2014年9月8日放送

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2014/9/6(土)・9/7(日)開催

2回新潟1日目・2日目

  • 新潟芝 土:-0.5 日:-0.3 Aコース
  • 直 土:-0.2 日:-0.2

 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒3。直線1000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。まずここまで12日間の馬場差を振り返っておく。開幕週は速めの時計が出るコンディションだったが、2週目から4週目までは雨の影響で時計の掛かる日もあった。ただ、終盤の2週については、マイナスゾーンで最終日以外は同じ馬場差だった。なお、直線1000mは5日目を除くと、水準レベルで推移していた。
 先週金曜日に雨が降って、金曜の正午の時点では稍重だったが、土曜は良馬場になっていた。さらに土曜の夜中から日曜早朝にかけても雨が降ったが、日曜もやはり良馬場だった。土曜より日曜の方が時計の掛かる馬場だったのは、雨の影響の大きさの違いだろう。ただし、馬場の内の方が掘れてきたようなので、開催進行に伴う芝の傷みも影響しているはず。今開催は開幕週が馬場差マイナス0秒7だった。で、6週経過しても大きく馬場差は変わっていないが、この後さらに4週に渡って引き続きAコースが使用される。流石にこの次の3回新潟の後半は時計が掛かってきそうだが、それは今後の経過観察が重要になってくる。

  • 新潟ダ 土:+0.1 日:+0.3
  • 1200 土:-0.8→±0 日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒8からプラスマイナスゼロへと変動、日曜がマイナス0秒3だった。まずはここまで12日間の馬場差を振り返っておく。1800mは2週目・3週目は雨の影響で速い時計が出るコンディションになったが、4週目以降は全てプラスの数値だった。特に4週目は2回開催で最も時計が掛かっていた。一方1200mは先週土曜12R時を除けばマイナスゾーンで推移し、雨の影響で高速馬場となる日もあった。
 金曜日に雨が降って、金曜正午の時点で稍重。土曜はそのまま稍重でスタートしたが、8R以降は良馬場となった。3Rと8Rに組まれた1800mは変動の馬場差ではないが、2R・6R・12Rに組まれた1200mは変動で、2Rはマイナス0秒8、6Rはマイナス0秒5、12Rはプラスマイナスゼロという馬場差だった。土曜の夜中から日曜早朝に雨が降ったが、日曜は良馬場。1200mは土曜の12Rよりも高速化したが、1800mは土曜より時計が掛かっているという点に注意してください。勝ち馬は全て4コーナーで3番手以内につけていた。向正面から3コーナーでポジションを挙げて行った馬、連対馬が多いが、直線で差して連対した馬は少ない。

番組注目馬

  • 土曜新潟02R 2着 オートクレール

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟01R 1着 ココロノアイ
  • 土曜新潟06R 1着 キャプテンシップ
  • 土曜新潟09R 1着 メイクアップ


2回小倉11日目・12日目

  • 小倉芝 土:-0.5 日:-0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。ここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、4日目までは雨の影響で全ての開催日が変動だったが、5日目以降は全てマイナスゾーンだった。特にBコースに替わった5週目は速めの時計が出るレベルだった。
 土曜日はダートは重馬場だったが、芝は良という今開催でよくあったパターンだが、1週前より時計は掛かっている。とは言え、開催進行による自然な馬場の傷みもあって、恐らく大半は雨の影響ではない。土曜は日中も一時雨が降ったが、時計の出方に影響はある程ではなかった。日曜も馬場差は土曜と同じ。雨の影響が抜けても今度は開催進行によって芝が傷んだのだろうと推測する。小倉2歳Sで派手な大外からの追い込みが決まったが、全体的には外差し優勢という事もなかった。

