2013年3月4日放送
2013/3/2(土)・3/3(日)開催=
目次
2回中山3日目・4日目
- 中山芝 土:+0.4 日:±0 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、マイナスの数値だったのは初日だけで、2日目以降は開催前半ながら速い時計の出るコンディションではない。
雨の影響が残って土曜はやや時計の掛かるレベルで、さらに風の影響もあった。ただ、稍重から良に馬場発表は変わったが、馬場差は1日を通してのもの。そして日曜は土曜と比較すれば馬場が乾いて風も弱まって水準レベルに戻った。乾いた馬場で、結局雨の影響もなければ今週は恐らくマイナスゾーンで推移していくものと思われる。馬場差はそれほど変わらなかったが、連対馬の脚質傾向は土日で異なった。土曜日は差し馬の活躍が目立って、日曜はほとんど前の組で決着した。弥生賞がそうだった様に、日曜は内側に馬が密集するレースが多かったのが特徴と言える。
- 中山ダ 土:+0.7 日:+0.5
- 1200土:-0.5 1200日:-0.1
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒5。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒1だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、1800mは全てプラスの数値で特に2日目はかなり時計が掛かっていた。一方1200mは水準かそれに近いレベルでの推移で、2日目は時計が掛かり、3日目つまり先週土曜はやや時計が出やすくなった。
含水率としては、土曜の方が高くて実際1200mは土曜の方は時計が出やすかった。一方1800mは土曜の方が日曜よりも少しだけだが、掛かっていた。というのは土曜の1800mは風の影響を強く受けたため。という事で1800mと1200mでは土日の推移という点で反対になっている。なお、土曜は不良から重へと馬場発表は変わったが、馬場差は1日を通してのもの。ダートも土日で連対馬の脚質傾向に差があった。ただし、芝とは逆で、土曜は前が有利で日曜は中団以降に居た馬の台頭が目立った。馬場の変化が微妙に影響しているのかもしれない。
注目馬
- 土曜中山03R 1着 オメガインベガス
※ただし、引き続きダート戦出走が条件になる。
勝ち馬
- なし
1回阪神3日目・4日目
- 阪神芝 土:+1.0 日:+0.8 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス0秒8だった。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、初日はマイナスの馬場差だったが、2日目以降プラスの数値になっている。
土曜は稍重でスタートして良まで回復したが、時計の出方は終日変わらなかった。馬場差は1日を通しての数値。週末大人しく阪神で観戦していた印象としては、道悪どうのこのと言うよりも、強風。直線の向かい風の影響が大きかったと推測できる。いずれにしろタフな状況下だった。そして日曜は少し馬場が乾いた分と風が止んだ影響で時計の出方は速くなった。っと言っても土日とも力の要る馬場である事に変わりない。脚質的にはスローの競馬が多くて、前残り傾向が顕著だった開幕週と比べると、差しも届いていた。結局、先行・差し混在で脚質による有利不利の少ない馬場だった。コース取り的には外ではなく、内を通った馬が有利だった。
- 阪神ダ 土:-1.6 日:-1.0→-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒0からマイナス0秒5へと変動した。ここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、1週目よりも2週目の方が脚抜きの良いコンディションだった。
土曜は風の影響を受けたが、前日の雨の影響が強くて脚抜きの良いコンディションだった。馬場発表は途中で変更されたとは言え、馬場差は1日を通した数値。日曜は変動となった。土曜よりも乾いてさらに日曜の中では、後半の方が乾いて水準に近づいて行った。とは言え、開幕週よりも時計が速くなっている点は要注意。脚質的には先行・差し馬とも連対していたが、意外と先行馬同士あるいは差し馬同士という決着が少なくて、先行馬と差し馬という決着が多かった。いずれにしろ、脚質の有利・不利は小さい馬場だった。
注目馬
- 土曜阪神10R 2着 ホクセツキングオー
※時計平凡だったが、今までにないレース運びで好走した点を評価した。
勝ち馬
- 土曜阪神06R 1着 フルーキー
- 土曜阪神08R 1着 リグヴェーダ
- 土曜阪神10R 1着 アドマイヤサガス
- 土曜阪神11R 1着 クロフネサプライズ
- 日曜阪神11R 1着 エアソミュール
1回小倉7日目・8日目
- 小倉芝 土:-0.1 日:-0.3 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒3だった。まずここまで8日間の芝の馬場差を振り返っておくと、8日間全てマイナスの数値だった。その内開催の中で比べて見ると、開幕週とBコースに替わった3週目が時計の出やすいレベルだった。
馬場そのものの傷みとそして前日に雨が降った影響で時計の出方は鈍った。それでも水準よりもやや速い馬場だった。土日では雨の影響を受けた土曜はマイナス0秒1で、馬場が乾いた日曜はマイナス0秒3。前回の番組で外差し祭りになる可能性を示唆したが、結果開催前日には降ったが、開催当日には雨が降らなくて外差しがバンバン決まる様な馬場にはならなかった。個人的には開催日にもシトシトと雨が降って、祭りの開催を望んでいたが、そうはならなかった。
結局1回小倉は開幕週こそ案外差しが届いたが、その後は内を通った先行馬が粘る傾向だった。差しが決まるのはペースが速くなった時のみ。つまり、結局は乗ってる騎手も予想する我々も目立った傾向が掴めないまま開催を終えることになった。
- 小倉ダ 土:-1,3→-0.8 日:-0.2
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3からマイナス0秒8へと変動、日曜がマイナス0秒2だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、終日良馬場発表だった6日目以外は全てマイナスの数値だった。6日目だけが乾いた馬場で時計が掛かったという事になる。また、マイナスの馬場差だった日の中で2日目・5日目・8日目は水準に近いレベルだった。
土曜は雨の影響が残ってマイナス1秒3と脚抜きの良いコンディションでスタートした。そこから徐々に乾いて行って、ラストの9Rはマイナス0秒8と水準方向に近づいて行った。日曜は土曜後半よりもさらに乾いて、水準レベルの馬場コンディションだった。脚質的には3週目と同様、偏った傾向は無かった。
注目馬
- 土曜小倉04R 3着 グランプリナイト
勝ち馬
- 土曜小倉04R 1着 ラスカルスピード
- 日曜小倉11R 1着 サンビスタ
ワンポイントアドバイス
- 西エリアのダブル開催続く