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差分
提供: 先週の結果分析
編集の要約なし
* 中山芝 土:-1.8 日:-0.3 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス1秒3。なお、土曜は1600m対象の馬場差を別に設定し、その数値はマイナス1秒0だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で終日マイナス1秒台になる日の方が多くなっている。一方5日目はマイナス0秒2と水準に近い数字なので、ご注意ください。<br /> まず土曜は乾いた馬場の上、水曜・木曜に芝を刈られて速い時計の出る馬場コンディションだった。さらに、最後の直線が追い風で、それもかなり強い風だった。直線を2回通る2000mは一層時計が出やすくなった。という事で土曜の芝3鞍の内、2000mの5Rと9Rの馬場差はマイナス1秒8。だだし、6Rの1600mは1コーナーポケットのスタートから向正面に入って行き、向かい風になるのでペースが上がらないため時計の出方が比例せず1600mについては、馬場差を別に表示した。1200mとか2500mなどが行われていれば、どうなっていたかわからないが、現実に土曜の芝は1600mと2000m2つの距離でしか行われていませんので、通常表示している2000mの他には1600mだけを表示した。そして日曜だが、土曜のような風の影響はなく、中距離については土曜よりは時計が掛かっていたが、それでも速い時計の出るレベルだった。なお、日曜中山では午後から雨が降ったが、時計の出方に影響を及ぼすものではなく、馬場差は1日を通した数値となっている。春の中山連続開催を振り返ると、前半よりは後半の方が時計が出やすくなった。これは改めて強調しておきたい。あと、連対馬の脚質を見ると、目立った偏りはないものの、差し優勢で中団・後方の馬が連対していないのは、日曜の1鞍だけ。
* 中山ダ 土:-0.6 日:-0.4
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは時計の出方が安定せず、3週目特に5日目はかなり脚抜きが良くなり、高速化した。1200mは全てマイナス数値だが、水準に近い日もあれば3週目のようにかなり時計が出やすくなったケースもある。<br /> ダートも土曜は強風の影響で、1800mは追い風の直線部分を2回通りますし、1200mは序盤が向かい風になるので、1200mの方が時計が出にくくなった。そして日曜は1800mについては、土曜よりも時計が掛かり、1200mは時計が出やすくなった。なお、連対馬の脚質については目立った偏りはなく、ペースの影響するところが大きかった。
=2回阪神7日目・8日目=
* 阪神芝 土:-0.5 日:-0.3 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、2日目から6日目まで全てプラスの数値で、設定不能としたケースもあったが、先週は土日ともにマイナスの数値だった。<br /> 週の前半に雨は降ったが、後半は乾いたため土曜はマイナス0秒5。連続開催の最終週にして最も時計が出やすくなったが、中山のような高速馬場ではない。また、日曜は雨が降った事もあり、土曜と比較すればやや時計は掛かったものの、大きな差ではなかった。これまでの週なら、雨が降ると一気に時計が掛かったりしたが、先週日曜はそんな事はなく、また馬場差は1日を通した数値。ただ、使い込まれた馬場だけに脚質を見ると土日を通じて逃げて連対した馬はゼロだった。先行でも土曜11R1着のサトノキングリーだけだった。
* 阪神ダ 土:-0.7 日:-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、初日は水準に近いレベル。一方2週目・3週目、特に4日目・5日目はかなり速い時計の出るコンディションだった。<br /> ダートは土曜については週前半の雨が残っていて、稍重でスタート。2週目・3週目のような高速馬場ではないにしても、速めの時計が出るコンディションだったと言えると思う。なお、途中で良馬場に変更されたが馬場差は1日を通した数値。日曜は土曜と比較すれば乾いて、いくらか水準に近づいた。朝の雨で脚抜きが良くなるというような事はなかった。連対馬の脚質を見ると、土曜は7鞍中6鞍で逃げ馬が連対。ただ、差しが効かないという事もなかった。
=1回福島3日目・4日目=
* 福島芝 土:-0.1 日:-0.7 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒7だった。まずはここまで4日間の芝の馬場差を振り返っておくと、初日がプラス0秒4、その後開催が進む毎に時計が出やすくなるという芝では珍しい推移になっている。<br /> 土曜は雨の影響が残っていた上、強風の影響で水準に近いレベルだった。日曜は土曜と比べて馬場が乾き、風の影響もなく時計が出やすくなったと言える。振り返れば開幕週も雨の影響を受けましたし、普通の良馬場だったのなら先週日曜ぐらいの馬場差だったと見ている。なお、土日13鞍の連対馬26頭の内、半数の13頭は中団・後方に位置していた馬。開幕週と比較すると差しが効くようになっていた。ただし、1200mに関してはまたしても枠連1・2が土日6レース中3レースで出現した。土日6レースの3着以内18頭の内12頭が馬番1番から6番だった。また、日曜3レースで全て逃げ馬が連に絡むなど、4レースで逃げ馬が2着以内。他の距離に比べて明らかにイン有利の傾向が出ていた。ただ、ここまでは良いが、最終週の今週はBコース。なので、先週の傾向がそのまま続くとは言えない。ここがちょっと悩ましいところ。
* 福島ダ 土:+0.2 日:+0.3
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週は土日ともマイナスの数値だったが、先週はプラスゾーンとなった。<br /> 先週は土日ともに水準寄りとは言え、プラスの数値だった。土曜については稍重でスタートしたように、乾いたコンディションではなかったが、風の影響もあっていくらか時計が掛かっていた事になる。その土曜は7Rから良馬場で行われたが、馬場差は1日を通した数値。連対馬は前めに位置していた馬が優勢とは言え、強調できるレベルではない。