「2016年3月28日放送」の版間の差分

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* 中山芝・差し馬場への変貌
 
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 エアレーションの導入以降「中山の開幕週は差しが効いて徐々に踏み固められて先行馬が残るようになる」と言われている。2回中山の芝を見てみると確かにそのような変化があって、初日から4日目までは差し馬、5/6日目は逃げ先行馬が目立っていた。ところが7日目に雨が降ったのが影響したのか、8日目から急に差し追い込み馬が目立つようになった。(連続開催となる)3回中山の初日/2日目も差し追い込み馬の天下だった。今週の3日目からはBコースに変わるため、傾向が変わるかどうか十分に注意したい。<br /> 今考える限りはまた先行馬が活躍し始めるのではないかと思われるが、その場合は2回中山の初日から8日目、3回中山の初日/2日目に先行して大敗した馬を狙ってみるのも面白い。

2016年4月5日 (火) 21:22時点における最新版

2016/3/26(土)・3/27(日)開催

3回中山1日目・2日目

中山芝 土:-0.5 日:-0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。連続開催ですので、さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。前開催3週目まではマイナスの数値。4週目は雨の影響で水準レベルだったが、先週は前開催3週目と同じ馬場差だった。
 先週は木曜に0.5ミリの雨が記録されているが、時計の出方に影響を及ぼすほどではなくて、前開催3週目と同じ馬場差。今週からBコースに替わるので、雨が降らない限り、時計が掛かってくる事はたぶんないと思う。連対馬の脚質を見ると、中団・後方にいた馬が多い。特に日曜は10頭中9頭が差し馬だった。しかも、外を回る馬が目立った。今週からBコースになるので、傾向は変わってくるかもしれない。

中山ダ 土:-0.2 日:±0  1200 土:-0.3 日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは前開催2週目は時計の掛かるコンディションだったが、その後は水準レベルか雨の影響でやや速めの時計が出るコンディション。1200mは前開催後半、速い時計の出るレベルだったが、先週は水準に近づいた。1800m・1200mとも前開催7日目が雨の影響で最も時計が出やすくなっている。
 土日ともに良馬場発表だったが、先週は1800mについても少なくとも時計の掛かるコンディションではなかった。ただ、日曜の方がいくらか掛かっている。脚質面では目立ったかたよりはなかった。

番組注目馬

  • 土曜中山01R 2着 ライムチャン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山06R 1着 ネバーリグレット

市丸博司 次走危険馬

  • 土曜中山10R 2着 ゲマインシャフト

※このレースは派手に見えるが、かなり前が速くて結局追い込み馬の競馬になった。ただ、タイムランクはEで、前半速くて追い込み馬に有利な流れになったという事。確かに派手な2着だが、どうしても展開に左右されるので、2走続けて好走は難しいんじゃないかと思った。


2回阪神1日目・2日目

阪神芝 土:-0.8 日:-0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を強く受けた前開催4週目を除けば、マイナス0秒8からマイナス0秒6の間で推移している。
 雨が降らずに乾いたコンディションならこの春の阪神芝はこれぐらいの馬場差になるという事だろう。今週からBコースに替わるので、内の荒れてきてた部分は使用されなくなる。引き続き乾いた馬場であれば、時計は掛かってこないという事だろう。連対馬の脚質を見ると、極端な偏りはないものの中団・後方に位置していた馬の方が優勢だった。

阪神ダ 土:-0.9 日:-0.8

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒8だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。雨の影響で脚抜きが良くなった前開催4週目、特に7日目は速い時計の出るコンディションだった。 (この辺り録画ファイルが不調で起こせず。助けてください。) 前開催の3週目までにしても時計は掛かっていない。先週にしても良馬場発表とは言え、時計は出やすいコンディションだったと言える。連対馬の脚質を見ると、前目につけた馬が優勢であるものの、目立つほどではなくて差しが届かない訳ではないという状況。

番組注目馬

  • 土曜阪神05R 2着 ファンタサイズ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神05R 1着 フェザリータッチ

市丸博司 次走推奨馬

  • 日曜阪神05R 5着 ロビーナ

※恐がりだった気性を調教で矯正して大分結果が出るようになって来た。向正面で実は中止した馬が下がって来たが、それでも大丈夫でしたから。直線かなり不利があって、なかなか抜け出すのに時間が掛かったというところあったので、外からの差し馬にはやられたが、この馬自身はかなり走ってくるようになったなぁという感じがした。次走狙いじゃないだろうか。


2回中京5日目・6日目

中京芝 土:-2.8 月:-2.8 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス2秒8だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、1週目は速めの時計が出るコンディション、2週目は雨の影響で時計が掛かったが、Bコースに替わった先週はマイナス2秒8の馬場差で超のつく高速馬場となった。
 年間で数回どころじゃなくて、数年に一回というレベルの高速馬場だった。この番組の馬場差を見ても芝でマイナス2秒台という数値は滅多に見ないですから、しかも馬場を使っていない開幕週というのならまだしも、開催3週目で前の週に雨の影響を受けていただけに、非常に驚いた。Bコース替わったというだけでは、これ程にはならないと思う。芝刈って中間雨が降らなかった事も影響しているんじゃないだろうか。ともかく先週の中京芝は特殊なコンディションだったという事は覚えておいた方が良いと思う。例えば水準レベルのコンディションで行われるレースでは、今回上位ランクだった馬を信頼できない可能性もあるが、高速馬場への適性という事では、今回上位に来た馬をチェックしておきたい。なお、連対馬の脚質を見ると、土曜の勝ち馬は前へ行って内を立ち回った馬が優勢だったが、徐々に差し馬も届くようになっていた。

中京ダ 土:-0.2 月:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。さかのぼって6日間の馬場差を振り返っておくと、不良馬場で行われた3日目は脚抜きが良く、速い時計の出るコンディションだったが、他の開催日は水準かやや速めの時計が出るレベルだった。
 土日良馬場だったのはこの開催で先週が初めてだった。良馬場なら水準レベルというのがこの開催のダートで、先週もマイナスの数値とは言え、水準に近いコンディションだった。連対馬を見ると中団・後方からの差し馬はほとんど土曜日に集まっているが、これは馬場の傾向が変わったというより、メンバーやペースによるものだと見ている。

番組注目馬

  • 日曜中京10R 2着 ザトゥルーエアー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中京12R 1着 ゴールドスーク


馬券Summary

  • 中山芝・差し馬場への変貌

 エアレーションの導入以降「中山の開幕週は差しが効いて徐々に踏み固められて先行馬が残るようになる」と言われている。2回中山の芝を見てみると確かにそのような変化があって、初日から4日目までは差し馬、5/6日目は逃げ先行馬が目立っていた。ところが7日目に雨が降ったのが影響したのか、8日目から急に差し追い込み馬が目立つようになった。(連続開催となる)3回中山の初日/2日目も差し追い込み馬の天下だった。今週の3日目からはBコースに変わるため、傾向が変わるかどうか十分に注意したい。
 今考える限りはまた先行馬が活躍し始めるのではないかと思われるが、その場合は2回中山の初日から8日目、3回中山の初日/2日目に先行して大敗した馬を狙ってみるのも面白い。