2016年4月4日放送
2016/4/2(土)・4/3(日)開催
目次
3回中山3日目・4日目
中山芝 土:-0.5 日:-0.5 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響で水準レベルだった前開催最終週を除くと、全てマイナス0秒5の馬場差。
先週からBコースに替わって本来なら馬場差はマイナス方向に動いてもおかしくなかったが、土日ともに雨の影響を受けて先々週と同じ数値だった。ただ、雨の影響と言っても少量の雨で、時計を要するという事はなかった。なお、連対馬を見ると、コース替わり初日の土曜は前へ行って内を立ち回った馬が多かったが、日曜は偏りがなかった。
中山ダ 土:-0.1 日:-0.1 1200 土:-0.3 日:-0.3
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1、1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは基本的に水準か水準前後で推移しているが、前開催最終週は雨の影響によりほかの週よりも時計は出やすくなった。1200mはここ4週全てマイナスの馬場差だが、この開催に入ってからの方がいくらか時計は掛かっている。
1週目は良馬場で2週目が稍重と馬場発表は異なるが、時計の出方に大きな違いはなかった。連対馬の脚質を見ると前へ行った馬が優勢だが、差し馬が不振という事でもないと。また、1800mでは逃げ馬の連対がなかった。
番組注目馬
- 土曜中山06R 2着 ロードゼフィール
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜中山10R 1着 ストロングバローズ
2回阪神3日目・4日目
阪神芝 土:-1.3 日:-1.3 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響で時計が掛かった前開催最終週だけはプラスの数値。そして先週は連続開催6週目にして最も時計の出やすいコンディションになった。
Bコースに替わった事が大きな要因。とは言え、先々週の中京ほどの劇的な変化ではなく、春の連続開催では終盤になって馬場が堅くなるのか、むしろ先週のように時計が出やすくなることがある。阪神地域は金曜に雨が降ったが、それでもマイナス1秒3の馬場差だった訳ですから、やはり時計の出るコンディションになっていたと言えるだろう。連対馬の脚質を見るとコース替わり初日である土曜は、中団・後方の馬が多く、逃げ・先行馬の連対はなかった。しかし日曜は中団・後方の馬の連対はなく、逃げ・先行馬が5頭連対。突如傾向が変わったのではなく、馬の能力やペースでこんな結果になったのではないかと思われる。
阪神ダ 土:-0.9 日:-0.7
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒7だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で雨の影響によって脚抜きが良くなった前開催最終週を除くと、数値に大きな動きはなく、マイナス0秒9からマイナス0秒6の間で推移している。
良馬場発表であっても時計の出やすい馬場という点は改めて強調しておきたいと思う。連対馬の脚質については、土曜は逃げ・先行馬が多く、日曜は中団・後方に位置していた馬が多かった。芝と反対という事になるが、コンディション自体がほとんど変わっていませんから、馬場の質によるものではないと思う。
番組注目馬
- 土曜阪神09R 2着 ジュンヴァルカン
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神09R 1着 ヴァンキッシュラン
市丸博司 次走推奨馬
- 日曜阪神12R 3着 フライングニンバス
※直線、既に先頭に立ったところだが、できれば逃げられるようなメンバーの方が良いが、2番手・3番手でもこういうレースができた。しかも持ったままで先頭に立つようなレースだったので、次走人気にはもちろんなると思うが、次1200mなら大丈夫だと思う。
市丸博司 次走危険馬
- 土曜阪神12R 3着 サンライズワールド
※内から徐々に来るが、この馬ちょっと休み明けは走るが、その次走にとぼけたレースをする事が多い。ましてや、このレースタイムランクEで、なかなか3着とは言っても、そんなに能力を感じさせるレースではなかったという事で、今回信用できないかなと思う。
馬券Summary
- パトロールビデオの活用