2014年12月8日放送

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2014/12/6(土)・12/7(日)開催

4回中山1日目・2日目

  • 中山芝 土:-0.8 日:-0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒9だった。
 中山4月の3回開催後にスタンドの整備が行われて、7ヶ月半ぶりの開催だった。その間で馬場については、路盤の改修や芝の張り替えが行われていた。従って速めの時計が出るコンディションではあったが、超のつくような高速馬場ではなかった。と言うのは、馬場を柔らかくする作業も行われた上に先週は雨の影響も残っていたからだと思われる。土日の比較では同じ良馬場でも日曜の方が乾いて、土曜よりもいくらか時計が出やすくなっていた。連対馬の位置取りについても土日で変化があった。土曜の5鞍では逃げ馬がなしで、先行が1頭なのに対して、日曜の6鞍は逃げが2頭、先行2頭が連対した。特に日曜後半の3鞍の勝ち馬は全て前に行った馬になった。また、コース取りについては土曜は外を回った馬の上位進出が目についた。少なくとも開催初日だから前の馬・内の馬が優勢という事はなかった。ただ、日曜の特に終盤3鞍は内を立ち回った馬が優勢だった。乾いた馬場コンディションなら、今週以降も内を通る方が有利なのではと推測できる。なお、この開催は全てAコースが使用される。

  • 中山ダ 土:+0.3 日:+0.4
  • 1200 土:-0.9→-0.5 日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒5へと変動、日曜がマイナス0秒3だった。
 ダートについては路盤の改修は行っていないとのこと。ですから、従来と変わっていないはず。まず目についたのは1800mと1200mで時計の出方が比例していないという事。1800mは土日ともプラスの馬場差だが、1200mはマイナスだった。っと言ってもこれは中山ダートではよくある傾向。土曜は中間の雨の影響が残って、発表は終日稍重だった。注意したいのは1800mの馬場差は一定だったが、1200mは変動でレースが進むにつれて時計掛かっていた。連対馬の位置取りについては、中団・後方が全くダメという訳ではないが、前の組の占有率が高いという中山らしい傾向だった。

番組注目馬

  • 日曜中山01R 2着 サンアルパイン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山01R 1着 モルジアナ
  • 土曜中山04R 1着 ホワイトフーガ


5回阪神1日目・2日目

  • 阪神芝 土:-0.2 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒4だった。
 良馬場発表だったが、ダートが土日を通じて稍重だったように、芝にしても木曜の雨の影響が残っていた。そのために水準に近いレベルでスタートした。ただ、日曜は土曜に比べればいくらかでも時計は出やすくなっていますし、乾いた馬場ならもっと時計は出やすくなるかもしれない。傾向としては、毎度毎度言い続けているが、阪神は開幕週でも差しが届く。今開催も例に漏れず、差し馬が届いていた。逆に逃げ馬が連対したのは土日で4鞍あって、その内3鞍が1400m戦だった。逃げ馬を狙うなら内回りで、外回りなら少々ペースが遅くても差し馬が間に合う。スローペースの競馬でも差し馬が届いている点は見逃せないポイント。来週までAコースが使用されて、最終週のみBコースが使用される。

  • 阪神ダ 土:-0.5 日:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4だった。
 ダートは雨の影響が残って土日を通じて稍重だった。脚抜きが良いという程はなかったが、水準よりは時計の出やすいレベルだった。また土日の比較では日曜の方が若干乾いて、馬場差は水準に近づいた。京都開催と比べるとダートも差しが届いている。脚質的には好位から中団くらいから差してくる馬が活躍した。ペースが速くなれば、追い込み馬が突っ込んで来るケースもあった。逃げ馬は土日で3連対。溜め逃げだと交わされてしまう感じで、それなら日曜8Rのセイウンチカラのように、ガンガン飛ばして行った方が良さそうな傾向だった。

番組注目馬

  • 日曜阪神12R 2着 リュクスメジャー

※1月の京都ダート1400m戦、11日の牝馬限定戦かもしくは5日の牡馬との混合戦出走ならという条件付き。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜阪神07R 1着 メイクアップ
  • 日曜阪神09R 1着 ポルトドートウィユ

津田照之 次走推奨馬

  • 日曜阪神01R 3着 レンズフルパワー

※この馬映像見たらわかりやすい。スタートで躓いて、3コーナーで落馬した馬がいて不利を受けてしまった。しかも落鉄もしていたという事なので、それを克服しての3着は評価できる。今回不利を受けた馬も多かったので、この馬自身も今までの着順が相当悪いですし、次もたぶんそれほど人気にならないと思う。揉まれると全くダメな馬ですし、しかも時計面も評価できないが、それを承知であえて狙ってみたい。

津田照之 次走危険馬

  • 日曜阪神07R 4着 ヘミングウェイ

※今回1度もガツンと反応するところがなかった。今回敗れた事で休養に入って良い状態で出走してくる可能性あると思うが、使って良くなるタイプではないので、このまま間隔を詰めて出走して、次は変わるかとなると疑問。ここ最近ずっと1番人気か2番人気ですから、疑った方が良いかなと言う気がする。


4回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-1.1 日:-1.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒1だった。
 3回開催から4ヶ月間隔が開いていた。土曜は雪や雨が降ったが、速い時計が出るコンディションになった。芝・ダート合わせてSランクのレースが6鞍もあった点は阪神とは違って、こちらはスローの鞍が1鞍だけだった。その点については後ほどのコーナーで詳しく触れるが、いずれにしろ開幕週からかなり差しが決まっていた。ちなみに逃げ馬の連対も2鞍あった。4回中京は3週の開催で全てAコースが使用される。

  • 中京ダ 土:-0.1 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラスマイナスゼロだった。
 金曜の正午時点で稍重発表で、土曜は雪や雨が降ったが、時計の出やすいレベルではなかった。かと言って時計が掛かったという訳でもないと言った感じだった。傾向を見ると中にはズバッと追い込みが決まるレースもあったが、基本的にはある程度前目に位置した馬の方が有利だった。中京特有の競馬で、先行馬もバテているが、後ろの馬もバテてると言ったイメージ。最後の坂が堪えてバッタリと止まってしまう馬も多くて、タフなコンディションだった事は言うまでもない。ゴール板で各馬の着差が広がりやすい点が特徴。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中京11R 1着 ホッコータルマエ


ワンポイントアドバイス

  • 中京競馬場の傾向