2014年1月7日放送
2014/1/5(土)・1/6(日)開催
目次
1回中山1日目・2日目
- 中山芝 日:+0.1 月:+0.1 Cコース
1週目の芝の馬場差2000m対象の馬場差は日曜月曜ともにプラス0秒1だった。まずは昨年12月、5回開催2週目から9日間の馬場差を振り返っておく。雨の影響で時計が掛かった昨年最終週を除くと、3日目がマイナス0秒1、4日目以降今年1週目まで全てプラス0秒1と水準レベル。
昨年12月のAコースから今開催Cコースに替わったが、ほとんど傾向に変化はない。すなわち速い時計の出る馬場ではなく、外からの差しも届く馬場という事。昨年12月に比べれば外からの差しは決まっていないが、AコースからCコースに移るとコーナーが緩くなるので、若干は内が有利になるというのは、どこの競馬場でもある事。前年12月との違いを意識する必要はないと思う。この開催は全てCコースが使用される。
- 中山ダ 日:+1.0 月:+1.0
- 1200 日:±0 月:±0
先週の馬場差1800m対象の数値は日曜月曜ともにプラス1秒0。1200m対象の数値は日曜月曜ともにプラスマイナスゼロだった。ダートもまずはここまで9日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは雨の影響で脚抜きが良くなった、昨年最終週を除けば全てプラスの数値。1200mも昨年最終週は時計が出やすくなった。ただ、他の週については高速馬場ではないものの、1800mほどは時計は掛かっていない。
昨年12月よりは時計の掛かる馬場だが、中距離がプラス1秒ぐらいで、1200mがほぼ水準というのは大体例年の1回中山とほぼ同じ。何か特徴のある馬場かと言うとそういう事はない。
番組注目馬
- 月曜中山09R 3着 ダノンアンビシャス
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜中山05R 1着 ラハイナルナ
大川浩史 次走推奨馬
- 月曜中山05R 5着 ドラゴンカフェ
※この馬は脚が長くて大跳びなので、スピードに乗るまで時間が掛かるというタイプ。ダッシュがつかず、後方からになったのは仕方ない。変に内にこだわらず、4コーナーで外を回したのは、自身が力を出すためには良かった。そういう戦法だが、このレース何しろ中山1600mのスローで前残りというレースですから、外を回しているとその上位馬と比べて相対的にかなり不利だった。直線での伸びは目立っているので、これは展開とかコースの向き不向きによる負けだと思う。ここで困るのは次走また中山に出てきた場合で、その時はあらかじめごめんなさいと言っておくが、東京まで待機すると判断して挙げておく。
大川浩史 次走危険馬
- 月曜中山06R 2着 カフェブリリアント
※タイムランクEのレースの2着だから、2着というだけでは手を出してはいけませんよ。という基本の読み。それ以外にも理由があり、まずこの馬初めてのダートだった昨年10月の新潟、砂をかぶってかなり嫌がっていた。今回外枠で砂をかぶらなかったので走れたが、特に内枠に入ったらかなり危ないと思う。そして、今回直線のフットワークを見ていると、空回りしていると言うか、上滑りしているというか、一生懸命脚を動かしているのに、もどかしい程進んで行かない。要するにダートは合っていないんだと思う。これで悪夢があるとすると次走雨で締まったダートで外枠に入って圧勝という結末だが、かなりの確率で次走1番人気なので、ちょっと勝負してみる。
1回京都1日目・2日目
- 京都芝 日:-1.0 月:-1.0 Aコース
1週目の芝の馬場差2000m対象の数値は日曜月曜ともに、マイナス1秒0だった。
例年の1回京都よりも速い時計の出るコンディションだった。前年の10月の京都が芝がAコースで行われ、11月の京都がBコースとCコース。そして年明けの1回京都がAコースというこのパターンは、もう今年で5年連続だが、1ヶ月間保護されていた内側4mの馬場状態が良いので、過去4年と同じように今年も前と内が有利という馬場だった。しかも例年の1回京都より速い時計の出るコンディションなので、後方から外を回していると厳しかった。この開催は全てAコースが使用される。
- 京都ダ 日:+0.1 月:+0.3
先週の馬場差1800m対象の数値は日曜がプラス0秒1、月曜がプラス0秒3だった。
馬場差は水準レベルで、なおかつ1・2着馬の脚質と言うか、道中の位置取りもいろいろバラエティに富んでいて、何か偏りがあるという馬場でもなかったという事は、補足することはないということ。
番組注目馬
- 日曜京都06R 2着 ヤマノフェアリー
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜京都05R 1着 ショウナンパンドラ
- 日曜京都06R 1着 アドマイヤメテオ
大川浩史 次走推奨馬
- 月曜京都10R 3着 ウイングザムーン
※1400mで好走続けて来たアドマイヤムーン産駒が1600mに出走して来ても苦しいだろうと思っていたが、正攻法で進めて直線半ばでいったん先頭に立った。その後に2頭に差されている辺りが1600mはちょっと苦しいという事だと思うが、なんとこの開催の4週目に石清水Sという1400mのドンピシャのレースがある。次走はそこだろうと、そういう当たりをつけておいて、ここで挙げておく。
大川浩史 次走危険馬
- 月曜京都04R 3着 レッドアルヴィス
※まず逃げたミヤジカールソンを捕まえられなかった上にさらに後ろから来たタイセイクルーズにも完全に伸び負けして差されてしまった。このレース単体を見ても、全くほめるところのない3着だと思う。この馬そもそも1勝目はタイムランクEでしたから、今回の単勝1.9倍というのはちょっと買われすぎ。カレンブラックヒルの弟という血統背景などがあるので、次走も人気は落ちないはずですから、嫌って良いのかなと思う。
ワンポイントアドバイス
- 今の中山芝ではディープインパクト産駒は軽視