2014年1月20日放送

提供: 先週の結果分析
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2014/1/18(土)・1/19(日)開催

1回中山6日目・7日目

  • 中山芝 土:+0.2 日:+0.2 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒2だった。まずはここまで10日間の馬場差を振り返っておく。昨年の最終週は雨の影響で時計が掛かった。今年に入っても全てプラスの数値だが、水準に近いレベルで大きな動きはない。
 今年に入ってからの推移で言うと、雨の影響があった3日目を除けば、開催が進むにつれてごく緩やかに時計が掛かるようになっているという事。先週は土曜の深夜に雪が降ったが、芝に関してはその影響はなかった。今週も引き続きCコース使用で、速い時計は出にくくて外からの差しが決まりやすいという傾向がそのまま続くはず。

  • 中山ダ 土:+1.0 日:+0.1
  • 1200 土:+1.5 日:+0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス1秒5。1200m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒3だった。ダートもここまで10日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは昨年最終週、そしてこの開催3日目・4日目はマイナスゾーンだが、他の日はプラスで、週によってあるいは開催日によって時計の出方はかなり異なる。1200mは時計が掛かるという程ではないものの、先週は暮れの開催2週目以来プラスの数値になった。
 特に1800mで土曜より日曜の方が時計が掛かったという現象だが、まず土曜日のダート、これは見た目からして砂が黒っぽくて、含水率が高いことがわかった。そうは言っても1週前よりは時計が掛かっているが、凍結防止剤の効果で1週前の雨で湿った馬場が急激には乾かなかったという事だと思う。そして日曜だが、砂が見た目からして白くて土曜よりは乾いていた。さらに日曜日は風が強くてその影響もあって、土曜より時計が掛かる馬場になったという事だと思う。
 土曜日の6Rこれが1着から3着まで差し・追い込み馬だが、前半と後半で4秒以上差がある超ハイペースだった。1200mで極端な差し決着となったのは、このレースだけだが、日曜の1800mこれは時計が掛かって、バテやすい馬場だったという事もあって上がりが掛かった結果、差し馬が上位に来るというレースが目立った。

番組注目馬

  • 日曜中山04R 2着 フジノゴトク

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山04R 1着 ファドーグ
  • 日曜中山11R 1着 プレイアンドリアル

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜中山04R 5着 ダイワバロニス

※恐らく次走東京ダート1600mではないかと思うが、それが凄く合っていると思う。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜中山07R 2着 マルマロス

※タイムランクEだが、そのレースの2着馬を挙げるという実に基本的な手筋だが、このレースに関して言うと、メンバーランクもEだったというのがミソ。マルマロスは実は前走まで2回連続で2着だったが、そういう連続2着の馬が居てもメンバーランクがEだった。なぜかと言うと、マルマロスの近2走、2着と言っても勝ち馬から3馬身半差、そして4馬身差だった。今回は勝ち馬と3/4馬身差なので、近2走に比べて前進したように見えるが、完全タイム差は近2走とほぼ同じだった。今回はあまりにも相手が強くなくて接戦の2着になったというだけでして、さらにこの馬昨年の暮れからこれで3回連続で中1週で出走している。とても上がり目が望めないどころか、調子が落ちる危険性もあるので、ちょっと次走はどうかなと思う。


1回京都6日目・7日目

  • 京都芝 土:-0.2 日:-0.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスゾーンだが、週が進むにつれ、水準に近づき時計が掛かっている。
 2週目から馬場の内側がちょっと傷み始めて、その傷みの進行が早いようで、1週目と先週の3週目では馬場差が大分違う。ただし内が傷んだと言っても、内を通ったらアウトというレベルではなくて、要するにどこを通っても有利不利がない状態だったと認識したい。

  • 京都ダ 土:+0.3 日:+0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒6だった。ここまで7日間の馬場差を振り返っておくと、6日目つまり先週の土曜日までは水準に近いレベルでの推移だったが、日曜は時計が掛かった。
 京都も土曜のダートは見た目からして黒くて、1週前の5日目と同じ馬場差だった。凍結防止剤の効果で1週前に雨で湿った部分が急には乾かなかったのだと思う。日曜は見た目からして砂が白くて土曜より乾燥していた。という事で土曜より日曜の方が時計が掛かったという事。京都にしては2週目に差しがかなり決まっていたが、先週の3週目これは先行馬の好走が目立った。ただし、先週かなりスローペースが多かった。その影響が大きいはずで、2週目と3週目で極端に馬場の傾向が違ったという事ではないと思う。

