「2014年6月23日放送」の版間の差分
(ページの作成:「2014/6/21(土)・6/22(日)開催 =3回東京5日目・6日目= * 東京芝 土:-1.3 日:±0 Dコース 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土...」) |
(相違点なし)
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2015年4月28日 (火) 18:21時点における最新版
2014/6/21(土)・6/22(日)開催
目次
3回東京5日目・6日目
- 東京芝 土:-1.3 日:±0 Dコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がプラスマイナスゼロだった。まずはここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、2回開催はマイナス1秒前後の速い時計の出るコンディションが続いていたが、3回開催に入ってからは雨の影響を受ける日が目につく。特に1週目は土日ともに設定不能だった。
Dコースに替わって最初の日だった土曜日は速い時計の出るコンディションに戻って、これはダービーウィーク以来の高速馬場になった。しかし土曜の夜からの雨で、日曜日は時計が掛かってプラスマイナスゼロ。言い換えるとプラスゾーンには入っていない訳で、乾いていれば時計は出やすい馬場だったという事。なお、日曜日の芝で最初の芝で行われたのは5Rだが、芝のレース自体は午後に集中していた事になる。その5R以降だが、時計の出方は変わらないという事で、馬場差は一定としている。それから土日の連対馬の傾向だが、これは土日で大きく変わった訳ではないが、土曜日の方が前めにつけて、内を立ち回った馬が粘っていたように思う。
- 東京ダ 土:-0.9 日:-0.9
先週の馬場差1600m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。まずここまで12日間の馬場差を振り返っておくと、ここ5週は全てマイナスゾーン。特に雨の影響を受けたこの開催前半は脚抜きの良いコンディションになったが、良馬場発表だった前開催最終週やこの開催4日目・5日目にしても速い時計が出るレベルになっている。
まず土曜日だが、完全な良馬場でも速い時計が出やすいコンディションだった。東京は長い連続開催が続いているが、前開催の4週目までとそれ以降では、同じ良馬場でも全く時計の出方が違っているので、時計比較の際には十分注意して欲しい点。戻って先週の日曜日だが、未明から1R発走までに10ミリの雨量を記録しているので、かなり湿っているように見えたが、良発表で始まってその後8Rぐらいまでは小雨が降り続いて、そこで稍重に変更された。ただ、あれだけ湿っていた馬場でも時計の出方に影響がなかった、そういう判断で馬場差は土曜日と同じとした。そして連対馬の脚質の傾向だが、これは先々週までと同じで偏りがなくて、東京らしいレースが続いている。
番組注目馬
- 土曜東京12R 3着 サウンドトゥルー
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜東京12R 1着 ハイパーチャージ
吉岡哲哉 次走危険馬
- 日曜東京01R 5着 ハビタブルゾーン
※オーソドックスにタイムランクEで、そこで上位人気に支持されて掲示板に載った馬を取り上げた訳だが、今回2番人気で5着だった。安定感は出てきたが、どうも速い脚に欠けて何か足りない印象を受ける。次走も牝馬限定戦なら人気は落ちないので、これは危険な人気馬になると思う。
3回阪神5日目・6日目
- 阪神芝 土:-1.2 日:+0.7 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がプラス0秒7だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、5日目まではマイナス1秒3かマイナス1秒2で速い時計の出るコンディションだったが、6日目は一転して時計が掛かった。
土曜日はBコースに替わって高速馬場が続いていたが、土曜夜からの雨で日曜日は時計が掛かった。その日曜日だが、雨の影響で時計が掛かったという点は東京の芝と同じだが、土日の開きで言うと阪神の方が大きかった。次に連対馬だが、コース替わり最初の日だった土曜日は逃げ・先行馬が1頭しか連対していなかったのに比べて、日曜日は6鞍中4鞍で逃げ・先行馬が連対した。特に7Rからの3鞍連続しての逃げ切りというはインパクトが強かった。8Rはスローペースだったが、7Rや9Rを見ていると、必ずしも恵まれたという訳ではないと思う。馬場コンディションが先週日曜日と今週で異なる可能性はもちろんあるが、例えば宝塚記念の検討をする際にも、ひとまず前へ行く馬は注意しておきたいと思う。
- 阪神ダ 土:-0.4 日:-1.1
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス1秒1だった。まずここまで6日間の馬場差を振り返っておく。1週目・2週目そして5日目までは徐々に水準レベルに近づいていたが、日曜は雨の影響でこの開催で最も脚抜きの良いコンディションになった。
土曜については先々週とほぼ同等の馬場差だった。日曜日は雨の影響で脚抜きが良くなって、馬場差はこの開催で初めてマイナス1秒を超えた。2R終了後に雨が止んで10Rからは稍重から良に変更されたが、馬場差は変動ではなく、1つの数値とした。そして連対馬、先々週までと比べると、先行組の占有率が上がっているが、これは未勝利戦でのものが多く、特に先行有利という感じはしない。今週も力のある差し馬の評価を落とす必要はないと思う。
番組注目馬
- 土曜阪神07R 3着 ヴォルケンクラッツ
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜阪神06R 1着 アメリ
1回函館3日目・4日目
- 函館芝 土:-1.4 日:-1.4 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒4だった。ここまで4日間の芝の馬場差は全てマイナスゾーンで、1週目より先週の方が一層時計の出やすいレベルだった。
開催初日は稍重でスタートしたが、先週は土日とも良馬場。木曜・金曜で雨は降ったが、開幕週よりも時計が出やすくなった。この辺りは前回の放送で乾いた馬場ならもっと速い時計が出るのではないかと言った通り。そして連対馬の傾向だが、1週目と変わらず、前へ行って内を立ち回った馬が有利だった。ただ、日曜11Rの函館スプリントSのように、内に密集してしまって、1番人気のストレイトガールが行き場を失って力を出せなかった。こういうケースもあった。
- 函館ダ 土:-0.8 日:-0.8
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。まずはここまで4日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で特に開幕週はかなり速い時計の出るコンディションだった。
金曜正午の発表では稍重だったが、土曜の朝には良に回復していた。開幕週のマイナス2秒前後の馬場と比べると、かなり時計は掛かっているが、それでもまだ速いレベル。前回も言ったが、昨年が良馬場でもマイナス1秒前後の馬場差だったように、今年も良馬場ならこれぐらいの数値に落ち着くかもしれない。連対馬の決まり手は、重だった先々週と変わらなくて、先行有利だった。これも前回の放送で言ったが、良でも函館ダートならこれぐらいが普通。今週以降も能力が同等なら、前に行ける馬を優先した方が得策と考える。
番組注目馬
- 日曜函館05R 2着 サフィロス
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜函館05R 1着 アールブリュット
- 日曜函館05R 1着 マイネルエスパス
吉岡哲哉 次走推奨馬
- 日曜函館07R 6着 ベストヒット
※昨年の年明け3歳500万下で3・5着。その後1年以上も休養を余儀なくされてしまい、今回が4歳になって2走目。見ての通り、直線インで前がふさがれて、ほとんど追えなかった。ただ、これで復調は示しましたから、タイムランク・メンバーランクDだが、次回狙い目十分あると思う。
ワンポイントアドバイス
- 減量騎手▲3kg減を狙え!