  • 小倉ダ 土:-0.9 日:-0.7→-0.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒7からマイナス0秒1へと変動した。ここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、基本的には雨の影響で脚抜きが良く、総じて速い時計の出るコンディションだったが、9日目終盤から10日目はプラスゾーンだった。
 水曜から木曜にかけて雨が降っていて、その影響で土曜は重馬場だった。で、馬場差マイナス0秒9と速い時計が出る状態。日中に一時小雨が降ったが、馬場差は変動ではない。日曜は1日を通して稍重だったが、徐々に乾いて行って馬場差は変動。具体的には3Rがマイナス0秒7で、これは土曜とあまり変わらず、7Rがマイナス0秒3、そして10Rがマイナス0秒1という馬場差だった。土日で7レース中5レースが逃げ切りだった。4コーナー先頭の馬が2着に入っていないのは1回だけという、小回りダートらしい結果が先週も目立った。

番組注目馬

  • なし

※タイムランク上位のレースで、上位に来た馬の多くが、次の阪神に合う条件のレースがないだろうという馬が多いので、なしとさせてください。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉07R 1着 サクセスグローリー

※能力だけは通用するという意味なので、くれぐれも取り扱いは慎重にお願いします。

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜小倉09R 2着 ベッラヴォーチェ

※スウェプトオーヴァーボード産駒にうるさい私だが、アドマイヤムーン産駒にもちょっとうるさいところがありまして、1200mに路線変更して来て、本来の能力を見せるようになって来たアドマイヤムーン産駒には注目せざるを得ない。アドマイヤムーン産駒の距離短縮に強い事ともう一つの特徴として、好調時には連続で好走するというのもある。ここからちょっとおまけだが、土曜の小倉11Rで2着のサマールナもアドマイヤムーン産駒で、今回が初の1200mだった。当然のように単勝を買ってなおかつ悔しい思いをしたが、こちらも今後1200mなら注目。だったらタイム分析で触れておけという話だが、今回のレースぶり自体は優秀とかそういうものではなかったので、触れていない。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜小倉11R 3着 マイネルエテルネル

※小倉1200mで前半34秒0、後半33秒8というのはもう超スローと言って差し支えのないラップで、それでいて逃げ切った勝ち馬には離されてしまい、なおかつ3番手のサマールナには差された。ハンデが57.5キロで上位2頭と負担重量の差があったとは言え、これはちょっといただけない内容。それからこの馬は直線が平坦な小倉と京都、直線がほぼ平坦の福島でしか好走した事がない。次が新潟のセプテンバーSなら好走する可能性も少しあるが、次走が阪神の道頓堀Sだとかなり危険な人気馬になると思う。


2回札幌5日目・6日目

  • 札幌芝 土:-0.4 日:+0.3 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒3だった。まずはここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、5日目つまり先週土曜まではマイナスの数値だったが、日曜はプラスの数値となった。
 木曜から金曜にかけての雨は影響がなくて、土曜の馬場差は1週前と同じだった。日曜も良馬場だが、馬場差はプラス0秒3。恐らくこれは日曜の朝に降った雨の影響と考えられる。土日とも良馬場ながら馬場差が0秒7も違うというところが先週の注意点となる。洋芝のコースというのは雨の影響が他のコースよりもちょっと大きく出る事が多いので、馬場発表が同じでも馬場差が結構違うという事は珍しくない。

  • 札幌ダ 土:±0 日:+0.2

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒2だった。こちらもまずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、2回開催1週目特に初日は雨の影響でかなり速い時計の出るコンディションだったが、他の3週については水準か水準に近いレベルでの推移となっている。
 日曜日の朝に雨が降って芝は土日で馬場差が大分異なっていた。ならば、ダートは日曜の方が高速馬場なのかなと思いきや、これが逆だった。日曜の方が少しではあるが、時計の掛かる馬場だった。土曜よりも日曜の方が水分が含んでいたと考えられるが、馬場差は遅くなるというちょっと希なケースだった。

番組注目馬

  • 土曜札幌01R 1着 マイネルオフィール

※次走もダートなら。

勝ち馬の内次走上位候補

  •  なし

ワンポイントアドバイス

  • まだまだ続く新潟開催