降って、さらに土曜の夜にも雨が降った。気温が低いので、乾くのが遅かったというのが先週の概要。土日とも馬場差は変動だが、土曜はマイナス2秒1から1秒7、そして日曜はマイナス1秒5からマイナス1秒0へと変動幅は大きくない。また、土曜の夜にも雨が降ったので、この土曜の最後と日曜の最初でそれほど変わってもいない。そうは言っても、土曜の1Rと日曜の12Rでは、同じ重馬場でも1秒以上馬場差が違うので、時計比較の際は注意が必要。そして京都のダートらしく先行馬の好走が多く、直線で追い込んだ馬が勝った土曜の11Rと日曜の12RはタイムランクがE。要するに全体の時計が遅くて間に合ったというパターンだった。

番組注目馬

  • 日曜京都01R 2着 バリキ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都02R 1着 ミキノトロンボーン


1回中京1日目・2日目

  • 中京芝 日:+1.2 月:+0.7 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒2、日曜がプラス0秒7だった。開幕週だが、昨年暮れの開催から中3週ですので、まずは馬場差の推移を振り返っておく。昨年暮れの開催は前半2週、速い時計の出るコンディションだったが、最終週の3週目は雨の影響で時計が掛かった。そして先週は土日ともにプラスの数値だった。
 昨年末のAコースからBコースに替わった。推移表が連続で出ているが、芝もダートも馬場差に関して言うと昨年暮れの開催からはちょっとリセットされた状態だと思った方が良い。先週は木曜の雨も影響して土日とも時計の掛かる馬場。日曜は土曜と比較すれば乾いたが、それでも時計は掛かっていた。1着・2着が2頭とも前めにつけた馬というのは10頭立ての土曜11Rだけで、バンバン差しが決まっていたという状況。この開催は先週と今週の2週だけで、今週もBコース。先週の馬場差が雨の影響だけによるものなのか、乾いていても時計が掛かるのか、これはちょっと判断しかねるが、今週も差しの決まる力の馬場だと考えておいていて、大きな間違えではないと思う。

  • 中京ダ 土:+0.5 日:+0.8

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜はプラス0秒8だった。暮れの開催は大きく馬場差が動いた訳ではないが、時計の出方は安定せず、2週目は時計が掛かり、最終日はマイナスの馬場差になった。そして開幕週の先週は、土日ともにプラスの数値で、特に日曜は時計が掛かった。
 木曜に雨が降って、土曜が重で日曜は稍重。もちろん日曜より土曜の方が速い時計が出る馬場状態だったが、土日とも馬場差はプラス。重だった土曜でもハローがかかって表面はさらさらしていて、高速馬場にはならなかった。という事は完全な良馬場だと、かなり時計が掛かるのではないかと想像できる。逃げ切りあり、追い込みありで特に日曜の勝ち馬は追い込みと逃げ切りだけだった。要するに前が有利とか差しが効くといった傾向はなくて、各々のレース展開と各馬の能力による。

番組注目馬

  • 土曜中京03R 2着 ハルマッタン

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜中京09R 4着 サムライノモン

※直接の根拠は先行馬総崩れのハイペースで逃げ粘った事だが、最大の魅力は何かと言うとどう考えても次走も人気にはならないという事。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜中京10R 13着 ミッキーデータ

※13着だった馬を次走危険馬にするのかよという突っ込みが恐らくあると思うが、今回は休み明けだったので、次走も叩き2走目ならという事で、人気になると思う。でも、ワンペースの走りでしかもハイペースだとモロいという馬で、極めて危険だと思う。この馬の兄や弟もそうだが、この兄弟は総じて見栄えが良い体をしている。なので、人気になってしまうので、次走も危険な人気馬になるかなと思う。


ワンポイントアドバイス

  • ダート短距離血統コマンズ