2013年4月1日放送

提供: 先週の結果分析
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2013/3/30(土)・3/31(日)開催=

3回中山3日目・4日目

  • 中山芝 土:-1.1 日:-0.9 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス0秒9だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておく。
先週からBコースに替わった事が大きな要因だろう。傷んでいる部分が隠れた事もあって、とりわけ土曜は先週よりも速い時計が出るレベルとなった。
 特に土曜だが、逃げ・先行馬やインで立ち回った馬の活躍が目立って、騎手も積極的にインを活用しようとする競馬が多かった。対して日曜は徐々にインコースに伸びない部分が目立ってくるようになって、ダービー卿CTでは先行馬でインを避ける騎手もちらほら出てきた。そして最終レースでは、逃げたツインクルスターの江田照騎手は4コーナーでインを空けて馬場の3分どころを通ってそのまま逃げ切った。外から追い込んで来る馬も目立ちましたし、インに入った馬たちはそれほど伸びないという競馬になっていた。なお、この後最終週までこのままBコースが使用される。
 (今週末は雨の予報も出ているが…)内の傷み具合がどうなるかというのが大きな問題だが、それに対して騎手がどのように対応するかという事になるが、雨が降ると全然違った事になるかもしれないので、それはあくまで注意しなければならないが、基本的に同じような天候であれば、今週の日曜日ぐらいの競馬になってくるんじゃないかと思う。

  • 中山ダ 土:+1.3 日:+1.3
  • 1200・土:±0 1200・日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス1秒3。1200m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。まずここまで8日間の馬場差を振り返っておく。1800mは全てプラスの数値で、特に前開催6日目そしてこの開催に入ってからはプラス1秒台と時計が掛かっている。一方1200mは前開催6日目を除けば、水準か水準より少し時計の掛かるレベルのコンディション。
 先々週同様非常に時計の掛かる馬場だった。心配された日曜の雨もほとんど降らなかったので、馬場コンディションへの影響はなかった。中山らしく、前めにつけた馬の活躍が目立ったが、主に1200mでは差し・追い込み馬も連に絡んでいた。

注目馬

  • 日曜中山09R 2着 ノーザンリバー

勝ち馬

  • 日曜中山10R 1着 コパノリッキー


2回阪神3日目・4日目

  • 阪神芝 土:-1.0 日:-1.0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、ここ3週間は開催が進む毎に速い時計が出るコンディションになっている。
 Bコースに替わって速い時計の出やすいコンディションになったと言えるだろう。ただし、コース替わり最初の週とは言え、内を回った馬が有利という事はない。外を通った馬も結構上位に入って来ていた。この後最終週までBコース使用されるが、雨の影響がない限り急速に時計が掛かるような事はたぶんないだろう。

  • 阪神ダ 土:-0.2 日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、週によってあるいは開催日によって時計の出方が異なっている。
 時計の出方に動きがある点は注意しなければならないが、基本的には水準レベルの推移。先週は2日目より時計が出やすいコンディションになった。連対馬の脚質を見ると、圧倒的に前の組が優勢だった。土日を通して青色の後方にいた馬の連対はゼロ。また、中団にいた馬同士の決着もなくて、1・2着のどちらかは好位より前につけていた馬だった。ただし、それらのほとんどは有力馬だったので、先々週までの傾向を踏まえると、絶対に前が有利な馬場だったとは決めつけない方が良いだろう。

注目馬

  • 土曜阪神06R 2着 スターソード
  • 日曜阪神02R 2着 ゼンノコンゴウ

勝ち馬

  • 日曜阪神02R 1着 トーコーグリーン
  • 日曜阪神11R 1着 オルフェーヴル


ワンポイントアドバイス

  • 中山・芝1600mは本当に外枠が不利なのか?