2013年6月17日放送

提供: 先週の結果分析
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2013/6/15(土)・6/16(日)開催

3回東京5日目・6日目

  • 東京芝 土:-1.4 日:+1.3→+0.2 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がプラス1秒3からプラス0秒2へと変動した。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、先週土曜まではマイナス1秒台の速い時計の出るコンディションが続いていたが、日曜は雨の影響でこの開催では初めてプラスの数値となった。
 まず土曜日だが、稍重でスタートした様に雨の影響は残っていたが、コース設定が変わった事が大きく、時計はかなり出やすいレベルにあった。しかし日曜は雨の影響があって、3Rがプラス1秒3というスタートだった。午前から昼にかけて時計の掛かるコンディションだったが、後半は馬場が乾いて行き、水準のレベルに近づいて行った。

  • 東京ダ 土:-1.3 日-1.5→-0.9

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒5からマイナス0秒9へと変動した。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、先々週までは水準レベルでの推移だったが、先週は雨の影響を受けて速い時計が出やすくなった。
 土曜日の時点で雨の影響が残っていて、脚抜きの良いコンディションだった。日曜日は土曜日よりもさらに時計が出やすいレベルのマイナス1秒5でスタートしたが、後半は乾いて最終的に11Rはマイナス0秒9と午前中よりは時計が掛かった。なお、土曜は重馬場でスタートし、稍重まで回復したがその間の3歳未勝利戦では、馬場の回復時にありがちな東京特有の外差しがよく見られた。日曜は不良馬場でスタートして、重馬場まで回復したが脚質にあまり偏りはなかった様に思う。

注目馬

  • 土曜東京05R 4着 レイヨンヴェール
  • 土曜東京09R 4着 ラスヴェンチュラス

勝ち馬

  • 日曜東京10R 1着 アミカブルナンバー

※重の鬼ですから覚えておいてください。


3回阪神5日目・6日目

  • 阪神芝 土:-1.2→+1.7 日:-0.1→-0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2からプラス1秒7へと変動、日曜がマイナス0秒1からマイナス0秒6へと変動した。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、先週の土曜前半までは、速い時計の出るコンディションだったが、その後雨の影響で時計が掛かった。ただ、6日目は馬場が少しずつ回復して行き、水準よりも時計の出やすいコンディションだった。
 土曜朝はBコースに替わった事もあって、前半2週とほぼ同レベルで高速馬場だった。ただ、昼頃から雨が降り出して午後は時計が掛かって行った。7Rで水準になり、8Rではプラス0秒6、そして10Rはプラス1秒7になった。日曜も雨の影響は残っていたものの、土曜後半ほどではなく、馬場差はマイナスゾーンに戻り後になるほど時計は出やすくなって行った。5Rと6Rがマイナス0秒1、8Rがマイナス0秒3、9Rがマイナス0秒4、11Rがマイナス0秒6だった。なお、日曜日後半になると中団・後方からの差し・追い込みが目立つようになって来たと思う。

  • 阪神ダ 土:-0.3→-2.5 日:-2.3→-1.7

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3からマイナス2秒3へと変動、日曜がマイナス2秒3からマイナス1秒7へと変動した。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、4日目までは全てマイナス0秒6の馬場差で安定していたが、先週は雨の影響を大きく受けた。
 まず土曜の2Rの時はマイナス0秒3の馬場差で、前半2週よりもむしろ少し掛かっていたほどだが、その後雨が降って脚抜きが良くなって、かなり速い時計が出るコンディションになった。日曜も雨の影響は残っていて、午後は午前と比べれば、水準方向に動いたとは言え、高速馬場のレベルである事には変わりはなかった。3Rまでがマイナス2秒3、7Rがマイナス2秒1、10Rがマイナス1秒9、12Rがマイナス1秒7だった。連対馬の脚質傾向については、土日ともに追い込み馬が穴を出した。この辺は高速馬場で、先行有利という意識か、ジョッキーの心理に微妙に影響を及ぼしたケースかもしれない。

注目馬

  • 日曜阪神09R 2着 オースミナイン

勝ち馬

  • 日曜阪神09R 1着 プリムラブルガリス


1回函館1日目・2日目

  • 函館芝 土:-1.8 日:-2.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス2秒3だった。
 土曜の方が雨の影響が残っていて、それでもかなりの高速だった。乾いた日曜日はいっそう高速馬場となった。JRAの発表によると低温の影響により芝の成長は緩やかだが、馬場全体とすれば良好な状態という事だった。とにかく時計が速く、そのため高速決着にありがちな、前めの馬が有利なレースに周知した。追い込み馬が台頭したのは、2000m以上で平均からハイペースという流れでという点で共通している。なお、この1回函館の6日間は全てAコースが使用される。

  • 函館ダ 土:-2.5 日:-2.1→-1.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス2秒5、日曜がマイナス2秒1からマイナス1秒0へと変動した。
 開催初日の土曜は雨の影響が残って、馬場差はマイナス2秒5とかなり速い時計の出るコンディションでスタートした。土曜と比較すると日曜日は乾いており、後になるほど水準方向に向かった。そうは言っても日曜の最後のダートレース9Rの時点でマイナス1秒0ですから、速い時計の出るコンディションではあった。基本的には前めの馬が有利で、おおかた追い込み馬は苦戦を強いられた。

注目馬

  • 土曜函館10R 2着 トミケンユークアイ
  • 日曜函館08R 2着 ストレイトガール

勝ち馬

  • 土曜函館10R 1着 ヒルノマドリード
  • 土曜函館11R 1着 ファインチョイス


ワンポイントアドバイス

  • 滞在競馬が合っている馬