2014年8月25日放送

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2014/8/23(土)・8/24(日)開催

2回新潟7日目・8日目

  • 新潟芝 土:-0.5 日:-0.7→+0.5→±0 Aコース
  • 直 土:-0.1 日:±0

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒7からスタートしてプラス0秒5、そしてプラスマイナスゼロへと変動。直線1000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1週目は速めの時計が出るレベルだったが、2週目以降は雨の影響で時計の出方が安定しない。同じ週でもまた、同じ日でも時計の出方が違っている。特に5日目前半は時計の掛かるコンディションだった。なお、直線1000mについては、5日目を除けば水準か水準に近いレベルで推移している。
 金曜の夜に降った影響はほとんどなかったように見えるたが、土曜よりも日曜の午前の方が速い時計が出る状態、という事は土曜は少し雨の影響が残っていたという事のようです。そして日曜の午前中はこの開催1週目と同じ馬場差となった訳だが、昨年夏と同様に開催が進んでも雨の影響がなければ馬場差がほとんど変わっていないという事。日曜の5Rの時点で雨は降っていないが、その雨の前に強風が吹いて、その影響で時計が掛かって馬場差はプラス0秒5だった。5Rの後に短い時間だったが、激しく雨が降って、7Rはプラス0秒1。9R以降はプラスマイナスゼロという馬場差。日曜は午前・昼・午後でそれぞれ時計の出方が異なったという事。直線1000mに関しては雨の影響はなくて、土日ともに水準レベルの馬場差となった。相変わらず馬場の内と外にあまり差がなくて、前が有利でも極端に差しが決まるわけでもない。このまま秋の開催までずっとAコース使用だが、少なくとも夏開催の間は極端なトラックバイアスは生じないと推測する。実際、昨年の夏もそうだった。

  • 新潟ダ 土:+0.5 日:+0.5
  • 1200 土:-0.7 日:-0.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは良馬場だった1週目は土日で時計の出方に開きがあった。2週目・3週目は雨の影響で脚抜きが良く、速い時計の出るコンディションになり、先週は1800mのレースは全て良馬場で行われ、土日ともに時計の掛かるコンディションだった。一方1200mは全てマイナスの数値で、総じて速い時計の出るレベル。そもそも新潟ダートは1200mと1800mで時計の出方が比例しないので、馬場差を分けて表示しているが、先週は典型的な例だった。
 金曜の夜に雨が降ったり、日曜の昼間に3時間とは言え大雨が降ったが、結果的に1800m・1200mともに土日で同じ馬場差となった。日曜は1800mのレースが雨の前の1つだけ。1200mは全て雨の後で発表も稍重に変更されたが、変動とはならなかった。1800mに関してはこの開催で最も時計の掛かる状態で、3歳未勝利戦はどちらも上がりが40秒前後掛かった。スタミナ勝負と言える馬場。1200mはだいたい前残りだった。とは言っても、新潟のダート1200mというのはよほどの事がなければ、前残りの傾向なので、先週が特に前残りの傾向が強かったという事ではない。

番組注目馬

  • 日曜新潟01R 2着 メジャーフォルム

※万が一次走新潟の外回りに出走してきたらちょっと割引が必要。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟12R 1着 スギノハルバード
  • 日曜新潟02R 1着 サフィロス
  • 日曜新潟03R 1着 ラフィンテール

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜新潟10R 4着 アルマディヴァン

※新潟なら内回りより外回り向き。この後3回新潟まで含めて新潟芝内回り1400mの1000万下というのは組まれていない。その変わり外周りの1600mが2回組まれている。次に内回り1400mに出てくる可能性というのは来年春まで休んでしまわない限り、その可能性はないので、外回りに出てくるだろうから、心おきなく推奨できる。


