2013年10月15日放送
2013/10/12(土)・10/13(日)・10/14(月)開催
4回東京3日目・4日目・5日目
- 東京芝 土:-1.5 日:-1.4 月:-1.4 Aコース
芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜・月曜はマイナス1秒4だった。まずはここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、1週目特に開催初日は雨の影響を受けたが、先週は3日間ともにマイナス1秒台の数値だった。
1週目より速い時計が出るコンディションだったが、もちろんこれは1週目が雨の影響を受けた馬場だったため。素性は高速馬場であって、先週は特にスローが多かった事もあるが、後ろから外を回ると厳しかった。今週までAコース使用。少なくともAコースのうちは速い時計が出るコンディションで、スローなら距離損の無い内が有利という傾向は変わらないはず。
改めて月曜芝2000m対象の馬場差はマイナス1秒4で、日曜の馬場差と同じだった。高速馬場であり、後ろから外を回ると厳しいという傾向は変わらない。
- 東京ダ 土:-0.4 日:+0.2 日:+0.6
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒2、月曜がプラス0秒6だった。まずはここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、開幕週は雨の影響で脚抜きの良いコンディションだったが、2週目の先週は開催が進む毎に時計が掛かって行った。
先週はここ1・2日毎に時計の掛かる馬場なって行ったが、その3日間とも東京にしては前残りの傾向で、特に日曜は前残りが多いが、これはスローペースが多かったからでもある。また、先週3日間の競馬だったので、メンバーが分散して特に古馬の500万クラスは淡泊なレースが多かったが、その中でも日曜は京都でGIが行われた影響なのか、全体的に手薄なメンバーで淡泊なレースが続いてその結果スローの前残りというのが頻発していた。という事で、馬場状態が前に行った馬に有利だったとは思えない。
月曜日1600m対象の馬場はプラス0秒6だった。繰り返しになるが、土曜がマイナス0秒4、日曜がプラス0秒2だったので、月曜はさらに時計が掛かったということになる。
注目馬
- 月曜東京07R 5着 タイセイグルーヴィ
勝ち馬
- 土曜東京11R 1着 ラトルスネーク
- 月曜東京09R 1着 エールブリーズ
4回京都3日目・4日目・5日目
- 京都芝 土:-1.0 日:-1.8 月:-1.7 Aコース
芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス1秒8、月曜がマイナス1秒7だった。ここまでの5日間を振り返っておくと、1週目はマイナス2秒台の高速馬場で、先週は1週目より水準方向に動いたが、マイナス1秒台と速い時計の出るコンディションだった。その中で先週の土曜は他の開催日と比較すれば、時計が掛かった。
土曜は実はダートが稍重だったように、含水率が高くて1週目のマイナス2秒台の超高速馬場に比べると、1秒以上時計の掛かる馬場だったが、馬場が乾いた日曜は流石に開幕週ほどではなかったが、まだまだかなりの高速馬場という部類だった。なおかつ、まだ内が有利さが、面白いのは外からの差しが決まったのは、内回り2000mが多い。先行有利を意識してペースが速くなっり、内有利を意識して内に馬が密集してしまったりというのが、原因として考えられる。
改めて月曜芝2000m対象の馬場差はマイナス1秒7だった。月曜で特に特記事項はないが、月曜は日曜とほぼ同じレベルの馬場差で速い時計の出るコンディションだった。
- 京都ダ 土:-1.1 日:-0.4 月:-0.4
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜・月曜はマイナス0秒4だった。ここまで5日間の馬場差を振り返っておくと、1週目水準に近い数値ではあるがプラスの数値だった。対して先週の土曜はマイナス1秒台。日曜・月曜はマイナスゾーンではあるが、土曜と比較すると0秒7の時計が掛かった。
土曜は稍重でマイナス1秒を超えた。4コーナー先頭または2番手の2頭のどちらかは2着以内に入っていたが、良馬場で馬場差マイナス0秒4まで戻った日曜も1・2着両方差しというのは12Rだけで、ことさらに土曜が先行有利だったという訳ではない。
月曜ダート1800m対象の馬場差はマイナス0秒4だった。月曜は日曜と馬場差は同じでも、差し馬の好走例が日曜より増えたが、馬場の傾向に変化があったという事ではないと思う。
注目馬
- 日曜京都07R 1着 レディオブオペラ
勝ち馬
- 日曜京都02R 1着 スザク
- 日曜京都04R 1着 エイシンアロンジー
- 日曜京都09R 1着 ラキシス
- 月曜京都10R 1着 ディアデラマドレ
ワンポイントアドバイス
- ノーブルディードとティアップゴールドが残る馬場