2014年4月21日放送

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2014/4/19(土)・4/20(日)開催

3回中山7日目・8日目

  • 中山芝 土:+0.1 日:-0.4 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がマイナス0秒4だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。前半4日間特に2日目と4日目は雨の影響を受け、時計が掛かって行ったが3週目は一転して高速馬場となった。ただ、最終週の先週はまたも雨の影響を受けた。
 土日ともに良馬場発表ではあったが、土曜は雨の影響が残って数値はプラス0秒1だった。日曜は土曜と比較すれば乾いて、マイナスゾーンになったが、3週目のような高速馬場に戻るような事はなかった。連対馬については前の馬が粘るケースもあれば、差し馬が伸びるケースもありますし、内はあり外もありみたいで、偏りは見られなかった。2回中山からずっと行くと、時計が掛かる柔らかい馬場からだんだんだんだん固くなったのか、3回の3週目に突然高速の固い馬場になったという様な感じの中山だった。4週目はちょっと戻った。

  • 中山ダ 土:+0.7 日:+0.7
  • 1200 土:-0.8 日:0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは良馬場発表だった初日、そして後半2週はマイナスゾーンの日はなく時計の掛かる日が多くなっていた。いずれにしても時計の出方は安定せず、土日で同じ馬場差だったのは春の連続開催を通して先週だけだった。1200mも時計の出方は安定せず、同じ良馬場でもこの開催初日は1800mよりも時計が掛かっているのに対し、先週土曜は速い時計が出ていた。
 土曜日の1200mは雨の影響を受けて速い時計が出ていたが、1800mは逆に時計が掛かっていた。日曜になると1200mは土曜より1秒近く掛かって、水準の馬場差になった。しかし1800mは土曜と全く同じ数値。1200mと1800mで数値が比例しない。これは中山らしい週だったという風に言えると思う。連対馬の脚質については、逃げあり追い込みありとバラエティに富んでいたが、ただ、不思議と行った行ったみたいな先行馬同士とか、追い込み馬同士というような決着は少なかった。2週前はやや前の組が有利だったが、連続開催を通じて中山にしては差し脚質の馬でもさほど不利がない開催だったと言えると思う。

番組注目馬

  • 土曜中山03R 2着 ダブルフェイス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山09R 1着 マイネルミラノ

市丸博司 次走推奨馬

  • 土曜中山10R 5着 キタサンイナズマ

※積極的に前に行って一瞬は勝ち負けだと思ったが、勝負所で手応えがなくなってしまった。1800mはやはり少し長い。次走東京のダート1400mからマイル、京都の1400mを使って来たら間違いなく好勝負じゃないかなという風に思う。

市丸博司 次走危険馬

  • 土曜中山10R 2着 ヴァンガード

※今回は平均ペースでゲートが良くなくて後方から行くこの馬には恵まれた展開となった。元々中山巧者で距離も1800mが得意。府中に使うと1600mじゃ少し足りないし、2100mでは少し長い気がする。よほど恵まれないと、よほどペースが速くならないとちょっと差しきりまでは難しいんじゃないかなと。


2回阪神7日目・8日目

  • 阪神芝 土:-0.9 日:-0.9 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、2日目と4日目は雨の影響でかなり時計が掛かっていたが、後半2週は全てマイナス0秒9の数値と速い時計の出るレベルで安定していた。
 先週については木曜夜に雨が降って、乾ききった馬場という訳ではなかったと思うが、それでも速い時計の出るコンディションだった。内を回った馬も外を回った馬も上位に来ていますし、脚質面でも偏った傾向はなかった。

  • 阪神ダ 土:-0.3→±0 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3からプラスマイナスゼロへと変動、日曜がプラスマイナスゼロだった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、開催2日目は時計の出やすいコンディションだった。その後4日目以降は水準かそれに近いレベルで、大きな動きはなかった。
 土曜日の途中までは脚抜きが良いと言える程ではないので、雨の影響が残っていたかどうかはちょっと微妙なところ。後半になると風が強くなって来たので、変動の要因はこちらかもしれない。馬場差は8Rまでがマイナス0秒3で、11Rと12Rがプラスマイナスゼロとした。日曜は終日プラスマイナスゼロで、土曜前半と比較してもそれほど開きはなかった。連続開催8週の内、後半2週は安定したと言えると思うが、前半6週については、土日で同じだった週はなくて、数値にもかなり開きがあるので、振り返って復習する事をおすすめする。

番組注目馬

  • 日曜阪神02R 2着 エゴイスト

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神03R 1着 ロードヴォルケーノ


1回福島3日目・4日目

  • 福島芝 土:+0.3 日:+0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで2週を振り返っておくと、開幕週は速めの時計が出ていたのに比べると、先週は時計が掛かった。
 土曜は強風の影響があったと思いますので、それで時計が掛かったのかもしれないが、日曜もマイナスゾーンに戻る事はなかった。これは本質的に時計掛かったという風に言えるが、ただ、最終週今週3週目だがBコース使用なので、先週よりは時計が出やすくなる可能性もある。連対馬を見ると、前につけて内を立ち回った馬の粘りが目についた。芝の12鞍中9鞍で逃げ馬か先行馬が絡んでいた。

  • 福島ダ 土:0.3 日:+0.3

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ダートはここまで全てプラスの数値で、大きく馬場差が動いてはいないが、先週の方が時計が出やすくなっていた。
 開幕週ほどではないが、やや時計の掛かる状態が続いている。良馬場なら最終週となる今週も急激に速くなる事はないだろう。連対馬の脚質を見ると、先々週同様福島ダートにしては、差し馬の占有率が高くなっている。特に1700mでは全7鞍の内6鞍で中団以降にいた馬が連対している。これは面白い傾向。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜福島05R 1着 トップボンバー


ワンポイントアドバイス

  • 2回中京第1日~第5日の芝で先行した馬の次走再び