2回小倉7日目・8日目

  • 小倉芝 土:-0.6 日:-0.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒1だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週は雨の影響で全て馬場差は変動だった。その後の2週はマイナスの数値だが、高速馬場というレベルではない。
 金曜日に雨が降って、土曜はダートは重馬場だったが、芝は最初から良馬場だった。開幕週に比べれば時計は掛かるようになっているが、Aコース4週目でマイナス0秒6ですから、完全な良馬場だったと言える。今開催の芝は競馬の最中に降っていなければ、朝のうちに雨が止んでしまえば、その後回復が早い。日曜の早朝から昼まで小雨が降っていて、土曜より時計が掛かり、水準に近い数値となった。それでもまだ馬場差はマイナスで、午後は雨が止んだものの、それまで傷んだ分は回復しなかった。先週の放送で、Aコース4週目で外差し馬場になるという見通しを述べたが、日曜9Rまでは確かに外は伸びていた。10Rは外差しではなく、前残りだったが、超スローの影響だろうと見ていたが、ところが11Rの北九州記念は特にスローでもないのに内を通った馬が上位独占となった。それまでのレースで多くの馬が外を通っていたため、日曜の終盤は内と外の馬場が同じになったものと思われる。こういう風に芝のトラックバイアスというのは、刻一刻と変わってしまう事があるので、油断禁物だが、何はともあれ北九州記念を外差しと決めつけて馬券を買った方々にはお詫び申し上げる。今週からBコース使用となる。先週日曜の終盤が外差し馬場ではなかったので、劇的な変化があるかどうか、それはわからないが、馬場差はマイナス方向に動くと思われる。

  • 小倉ダ 土:-0.6 日:-0.6

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、総じて脚抜きが良く、速い時計の出るコンディションだった。先週のマイナス0秒6はこの開催では最も時計が掛かっているレベル。
 芝は金曜の雨の影響がほとんどなかったが、ダートには影響があって、土曜は7Rまでが重、11R以降は稍重。日曜は朝からの雨によって、日曜も稍重で、その結果土日とも馬場差はマイナス0秒6と同じで、どちらも1日を通した数値だった。1着・2着が両方差し馬というレースはなくて、小回りコースのダートらしい結果となっている。

番組注目馬

  • 土曜小倉01R 3着 ディアエナ

※なぜこのレースの2着デンコウハシャではなく、こちらかと言うと、デンコウハシャはキャリア5戦でこちらはキャリア2戦。上がり目はこちらの方が大きいという判断による。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉01R 1着 ウィッシュハピネス

※もちろんダートなら。

  • 日曜小倉12R 1着 ワースムーン


2回札幌1日目・2日目

  • 札幌芝 土:-0.3 日:-0.4 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒4だった。連続開催ですので、まずはここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの馬場差だが、週単位で見ると水準に近づいている。
 土曜は稍重でスタートして5R以降は良馬場だが、Cコースの初日なのにAコースの4週目だった1週前より時計の掛かる馬場だった。なお、馬場差は1日を通した数値。土曜の夜にも雨が降って、日曜もそう回復せず、結局土日でほぼ同じ馬場差だった。Cコースの1週目だったが、前残りが頻発するというそういう馬場ではなくて、マクり気味に上がって行って4コーナーで前を射程圏に入れていれば、差せない馬場ではなかった。この後最終週までCコースが使用される。

  • 札幌ダ 土:-1.4 日:-0.7

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス0秒7だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、週によってあるいは開催日によって時計の出方が異なるが、良馬場に限れば水準に近いレベルで推移している。
 土曜は重馬場でスタートして、午後は稍重。そして馬場差マイナス1秒4という高速馬場だった。稍重でスタートして10Rだけ良馬場の日曜は、水準方向に動いたけども、馬場差マイナス0秒7とまだ速い時計の出る状態だった。どちらも変動ではなく、1日を通した数値で、ややこしい馬場差の推移とか変動が多かった、先週の中では最もわかりやすくてシンプルな馬場差だった。多くのレースで逃げ・先行馬が2着以内に入っているが、ほぼ毎週言っているが、札幌のダートはこれが普通で、高速馬場だったために前残りだったという事ではない。

番組注目馬

  • 日曜札幌10R 3着 ハイパーチャージ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌11R 1着 アズマシャトル

※菊花賞というタイプではないと思う。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜札幌11R 3着 ホエールキャプチャ

※勝ちに行かなかった結果の3着で価値は低い。次は恐らくこの馬が得意の東京コースの府中牝馬Sなので、ひしひしと恐怖は感じるが…。この馬4歳以降2回続けて好走した事がない。その点も次走は危険と感じる理由の一つ。


ワンポイントアドバイス

  • 着順が必ずしも適性を表さない