2014年3月17日放送

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2014/3/15(土)・3/16(日)開催

2回中山5日目・6日目

  • 中山芝 土:+1.0 日:+0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス0秒8だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、2日目は雨が降り続いて設定不能。他の日にしても、全てプラスの数値で時計の掛かるコンディションが続いている。
 土日とも良馬場発表だったが、ダートは土曜日は重馬場だったように、芝にしても雨の影響が残っていた。加えて、この開催の中山芝はそもそも時計の掛かるコンディションですから、先週も時計が掛かっていた。脚質・コース取りについてだが、まず土曜日は外を回った差し馬がダメという訳ではないが、内ラチ沿いを通った馬が踏ん張るケースが目についた。そして日曜は内を突くか、それか外をぶん回すか、どちらかが良かった。

  • 中山ダ 土:-0.9 日:+0.1
  • 1200 土:-0.8 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がプラス0秒1。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がプラス0秒1だった。まずここまで6日間の馬場差を振り返っておく。1800mは前半2週雨の影響があったものの、時計が掛かっていたが、先週土曜は速い時計の出るレベルだった。1200m対象の数値も先週土曜は速い時計の出るコンディションだった。ただ、日曜は1800m・1200mとも水準レベルだった。
 土曜は重発表で脚抜きの良いコンディションだったが、少し乾いて稍重になった日曜は水準レベルになった。ただ、注意したいのは日曜の1800m。同じ稍重だった2日目・3日目は時計が掛かっていたが、この日は水準レベルだった。今後時計比較の際に注意が必要。あと、連対馬の脚質については、緑色で表示されている中団からの差しが良く決まっていた。距離やクラスを問わず、これだけ連対しているという事は先週は差しが効きやすい馬場だったと考えられる。

番組注目馬

  • 日曜中山05R 4着 モンドクラッセ

※1800mあるいは2000m出走ならという条件付き。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山12R 1着 ヴァンガード


1回阪神5日目・6日目

  • 阪神芝 土:+0.4 日:+0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒3だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、マイナスの数値だったのは開催初日だけで、雨の影響を受けた日が多くなっている。
 中山と同じで芝は土日とも良馬場発表だったが、ダートは土曜朝に重馬場でスタートしたように、芝にしても乾いたコンディションではなかった。実際、ジョッキーに取材してものめったとか馬場に足を取られたという言葉を口にする人が多かった。良馬場でも実質的には道悪だったと見るべき、馬場差も土日ともプラスの数値だった。ただ、日曜は土曜と比べれば、いくらか乾いて数値も水準に近づいた。脚質面では差しがそこそこ決まっていた先々週と比べると、先行・好位組が活躍していた。中には外から差してくる馬も居たが、基本的には先行するにしろ、差すにしろ内を通らないと厳しい。

  • 阪神ダ 土:-0.6 日:+0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がプラス0秒1だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた日が多く、1週目と先週土曜は速めの時計が出るレベルだった。また、同じ週でも時計の出方が異なり、中でも先週は数値に開きがあった。
 重馬場発表だった土曜の方が脚抜きが良くて、速い時計の出るコンディションだった。日曜は乾いて水準レベルになった。日曜は10Rまで稍重発表だったが、時計の出やすいコンディションではなかった。なお、12Rは良馬場になったが、馬場差は1日を通してのもの。ただ、ここまで3週雨の影響を受けてはいても、めちゃくちゃ時計が出やすいという日がないのも事実。脚質的には先行・好位組が圧倒的に有利だった。パサパサのダートになれば差しが届くだろうと推測し続けているが、今開催は今のところ6日間とも雨の影響を受けている。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神11R 1着 キョウワダッフィー
  • 日曜阪神03R 1着 ネオジェネシス
  • 日曜阪神04R 1着 イサベル

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜阪神12R 7着 メモリーシャルマン

※直線で伸びて来ていったん2番手に上がる感じになる。画面が切り替わって戻って来た時には不利を受けて一気にポジションが悪くなった。あれがなければ、勝っていたとまでは言わないが、少なくとも2着はあったかなと思う。今回牝馬限定戦だが、次走牡馬相手でも勝負になると見て狙い馬に抜擢した。

津田照之 次走危険馬

  • 日曜阪神09R 2着 タガノレイヨネ

※後続を大きく引き離して逃げる形にはなったが、ラップ自体は速くはなくて1000m通過が63秒8。むしろ遅いくらいで、タイムランクはSとしたレース。結局展開に恵まれた事もあって、2着に粘ったが、元来逃げられなかった時にはモロくて、好走・凡走がハッキリしているタイプですから、次走は少し疑ってかかりたいと思う。


2回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-0.5 日:-0.6 Aコース

 先週芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒6だった。4日間の開催で行われた1回開催は4日目を除いた全てマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションだった。その後中6週の間隔で行われた先週は1回開催開幕週ほどの高速馬場ではなかった。
 開幕週で良馬場発表だが、先週は雨の影響が残っていた事も1回開催開幕週よりも時計が掛かっていた要因。とは言え、マイナスの数値ですし、もっと乾けば時計が出やすくなる可能性はある。脚質的には開幕週だという事を考えれば、結構差しが届いている方。ただ、外を回った馬が中日新聞杯のようにバンバン届くかという感じではなくて、先行・差し問わず馬場の3から4分どころぐらいを通った馬が有利だった。

  • 中京ダ 土:+0.1 日:+0.3
  • 1200      日:-0.3
  • 1400 土:-0.6 日:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3。1400m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4。日曜1200m対象の数値はマイナス0秒3となった。1回開催と先週の6日間1800m対象の数値はマイナスになった日はないが、1回2日目を除けば、水準レベルかやや掛かるレベル。
 先週は時計の出方が比例しなかった。1800mは土曜が水準レベルで、日曜はやや乾いて土曜よりも少し時計が掛かった。一方1400mと1200mは速めの時計が出るコンディションで、マイナスの馬場差だった。ただ、土日の比較では土曜の方がやや時計が出やすかったのは1800mと同じ。なお、日曜の1200mつまり1Rと3Rの馬場差については1400mの馬場差マイナス0秒4に準拠してマイナス0秒3という馬場差を適用していただきたい。ちなみに、土曜は1200m戦はなかった。また、今週以降も分けて表示するかどうかは実際のタイムを見てみないとわからない部分はある。あと、脚質だが短距離戦だと前めにつけた馬が有利で、中距離戦なら差しが決まっていた。馬場差の違いと同じく、脚質傾向も大きく違っていた。

番組注目馬

  • 土曜中京02R 2着 ウォーターショパン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京02R 1着 ロスヴァイセ


ワンポイントアドバイス

  • 新人騎手、活躍