2014年10月27日放送
2014/10/25(土)・10/26(日)開催
目次
4回東京6日目・7日目
- 東京芝 土:-1.2 日:-1.2
芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒2だった。まずはここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、ここまで全てマイナス1秒台。特にここ2週は全てマイナス1秒2の馬場差で変わらない。
先週は火曜・水曜・木曜と雨が降り、土曜日はさらに朝露がたっぷり降りていたという事だが、時計の出方に特に影響はなくて馬場差は2週目と同じだった。内側が緑色ではなくなっているが、これは洋芝の葉っぱの部分が切れて、野芝が見えているだけという事。馬場が傷んでいる訳ではなく、内を通っても不利ではない。今週はその内側の部分がカバーされるBコースに移るが、馬場差が大きくマイナス方向に動くという事はないはず。
- 東京ダ 土:-0.8 日:-0.3
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、前半2週は水準レベルでほとんど動きはないが、先週特に土曜日は速めの時計が出るコンディションになった。
火曜・水曜・木曜と降った雨の影響が残っていたようで、土曜の午前中は稍重だった。午後は良馬場となったが、馬場差は終日同じでなおかつ1日を通して走りやすく速い時計が出るコンディションだった。日曜日は乾いて馬場差がマイナス0秒3。土曜の6R以降と日曜は同じ良馬場発表だが、馬場差が0秒5違うという事がポイントだと思う。東京ダートとは思えないほど、ちょっと先週は前残りの決着が多かったが、特に500万クラス、福島が始まって頭数が揃わない。しかもスローペースが先週は多かった。という事で、前残りになりやすい馬場という事ではないんだと思う。
番組注目馬
- 土曜東京02R 2着 オホーツク
※単勝1.1倍で2着だった馬を注目馬にするのはあまりにもセンスが悪いと思うが、ちょっと今回の負け方が納得いかないので、改めて挙げる。
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜東京01R 1着 キョウエイインドラ
4回京都6日目・7日目
- 京都芝 土:-1.7 日:-1.7
先週の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。台風の影響で14日火曜に代替競馬として行われた3日目を除けば、かなり速い時計の出るコンディション。
2週目より少し高速化したが、その原因はちょっと特定できない。っと言っても2週目とほぼ同じ馬場差で、台風の影響を受けた3日目を除けばずっと高速馬場が続いている。高速馬場ではあっても、差し馬が届いているというのもこの開催が始まってからずっと続いている。
- 京都ダ 土:-0.5 日:-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒5だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、代替3日目を除くと大きな動きはない。特にここ2週はマイナス0秒5からマイナス0秒3の間での推移となっている。
水準より少し速いタイムが出るコンディションで安定している。それ以外に何か偏りとか特徴がある馬場状態ではないので、京都ダートらしく前残りの決着が多かった。
番組注目馬
- 日曜京都07R 2着 エノラブエナ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜京都03R 1着 グリュイエール
- 日曜京都01R 1着 フィドゥーシア
- 日曜京都07R 1着 マスクゾロ
- 日曜京都11R 1着 トーホウジャッカル
※今年の有馬記念、恐らく凱旋門賞組も出走してきて豪華メンバーになりそうだが、ならば3歳馬はあまり人気にならないと思う。という事ならば、有馬記念出走なら是非買いたい。
大川浩史 次走推奨馬
- 土曜京都10R 3着 ミッキースマホ
※本命にした馬が不利もあって不本意なレースになったから、次こそというのはあまりにも感情的すぎてまずいような気がしなくもないが、あの形になってしまっても崩れなかったという事で、この馬の能力を再確認できた。今年の夏以降にかなり力をつけてきているので、このクラスまもなく勝てるはずというのが、本当の発言だが、次走で勝てるだろうと期待している。
3回福島3日目・4日目
- 福島芝 土:-1.7 日:-1.7
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。まずはここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒9からマイナス1秒7の間での推移でかなり速い時計の出るコンディションが続いている。
2週目も変わらず超高速馬場だった。今週はBコースに移るので、時計が掛かるようになる事はないですし、コーナーが緩くなるので、馬場差がまたマイナス方向に動く可能性まである。高速馬場の福島なら、前残りが全体としては多くなるのは当然だが、ペースが速くなれば差しも届く。2日目のオープンの福島民友カップ、そして先週日曜の1600万下みちのくSと上級条件の芝1200mがスローで前残りになっているが、メインレースの結果だけ見て何が何でも前残りという馬場だとは思わない方が良い。ちなみに、上級条件ほどスローペースの割合が増えるというのが、今の短距離の特徴。恐らくハイペースでブンブン飛ばす馬が上のクラスまで勝ち上がって来れないからだろうと、推測している。
- 福島ダ 土:-0.3 日:±0
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がプラスマイナスゼロだった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、水準か水準に近いレベルで大きな動きはないが、開催日ことに時計の出方は異なる。
火曜日と水曜日に降った雨の影響が残っていて、土曜の前半は稍重だった。その土曜の後半は良馬場だったが、馬場差は変動ではなくやや速い時計が出る状態だった。日曜はそれよりは乾いて水準の馬場となった。福島のダートで最も差しが決まる1000万よりも上のクラスの1700mというのが先週なかったという事もあって、全体としては前残り傾向だった。ただし、土曜の11R1000万の1150mはハイペースで追い込み馬が2着。要するに上級条件であれば、ペース次第だと言える。
番組注目馬
- なし
※タイム面で候補となる馬何頭か居るが、展開に注文がつくとか、あるいは次走が福島以外のコースだと合わない恐れがあるといった不安がある。
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜福島11R 1着 シュトラール
大川浩史 次走危険馬
- 日曜福島11R 2着 モズハツコイ
※今回は高速馬場の福島で前半34秒0、後半33秒6というスローペース。で、前走2着の阪神でこれが35秒8、33秒1という超スローペースだった。つまりスローで恵まれて先行策から流れ込んでいるだけなので、普通のペースになれば7着だった札幌日刊スポーツ杯のような結果になる可能性がかなりあると思う。上級条件の芝1200mは前に行っているとスローペースに恵まれる確率が高いという時代だが、流石に3回連続はないだろうという読みで、指名した。
ワンポイントアドバイス
- 新潟2歳S組の次走