番組注目馬

  • 日曜京都07R 2着 ルスナイスナイパー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜京都02R 1着 メイショウパワーズ

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜京都01R 2着 クァンタムギア

※ジョッキーが進路取り失敗したと自分でコメントしているので、次はきっちり勝ってくれると思う。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜京都04R 3着 サトノバリアント

※このレース1000m通過65秒2というスローペースでエキマエが逃げ切った。その2番手を楽に追走していながら、直線で前のエキマエとの差が開いてしまって、なおかつ後ろから差されたという3着だった。実はハイペースの方が良さが出るというタイプの可能性も残っているが、今回のレース内容からはあまり強くないという印象しか受けなかった。人気がない時に脚を溜めて一発を狙うような乗り方をすれば、まぁわからないが、少なくとも人気になって積極的に狙える馬ではないと思う。次走も人気はまだ下がらないはずなので、人気でまた3着とか4着ではないかなと見た。


1回中京1日目・2日目

  • 中京芝 土:-1.1 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒0だった。先週は1回開催開幕週だったが、暮れの開催から1ヶ月ほどの間隔ですので、昨年4回開催からの馬場差の推移を見ている。暮れの開幕週はマイナス1秒3の馬場差でスタートし、最終週の3週目はやや水準に近づいたが、マイナス0秒9と速い時計の出るコンディションだった。そして先週は土曜がマイナス1秒1で、日曜がマイナス1秒0。暮れの2週目と同じレベルの数値となっている。
 Aコース使用だった昨年暮れの開催終了から約1ヶ月開いて、今開催はBコース。昨年の最終週よりは少しだけマイナス方向に動いて、昨年暮れの2週目と同じような馬場差だが、それで今週は1週目より少しだけ時計が掛かるようになると、そういう風に予想できるが何しろ今週で開催終了なので、所謂時計の掛かる馬場にはならずに終了するはず。ただし、中京に注意点としてマイナス1秒ぐらいの馬場差であっても、元々中京芝の基準タイムというのは、他のコースよりもかなり遅い設定になっているので、マイナス1秒0とかそれぐらいだったら高速馬場とは言えない。

  • 中京ダ 土:+0.2 日:+0.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒7だった。ダートは昨年暮れの開催については、マイナス0秒5でスタートし、最終日はプラスマイナスゼロだったが、先週は土日ともプラスゾーンだった。
 まず昨年12月の開催との比較だが、それよりも時計は掛かっている。中山なんかもそうだが、12月と1月では1月の方が馬場が乾燥して時計が掛かるというのが、普通のダートコースのパターン。先週の土曜と日曜で馬場差が異なる原因だが、早い話が土曜より日曜の方が乾燥していたという事だが、日曜に関してはかなり強い風が吹いていて、これが時計の出方にも影響していると。そういう面もある。そのため日曜は土曜より時計が掛かったという事。

番組注目馬

  • なし

※タイム分析的観点から推奨できるアグネスハビットに2走ボケの懸念があるため。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京10R 1着 カレンマタドール

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜中京12R 7着 フジマサエンペラー

※次走だぶん東京だろう。東京で普通に乗ってくれば、勝てると思うが…。次は不利無くお願いします。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜中京05R 2着 ガルデルスリール

※実は道中、後続を離して逃げていたが、離して逃げていても実はペースは遅くて非常に楽な展開だった。にも関わらず、タイムランクEの決着で差されてしまって2着では、次走で人気に応えられるとはちょっと思えない。ちなみに、このレースの1つ前のレース(前走)、これはタイムランクBで0秒3差の3着だった。それと同じだけ走れば好勝負になるが、その3着の時というのは、出遅れながら最内を全くロスなく追い上げるというレース内容だった。つまり、ここ2走は全くロスのないインベタを走った競馬とスローの離し逃げというもので、それで3着・2着ですから、次は非常に買いにくいと思う。


ワンポイントアドバイス

  • チチカステナンゴの分かりやすさ