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提供: 先週の結果分析
編集の要約なし
=馬券Summary=
* ジリ脚とマイラー
今週の東京新聞杯にはダイワリベラルが登録している。1年前にこの馬が東京新聞杯に登録することを予想できる人はいなかったと思う。というのも、ダイワリベラルは2歳10月のデビューこそダート1400mだったが、昨年の9月までは芝1800m以上を使って4勝している。しかし、ジリ脚の典型のような負け方をすることも多く、常に危険な人気馬にしたいタイプだった。<br /> ところが2走前に初めて芝1600mを使ってきた途端、この距離で1600万下とオープンを連勝して今週の東京新聞杯に駒を進めることになった。つまり、2000m前後でジリ脚になって、今ではもう距離が長いという負け方をしていた。<br /> ラングレーもそのタイプで、デビューから3走前までは芝1800m以上を使っていて4勝のうち2勝は2400m。昨年はオープンから降級してきたにも関わらずジリ脚の負け方を続けていたが、2走前に始めて1600mを使って3着、前走が1着でオープンに再昇級となった(ラングレーの次走は洛陽S、芝1600mを予定)。<br /> 要するに若いころは能力の高さで距離を克服できても、ある時期、特に相手が強くなるとその馬の本質が浮き彫りにされてくるということ。ダイワリベラルもラングレーもジリ脚で負けていたのは距離適正の問題であって、距離を縮めてマイラーとしての本性を表したものと考えられる。<br /> 中距離では一見ジリ脚、しかし実はマイラーだったという例は多い。ある馬が意外な初距離を使ってきた場合は注意する必要がある。