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提供: 先週の結果分析
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=馬券Summary=
* 200mの距離延長について
今週は函館記念が行われる。函館記念では巴賞の勝ち馬が不振であることが有名で、現在の日程(函館が札幌より先で、巴賞から函館記念が中1週)になった2001年以降、巴賞の勝ち馬は(1.1.0.8)、特に2011年以降は1番人気3頭、2番人気1頭がすべて4着以下と人気で消えている。特に近年の不振が目立つ背景には、重賞の出走順位決定方法が変わって重賞とオープン特別の出走馬のレベル差が大きくなったという理由もあるはずだが、それはここでは置いておく。メンバーのレベルではなく1800mの巴賞を勝って、中1週で2000mの函館記念に出走するステップが不利だというのが今回のテーマ。<br /> ステップレースから中2週以内で200m延長の本番を迎えるケースとして、古馬のレースでは代表的なものに京王杯SCから安田記念、毎日王冠から天皇賞(秋)、スワンSからマイルCSがある。前哨戦の勝ち馬の本番での成績は以下の通り。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 対象 !! ステップ !! 本番 !! 1着 !! 2着 !! 3着 !! 4着以下 || 補足
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| 2001年以降 || 巴賞 || 函館記念 || 1 || 1 || 0 || 8 || 2008年は1着同着
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| 2000年以降 || 京王杯SC || 安田記念 || 1 || 1 || 0 || 14 || 1番人気4着以下4頭、2番人気4着以下3頭
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| 2000年以降 || 毎日王冠 || 天皇賞(秋) || 2 || 1 || 2 || 6 || 大不振ではないが、2,3番人気4着以下3頭
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| 2000年以降 || スワンS || マイルCS || 0 || 2 || 1 || 8 ||
|-
|}
京王杯SCから安田記念のレース間隔は1996-1999の4年間は中3週だった。この4年間は京王杯SCの勝ち馬の安田記念での成績は(2.1.0.1)。4着以下の1頭も外国調教馬で日本馬では連対率100%。この結果も考えると中2週で200m延長の本番を迎える臨戦過程がよくないと考えられる。<br /> 函館記念で巴賞勝ち馬が不振であることそれ自体を知っているだけでも役に立つが、それと似たパターンを法則としっているともっと役に立つ。ただし、これはあくまでも重賞レベルの話で、500万クラスあたりでは全く当てはまらない。